全国高校野球選手権は今日準決勝が行われ、1試合目の関東第一(東東京)と上村学園(鹿児島)は、関東第一(東東京)が神村学園(鹿児島)を2-1と逆転で破り夏の甲子園では初の決勝進出を決めた。
関東第一は1点を追う7回裏、熊谷の適時打などで2点を挙げ、逆転に成功した。関東第一は甲子園で初めて先発した大後が5回1失点、2番手坂井は4回無失点の好救援で最小点に抑えた。敗れた神村学園は、最終回に反撃したがあと一歩及ばなかった。
関東第一は、1987年の春の選抜大会では準優勝しているが、夏の決勝進出は初めて。東京勢の決勝進出は2011年に優勝した日大三(西)以来13年ぶり。東東京勢では95年に優勝した帝京以来29年ぶりとなった。
第2試合の京都国際対青森山田は、京都国際が今春センバツ初戦でサヨナラ負けした青森山田を3-2と逆転で破り初の決勝進出を決めた。
京都国際は2点を追う6回表、1死満塁から長谷川の適時打で同点。さらに服部の内野ゴロの間に1点を挙げ、3-2と勝ち越した。投げては、2番手西村が5回無失点の好救援。敗れた青森山田は、打線が2回以降に追加点を奪えなかった。
京都勢の決勝進出は2005年の京都外大西(準優勝)以来19年ぶり。
決勝戦は、一日置いた23日に共に初優勝を狙う関東第一(東東京)と対戦する。「関連:8月18日」