「ホオズキ」って鑑賞用だと思っていたけれど、食用もあるのですね。
最近知りました。
食用ホオズキはヨーロッパが原産で、日本でも、すでに10年も前に市民権を
得ていたことを知って驚きました。特にフランス、イタリアでは盛んに栽培
されており、日本では平成に入ってから栽培が始められたそうです。
見た目は観賞用とほとんど同じで果実はオレンジかかった黄色。糖度は
12~15度と高く、味は甘酢っぱくてフルーティーな香りがするようで、
食べた方からは「スモモやプチトマトのような味がする」との感想が出てい
ます。テレビで紹介されることが多くなり、まさにプチブームが起きている
ようです。
ビタミンA,ビタミンC、鉄分、カロチンそして細胞の成長を促進する
イノシトールが豊富に含まれているので、コレステロール値の低下や美肌効
果が期待できます。
最近はそのフルーティな独特の香りと味を活かしてジャム・ゼリー・アイ
スクリームそしてケーキの飾り付けとしても人気が出ているとか。
食用ホオズキにも多くの品種があり、販売されているタネの名前も様々で
す。さらに各地でスイーツとして商品が開発されていますが、その商品名が
これまた可愛かったり、ロマンチックだったりとなかなか工夫を凝らしてあ
り、購買意欲をそそります。
生産地を調べたら、北海道から沖縄まで全国で栽培されていることがわか
りました。
2月頃に種をまき、夏場の太陽に照らされてその実を大きくしていきます。
浅草のホオズキ市で鑑賞用のホオズキを買ったことがありますが、来年は園
芸店でタネを探して、食用ホオズキを家庭菜園に植えてみようかな?
その前に、気になる「ホオズキスイーツ」をお取り寄せして、味わってみ
ることにしよう。一番興味があるのは食用ホオズキをチョコレートでコーテ
ィングしたボンボン。かなり魅力的だ。
<食用ホオズキ 代表的な商品名>
・太陽の子・・・・・・・長野諏訪
・ストロベリートマト・・沖縄
・恋どろぼう・・・・・・秋田
・ほたるのたまご・・・・新潟
・ほおずきんちゃん・・・岩手
・マルSUNチェリー・・長野信州
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