玄米のすすめー6.食べ方について
どんなものをどれだけ食べたらよいかについて前の記事で考えてきましたが、この記事では食べ方について考えてみます。
①朝、昼、夕食と3回に分けて・・・・投稿済み
②腹7分で・・・・・・・・・・・・・前回の記事
③良く噛んで
④楽しく
⑤良いマナーで
等々食べ方を考えなくてはいけません。この中から良く噛むことについて少し詳しく考えてみます。
良く噛むことの効用は
(1 . . . 本文を読む
何をどういう割合で食べるかと言うことが大切ですが、更に大切なことは一日にどれくらいのエネルギーを摂取したら良いかと言うことです。
おいしいものが溢れ、ややもするとケーキは別腹だと言って食べ、過食や偏食になり勝ちです。美味しい物と言えば、脂肪、脂肪の中でも飽和脂肪酸(場合によっては最悪のマーガリン)、砂糖、食品添加物、等を摂取しすぎることになります。
ケーはがどうですか。この美味しい要素に満ち . . . 本文を読む
日本人の食事は、戦後の食料不足の時代から経済が豊かになるに連れて栄養バランスがよ、くなって、昭和35年頃には完成されつつあり、理想的食事と言われる物になりました。その食事は主食である「ごはん」にみそ汁、主菜、副菜、副副菜を揃える「ごはんと一汁三菜」が基本でした。
ごはんにみそ汁と漬け物だけでもかなり良い食事になりますが、主食に魚や大豆や肉類、副食には野菜や海藻やキノコ、季節の旬の素材などを食べ . . . 本文を読む
(1)健康食の原則から外れている
戦後、日本は食料不足で食べられる物は何でも食べなくてはならないという時代だったため、栄養バランスなど考える余裕はありませんでした。一方アメリカでは、余剰農産物(小麦、脱脂粉乳など)が発生しその保管場所にも困るほど在庫過剰の状態だったのです。そこでアメリカ(アイゼンハワー大統領)はアジアへの余剰農産物の輸出拡大を計画し、日本をターゲットに学校給食へのミルクとパン食 . . . 本文を読む
1970年代、アメリカはガン、心臓病、脳卒中などの増加とそれに伴う医療費の増加が問題になりました。そこで1975年にアメリカ上院にマクガバン上院議員を委員長とした「栄養問題特別委員会」が設置され、健康と食事の関係について世界中の食事を分析しました。その結果は1977年に5000ページにものぼるレポート「マクガバンレポート」として発表されています。これによると
①ガン、心臓病、脳卒中の主な原因は食 . . . 本文を読む
2,和食は健康食
日本は気候温暖で雨が多く、四季という変化もあり、気候風土に恵まれているので、変化に富んだ産物があり、また回りを海に囲まれていますので魚や海藻と言った海産物も豊富で、その上世界一の穀物であるお米が良くとれ、昔からお米と野菜、海産物、キノコ、大豆と言った穀菜海食の食事をしてきました。肉はお祭りや盆正月に鶏をたべるくらいで、卵もほんの少ししか食べていませんでした。これは健康食の原則で . . . 本文を読む
ヒトはそれぞれの地域でその地域で手に入れられる食料を食べてきました。穀物が手に入る地域では穀物を中心に、果物・木の実が豊富なところはそれを中心に、草しか生えないところは家畜を飼ってその肉や乳製品を、海の近くでは魚や貝、アザラシというように生きるための食料を如何に確保するかが課題でした。常に飢えとの恐怖におびえていたのです。貯蔵方法も無い時代では出来るだけ体内の脂肪として貯蔵する必要があったのです . . . 本文を読む
動物にはそれぞれ食性と言うのがあります。ヒトの食性はその先祖のチンパンジー、更に先祖を辿ると海の中にいたので、その誕生を考えると穀物、野菜・果物、海の物という穀菜海食と考えれれ、これは歯の構成から見てもそうなっていると言えます。
しかし、食物が豊富でない時代では、とにかく生きるためにありとあらゆる食べ物を食べなければなりませんでした。
ヒトの先祖は食を求めて発生の地アフリカから世界各地に広 . . . 本文を読む
「衣食足りて礼節を知る」と言う言葉があります。食が足りると言うことは量が足りると言うことではありません。食の原則にあった「正しい食事」をして、体にあった食事で栄養バランスの良い食事をすることです。美味しい物、好きな物を食べていては偏食で栄養失調になってしまい、病気になったり、性格が異常になったりします。
肉類を多く食べたりリノール酸が多い油を多く摂取しているとアラキドン酸を多く摂取する食事にな . . . 本文を読む
食品の味を美味しくする脂肪は、カロリーも高く、摂りすぎれば肥満につながります。また脂肪酸によっては血管を収縮させたり、血液をドロドロにしたり、逆に血液凝固が阻止されてサラサラになったりします。結果的にアレルギー、成人病、老化につながります。また、脂肪酸の酸化によって酸素が生じ、それが遺伝子を傷つけてがんになる場合もあります。こうした脂肪の危険性を少しでも防ぐには、体内の脂肪の酸化防止に務めること . . . 本文を読む
美味しい料理を簡単に、美味しい商品を簡単に、そうすることで油脂の使用量が必然的に多くなってきています。油脂は体の細胞を作ったり、ホルモンのような調整物質を出したり重要な働きをしますが、近年の食生活では摂取量が多くなっていること、脂肪酸のバランスが悪くなっていることでいろんな弊害を招いています。
現代の食育でそこの所を教えているでしょうか。子供を牧場に連れていって、牛乳を搾らせたり、バターを手作り . . . 本文を読む
脂肪酸は体内で3つの役割を果たします。①直接エネルギー源として代謝される。②長鎖脂肪酸に変換してプロスタグランジンという身体の諸機能をコントロールする整理調整物質を産出する。③細胞膜や脂肪組織に蓄積され健康な肉体維持に役立つ。という重要な働きをするので大切な栄養で、特にリノール酸、アルファリノレン酸、アラキドン酸の3種は食事からの摂取が必須で必須脂肪酸と言われます。 油脂はカロリーが高く、ダイエ . . . 本文を読む