正しい食事を考える会

食が乱れている中どういう食事が正しいのかをみんなで考え、それを実践する方法を考える会にしたいと思います。

玄米のすすめー5.何をどれだけたべるのか(2)一日の必要エネルギーとごはんの量

2009-04-09 | Weblog
 何をどういう割合で食べるかと言うことが大切ですが、更に大切なことは一日にどれくらいのエネルギーを摂取したら良いかと言うことです。
 おいしいものが溢れ、ややもするとケーキは別腹だと言って食べ、過食や偏食になり勝ちです。美味しい物と言えば、脂肪、脂肪の中でも飽和脂肪酸(場合によっては最悪のマーガリン)、砂糖、食品添加物、等を摂取しすぎることになります。
 ケーはがどうですか。この美味しい要素に満ちています。ケーキの食い放題などは病気になりに行くようなもので、肥満になって内臓を損傷して、メタボリックになります。美味しい物、好きな物は何によって出来ているかを考えるべきです。  かく言う私もかっぱえびせんをちょっとのひとつまみのつもりでしたが悪魔の誘いがあってつまみました。するとこれが理性を働かせても止められないのです。瞬く間に一袋食べてしまいました。カロリー450kcalと表示してありました。ほぼ一食分です。油も飽和脂肪酸を豊富に使っているに違いありません。後に残ったのは後悔の念だけでした。間食はいけません。でも分かっているけれど冷蔵庫を開けて食べられる物を探します。ですから肥満の一歩手前にいます。大体、奥さんが余計な物を買ってくるからいけないんだ。と奥さんに責任を押しつけていますが、自己責任です。ああいうのは最初から手を出してはいけません。・・とこんな状態で「正しい食事」にはなっていません。ですから何が正しい食事かをはっきりさせる必要があり、それを妻にも息子の嫁にも、孫も知って貰いたいのです。

 1日の必要エネルギーを知る必要があります。年齢、性別、身長、体重、生活強度でことなります。といっても分かるものではありません。毎日体重を計って体重が増えない食事量自分の勘で感じ取ることが大切です。毎日体重をつけるだけでもダイエットになるそうです。体重が増えた。何故だ?・・ちゃんと覚えがあります。昼食前にかっぱえびせんを食べた、あれがいけなかった・・と思い至るのです。そして次の日の食事をセーブするのです。美味しい物好きな物が出ると余計に一口、二口、三口とついつい手を出してしまいます。こうして肥満は進みます。
一旦肥満すると、この体重は落ちない様になっています。というのは体重が落ちるという状態は血管の中に糖が無くなった状態で、それは命の危険な状態なのです。最高司令官「脳」の栄養も欠乏する状態で、肝臓のグリコーゲンを使った後、どうしても食料補給が出来ない場合、やっと蓄えた脂肪を使うのです。まずは皮下脂肪から、内臓脂肪を使うのは最後です。内臓に脂肪が溜まると内臓が脂肪に羽交い締めにあっているようなもの、内臓の動が制限されます。内臓には脂肪を貯めてはいけないのです。お腹ぷっくりは危険信号なのです。

 標準体重を知ってその標準体重を維持する食事量を感じで覚えることが必要です。そのためには毎日の体重をグラフに書くことでしょう。私はまだやっていませんが、そこの所は理論と実践で、理論通りに出来ないところに難しさがあるのです。体重が増えたときこれを落とすのはとても大変だと言うことが分かったとき、美味しいから、勿体ないからとたべてはいけないとセーブがかかるようになるのです。焼き肉の食べ放題、飲み放題。一時の快楽甘味を追求して、ジョギングで落とそうとしても、金を出してアスレツックセンターに行って頑張っても落ちません。苦労をします。賢くなって食べ放題などには行かないことです。お金の無駄です。
 食べる物として、エネルギー源としてお勧めは炭水化物です。それを穀物でとること、穀類ではごはんが最高です。ごはんは美味しいので粒のまま食べられます。ゆっくり消化するところがいいのです。そして内臓の働きを少なくしてエネルギーになります。たんぱく質や脂肪をエネルギーにするためには内臓に負担をかけ老廃物も生じさせます。
 食べる量の原則は昔は腹八分といっていましたが、もう一つ減らして腹7部が言いと言われています。
 若い女性(20-30代)の生活強度Ⅱ(中程度)の必要エネルギーは2000kcalです。1日の必要エネルギーの65%位を炭水化物で摂取する(脂肪23%、たんぱく質12%)として計算すると、1日の炭水化物の必要エネルギーは1300kcalになります。
 ごはん茶碗一杯が約150グラム(222kcal)とすると、5.8杯になります。あまり仕事をしなくても、ごはんは1日5杯は食べてもよいと言う計算になります。
 アイスクリームを食べて、ごはんを減らし。ケーキを食べてごはんを減らし、肉を食べてはごはんを減らし、ついには欧米人より肉や脂肪や砂糖を摂取するようになっているのが日本の若者の食生活です。
 ごはんをしっかり食べていると、砂糖入り、油脂入りをたべなくすることができますが、ごはんを食べていないと脳が炭水化物を食べるように命令するので食べたくなるのです。
ごはんの必要量は1日何杯食べて良いのかを計算してごはんと野菜で80%ぐらいになる食事を目指し、ケーキやチョコやお菓子を食べた調整をごはんでするということをしないようにすべきです。

 


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