正さん日記

世の中思いにつれて

新型コロナ、オミクロン株中心に急ピッチ。沖縄、山口、広島にまん延等重点処置

2022-01-08 11:41:45 | 政治

 新異種オミクロン株を含む新型コロナウイルスの猛威が急ピッチで襲い掛かっている。

 世界では、1日当たりの感染者はアメリカが100万人を超し、イギリス、フランス、イタリアなど欧州でも10万人から20万人の感染者が出ている。

 2月から冬季五輪・パラリンピックが開催される中国は、ゼロコロナを標榜していたが、遂に西安などで感染拡大の状況がみられ、まん延することにでもなれば、世界経済への多大な影響が危惧されている。

 一時、全国で感染者が二ケタに下がって、日本は特別だと思っていたが、多くの専門家が警鐘を鳴らしていたように、新年になって6日に感染者が4000人を超し、倍々の形で急ピッチに増えていく事態になってきた。

 特に、沖縄は6日には過去最多の1400人を超えた。玉城デニー知事は政府に対し「まん延防止等重点処置」の発令を要請した。

 また、同様の理由で山口、広島両県も「まん延防止等重点処置」の発令を要請し、政府は7日の会議でこれを受け入れた。

 沖縄は、米軍基地の外に出る兵士などから感染が拡大していることは間違いないようだ。山口、広島両県も米軍基地から市中にでる米軍関係者から感染が広がっている可能性が高い。

 林芳正外相は、アメリカのブリンケン国務長官に善処するよう要請したが、こればかりは日米地位協定に縛られず、柔軟な対策を講じないと、日本中の米軍基地関係から感染が拡大する恐れを否定できない。

 オミクロン株は、感染力は強いが重症化はそれほどでもないとされていることもあってか、岸田文雄首相は、感染が急拡大している地域では、陽性者全員を入院させるなどとした対応を見直し、症状に応じて宿泊施設や自宅での療養を認める考えを明らかにした。

 これに対し専門家の内、重症化しないという説を甘く見ない方が良いと述べ、高齢者や疾患者などのリスクを重視する必要性を訴えている。

 ただ、これまでと違っているのは、市中抗体、ワクチン3回接種へ、経口薬の実用化、病床の拡充などプラス要因が増えているので、今までとは違って先行き真っ暗ではないことだ。

 やはり、三蜜を避け、マスク着用、手洗い、消毒の実行など従来同様の行動を励行することが何にも増して重要だと言われている。「関連:1月4日

 

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