正さん日記

世の中思いにつれて

渦巻く騙しの構図、投資話しの落とし穴

2007-01-30 21:06:11 | 社会
 この種のインチキ投資話に、何で簡単に騙されるのか、普通の感覚では信じられない。
「半年で倍になる」などと、架空の投資話を持ちかけ、多額の金をだまし取ったとして、警視庁と静岡、福岡県警の合同捜査本部が今日、健康食品販売会社「リッチランド」(東京都北区、営業停止)会長の佐伯万寿夫容疑者(61)=埼玉県川口市=ら17人を詐欺の疑いで逮捕した。全国約1万人の会員から、総額約500億円を集めたとされる
 このような詐欺事件は、しきも切らなく発生する。その時々、何で騙されるのか不思議でならない。また、このような投資話に乗せられるのは、被害者にも相当な欲得根性があるので100%同情する気になれないのが本音だ。
 それに比べると、いわゆる振り込め詐欺は、被害者に欲得はなく、身内を救いたい一心の弱みを狙う犯人の一方的な金銭詐取なので、被害者には同情の念を持つが、しかし、そこかしこで、しきりに警鐘が鳴らされている中で、どうして騙されてしまうのか、これも不思議の種である。
 世の中は、生き馬の目を抜くと言われるほど、嘘や、方便が飛び交うのが常だが、今も、そのことを毎日のように実感する。
 政治資金、談合、不良製品、耐震偽装、保険金詐欺、インチキ商品等々、どこを見ても騙しの構図が渦巻いている。
 教育問題を、あたかも分かったように大人が論じるが、日頃から、このような大人の嘘や方便を目の当りにしている子供たちは、偉そうにのたもう大人をどのような目で見ているのだろうか。
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