クライマックスシリーズ（ＣＳ）への進出チームについて、両リーグとも決まったかの感想を書いたが、とんだとんちんかんだった。セパとも２位までは動かないと思うが、３位は、全く分からなくなっている。セリーグは阪神、パリーグは西武ファンには申し訳ない。
昨日の結果を見ると、セでは、４位の阪神が、３位巨人に２ゲームと接近した。残り試合は巨人６、阪神１３で阪神が７試合多い。今晩、明日と巨人、阪神は昨日に続き直接対決、阪神が２連勝すると、ゲーム差なしで巨人と並ぶ。その後は、巨人は中日と３試合残しているが、中日には９勝１０敗２引き分けとやや分が悪い。阪神は、横浜、広島、ヤクルトなどとの試合を残しているが、その結果によっては、巨人に代わって３位に浮上する可能性は充分だ。
一方のパリーグだが、ここへきてオリックスの凋落は顕著だ。１０月５日から昨日まで５連敗、逆に西武は４勝１敗で、３位オリックスとの差は遂に１ゲームとなった。残り試合はオリックスが５、西武は６、オリックス残り５試合の内、対戦成績の悪い日ハム３、ソフトバンク１試合が残っている。西武の残り６試合の内、日ハム２、ロッテ２、ソフトバンク１、楽天１と対戦するが、西武も楽天には分が良いが、あとの３チームには負け越している。
その点、オリックス、西武とも残り試合の相手はきついが、今の勢いから考えると、西武の逆転３位は可能性がある。このようなシーズン終盤の緊迫感はＣＳ制を取った成果だろうか。「関連；１０月１０日」
