兵庫県の斎藤元彦知事(46)のパワハラや不正行為などについて内部告発した県の元西播磨県民局長(60)が死亡した。自殺と見られている。
5月には、総務課長がうつ病を発症し自殺している。これも斉藤知事の不正問題が絡んでいると見られている。
これらの不幸な死が続いている事態は、斉藤知事の不正やパワハラが影響している可能性について、火のない所に煙は立たぬとの例え通り、隠しようが無いのではなかろうか。
7月10日、県職員労働組合は「もはや県民の信頼回復が望めない状況になっている」として、斎藤知事に辞職を求める申し入れ書を提出した。
これに対し、斎藤知事は会見で「生まれ変わって信頼関係再構築したい」と述べ、辞職を否定した。
しかし、斉藤知事の右腕の片山安孝副知事が混乱を招いた責任をとって辞任を表明、副知事は斎藤知事に辞任を進めたが、斎藤氏は断ったという。
現在、県の百条委員会で事の経緯を調査しているようだが、組合が辞任要求をしたことは当然職員の総意に基づくものであり、最早、知事としての職務を全うできるのだろうか。
斎藤知事は、2021年8月に官僚から日本維新の会、自民党の一部の支援によって知事になった。
しかし、内容はさておき、これだけの物議を醸し出していることは、学歴、職歴はさておき県のトップである知事としての資質に欠けているのではなかろうか。
46歳で県の最高地位に就き舞い上がってしまった感じがする。職員労組から辞任するよう突き付けられているが、選挙で選ばれた立場からどのような判断をするのか。
しかし、こういう人物は自身で的確な判断はできないだろうから、知事に推した日本維新の会、自民党が責任を以って対処すべきではなかろうか。