新型コロナウイルスは、オミクロン株の暴発で欧米中心に世界で感染拡大が凄まじい。
年末まで安定していた日本も、新年に入って感染者が急ピッチで拡大、第6波到来を感じさせている。
殊に、今回は今までにない事態として、沖縄、山口など米軍基地から持ち込まれたオミクロン株が市中の感染拡大の最大原因に上げられていることだ。
せっかくの空港、港湾など万全の水際作戦も、日米地位協定によって日本が関知できない米軍基地にオミクロン株が持ち込まれ、結局、水際作戦の網に穴が空いている状態になっている。
早急に日米地位協定の見直しを図り、アメリカに対し新型コロナ感染防止へ責任を果たしてもらわなければならない。
オミクロン株については、徐々にその特性が分かってきたようだ。今までも言われてきたように、感染力は強力だが、重症化はそれほどでもない。という見方が大勢になっている。
WHOは、感染力の強いことに比重をおいて、警戒を緩めないよう警鐘を鳴らしている。
しかし、「風邪の症状と似ている」などの見方から、従来のデルタ株と同様の対応で良いのか、改めて検討することも必要のようだ。
殊にまん延等防止処置、緊急事態宣言対象のレベルの設定、医療体制など従来とは違った対応をするか否かなど早急に協議することが必要になっている。
医療体制については、インフルエンザ同様かかりつけ医での治療の是非、ワクチン接種、飲み薬の投薬などについて協議を進めるべきだ。
感染が極小段階の際、新年会など計画した団体が多いと思うが、突如、感染が拡大状況になったものの重症化しない模様のオミクロン株主体の感染状況なので、そのまま実施するか、やはり中止や延期に変えるか迷う所が多いだろう。「関連:1月8日」