昨日、注目の袴田事件で東京地検が控訴に当たる特別抗告を行わないことになり、袴田事件は静岡地裁に差し戻されることが決まった。
形の上では、先の東京高裁において、東京地検が証拠とした血のついた袴田さんの衣類5点が捏造されたとの裁定を認めることになり、実質的に袴田巌さんの無罪が決定的になった。
東京高裁が特別抗告を行わないことが決まり、巌さんの姉ひで子さんが、状況が分からない弟に決定されたことを言い聞かせ、喜ぶ姿が印象的だった。
また、20名で構成する弁護団の西嶋勝彦弁護士、事務局長の小川秀世弁護士が喜びをかみしめ涙ぐむ姿も印象に残った。
袴田姉弟は高齢であり、可能な限り早期に差し戻し裁判が行われるよう望みたい。「関連:3月14日」
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