今日、20年ぶりに新紙幣が発行される。人物の顔が見る角度によって変化するとか、視覚障害者に分かり易いように工夫しているなど、また、一歩進歩したようだ。
新紙幣の発行は、ATM、券売機、自動販売機などの機能を新札に合わせるために機械の改修を必要とするなど経済効果を期待する点や、60兆円もあるといういわゆるタンス預金を表に出して投資に向けさせるなど幾つかの目的を持っていると言われる。
一方、新札発行により、旧札は使えなくなるとウソを言い現物やキャッシュカードの詐取をするなどこの機を狙った新種の犯罪に注意が促されている。
20年ぶりの新紙幣は物珍しいこともあり、一定の期間は旧札からの変更に新味を覚え、1兆6000億円と見込まれている経済効果はどうだろうか。
ただ世の中は、世界から後れを取っているキャッスレス化に拍車が掛かってきた。その点で新紙幣の使用頻度は20年前と比べて極端に少なくなるのではなかろうか。
気の早い見方として、今回の新紙幣が最後の発行になるのではないかという人もいる。
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