大谷盗塁成功
大リーグ・ドジャースのレギュラーシーズンも残すところ４０試合を切った。ベッツ故障以来ずっと１番を打っている大谷翔平は、今日の試合前まで打率.29１、本塁打３９本、打点８８の成績を上げている。
目の前の目標は、本塁打４０、盗塁４０で、あと本塁打１本と盗塁２個になっている。１２０年を超す大リーグの歴史の中で４０－４０を達成した選手は僅かに５人、大谷が達成すると６人目になる。
その中の一人ロナルド・アクーニャ・ジュニア（ブレーブス）は昨季に達成しているので、大谷はアクーニャに次ぎ２年連続の偉業となる。
また、大谷は三冠王達成の可能性も残している。８月に入って打率が１割台で現在２，９１と３割を切り７～８位に下がっているが、首位との差は０，２の範囲であり充分巻き返しは可能だ。
現状のライバルはブレーブスのオズナで、本塁打では大谷が２本の差をつけているが、打点ではオズナに６打点差をつけられている。しかし、これもお互いに射程範囲にあり、オズナは打率がトップなので、当然オズナも３冠王の可能性がある。
大谷が、打率を上げてくれば、必然的に本塁打、打点も伸ばすことができるだろうから３冠王が見えてくる。
しかし、オズナについても同じことが言えるので、やっぱり両者によるつばぜり合いが最終盤まで続きそうだ。「関連：５月６日」
