DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

キャラメルボックス★きみがいた時間 ぼくのいく時間/池袋サンシャイン劇場 

2008-03-24 | ドラマ・映画・演劇・アート


上川隆也ディープファンの友達に誘われて、
とってもいい席で観ることができました♪
上川君の舞台はこれが2度目、キャラメルボックスは初体験です。

きみがいた時間 ぼくのいく時間
ダイジェストムービーもありますが
ネタばれありなので、これから行かれる予定の方は要注意です。

お話はタイムマシンもの。
主人公(上川氏)は1970年・万博の閉会式翌日にタイムトリップします。
タイムパラドックスをふまえた、
ある意味とってもオーソドックスな内容だと思いますが、
舞台という制限のある空間で演じられたにもかかわらず
(いや、だからこそか)すごく臨場感があって、
これは仕掛けられてるよなー、と思いながらも
じわっと胸に迫る部分も多々ありました。

キャラメルボックスは以前から興味があったのですが
人気劇団で、特に上川君出演の時はファンクラブでもなかなか
ゲットできない、とあって、こういう機会でもなければ
行けなかったと思うので友人にはもう大感謝!

で、映像では何作か観ているのですが
キャラメルボックス特有の夢とリアルの狭間のような
なんともまとわりつくような切なさがあって、
それがまた舞台という空間にすごく合っていて、
まさに時空を旅するような満足感がありました。

上川君は役者として、真っ白になって役に成りきって演じるところが
好きな役者さん(役所広司さんや松山ケンイチくんにも通じる気がします♪)
なんですが、
キャラメルボックスはさすが肌になじんでいるというか、
メンバー同士の息があってるというか、
細かなギャグや内輪ネタ含めて楽しませていただいちゃいました。
(まさかブレイクダンスが見れるとは思わなかった!)

&舞台前の注意事項も彼がアナウンスしてるのですが
録音ではない証明に、毎回その日の話題を入れてるのが
妙に面白い。あと携帯電話関係へのしつこい注意が最高に笑えます。
「アナウンスしてるヤツ、うざい!と思われてもいいから」とか
真面目にきっちりと、でも面白いことをさらりとしゃべるのが
彼のイカシタ持ち味だなぁ、と改めて思いました♪

あ、今回舞台はキャラメルボックスはじまって以来の
15分の休憩あり2部構成なのですが、
休憩時間にスタッフが新聞を売りに来ます。
そゆ演出もまた楽しいです。

ダイレクトなエネルギーをそのまま受け取れる。
やっぱりライブはいいなぁ、と思います。


無料配布のパンフも充実。真ん中はお土産用キャラメル♪
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2 コメント

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ご無沙汰しております~。 (ちい)
2008-03-26 13:47:08
キャラメルボックスですか!上川さんが出られるというのを知って珍しいな~と思ってたんです。
私の上川好きは一時だったし(汗)役者さんも数人の方しか知らないし、TVで観たことがあるだけですが、観に行ってみたくなりました!楽しそう~!
お芝居もたまーに見に行くくらいですが、空気感とかテンポとか、独特で面白いですよね。やっぱりライブですね!
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ちい様 (なる@)
2008-03-27 12:01:01
おひさしぶりです!
ちい様のブログにはお邪魔して、おいしい記事や
音楽のお話など、楽しくROMさせていただいています♪

ちい様、上川好きだったんですねー。ファンの友達が熱いので、私も恩恵を被っておりますが、上川氏は私も好きですよー。ドラマでは目に力があって素敵だし、舞台ではまじめだけどズレてる天然な感じの役が多いようで、それがしっくりきます♪役になりきれる役者さんは本物だなぁ、と思います。

キャラメルボックスのような学生時代から仲間で頑張ってやってきた経緯のある劇団は、舞台全体の空気感がよいですねー。息があってるというか。
大御所の蜷川さんのお芝居なんかは豪華絢爛な大掛かりなものが多いですが(それはそれでもちろん「あり」ですが)、私はかえってキャラメルボックスくらいの演出・舞台美術が好きかも、と思いました♪

>空気感とかテンポとか、独特で面白いですよね。やっぱりライブですね!

はい!やっぱりライブです!!(にっこり
機会があれば、ぜひ楽しんできてくださいね♪
返信する

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