正さん日記

世の中思いにつれて

フランス大統領選は決選投票へ

2012-04-23 09:23:24 | 世界

 今年は、主要国でリーダーの選挙が多くあるが、先ずはフランスの大統領選挙が行われた。22日の第1回投票では、過半数を得た候補者がいなかったため、1位、2位による決選投票に持ち込まれることになった。

 1位には、最大野党の社会党のオランド前第1書記(57)、2位に現職で再選を狙う国民運動連合(UMP)サルコジ大統領(57)の順になった。この結果、オランド氏とサルコジ氏の決選投票が、5月6日に行われる。

 得票率は、オランド氏が28.63%、サルコジ氏が27.08%の接戦となったが、この他、10名が出馬した中で、極右・国民戦線のルペン党首が18.01%、急進左派・左翼党のメランション党首が11,13%、中道・民主運動のバイル議長が9,11%などとなっている。
 オランド氏は大勢判明後、地元チュールで支持者を前に演説し、サルコジ氏を上回る得票について「有権者は(サルコジ政権の)この5年間になされたことに罰を与えた」と指摘。「私は今、次期大統領に最も近い位置にいる」と述べ、決選投票での勝利に自信を示した。

 フランスでは、移民問題が大きな争点になっている中で、移民に厳しい極右派の女性候補ルペン氏が、18%以上得票しており、決選投票では、この票がどちらへ流れるかが、勝敗を決する1つの鍵になっているようだ。

 

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