正さん日記

世の中思いにつれて

感染者暴発、5波を上回る可能性、軽症だが数で侮れないオミクロン株

2022-01-13 16:00:58 | 政治

 新型コロナウイルス感染状況は、オミクロン株を中心に暴発を続けている。クリスマス、年末年始の帰郷、正月のおとそ気分などにより若者を中心に感染が拡大した。

 昨日の全国感染者は約13400人となり、オミクロン株の強い感染力を実証している。

 1日の感染者はアメリカが100万人、欧州が20万人から30人万人となっており、欧州では感染者が50%を超えたというから恐ろしくなる。

 ただ、主流になってきたオミクロン株は熱や咳などはデルタ株などと同じだが、嗅覚、味覚などの症状はなく、ウイルスはのどから上に止まり、肺までは達しないため重症の典型になっている肺炎になる例は少ないようだ。

 しかし、基礎疾患のある高齢者などは重症化になる可能性は否定できず当然軽視はできない。

 重症化については、デルタ株が1000分の5、オミクロン株は1000分の1程度のようだが、オミクロン株の感染力がデルタ株の5倍であれば重症者数は同じになり、感染者が増大することによって医療体制に影響が及ぶ。

 一部の専門家は、感染者数が多いだけオミクロンの方がデルタより質が悪いと語っている。オミクロン株は幾ら軽度といっても罹病者は休まざるを得なくなり、それだけ職場への影響がある。殊に医療現場にその影響が及ぶと医療崩壊に繋がりかねない。

 勿論、製造業など各産業現場への影響についても同様で、あらゆる経済活動へマイナス要因になる。

 ただ、オミクロン株の罹病期間は、デルタ株などより短いので、隔離期間も短くて済むようだ。欧米などではワクチン接種済みの濃厚接触者の隔離期間は設けていない国もある。

 オミクロン株には、既存のファイザー、モデルナは2度では効き目が落ちるようだが、それでも接種しないよりした方が感染しても軽症に済むようなので、3回目の接種が急がれる。

 暫くすればオミクロン株用のワクチンが世に出るとのことだが、それまで既存のワクチン接種で急場を乗り切るしかない。

 当初から言われていたことだが、色々な形に身を変えて襲い掛かってくる新型コロナと、ワクチン、治療薬などの新規開発で防御に徹する人類との長期戦になってきた感じだ。「関連:1月10日

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