鼠喰いのひとりごと

DL系フリーゲームや本や映画などの感想を徒然に

ナナシノゲエム「アトイツカ」

2008-07-19 07:17:09 | 商業ゲーム(コンシューマ)

プレイ日記3日目~

もちろん
ネ タ バ レ 超 満 載 !!
見たくないって人は、今すぐGo back please!

覚悟はよござんすか? よござんすね?
見ちゃったチクショーみたいな苦情は受け付けないよん?

*********

ここはね~、ゲーム中、最恐ステージだと思いますです。
実在の富士急ハイランド「戦慄迷宮」とのタイアップの舞台も、
この病院だということで、作画もすっごいリキ入ってる!
(戦慄迷宮・確か今日からオープンでしたっけ?)

この後のステージも良い雰囲気なんだけど…
やっぱり慣れが出てくるし、
最終ステージの方はもう、怖さを愉しむというよりも、
作業感が強くなってくるのでねー。



さてさて、今回は、大学の研究室から始まります。
思わず「ループタイ」に目がクギヅケ…の、
大学准教授、大山ホーキ(35)。

…いや、今まで、身近ではすごいオジイサンしか、
巻いてる人見たことなかったからさ。
年寄りのつけるもの、って思い込みがあったのよぅ。
ワタシと同じくらいの年齢の彼がつけてるの見て、
ちびっとショックを受けてしまった…。

それはともかく、
大山教授、IT分野が専門であると同時に、
相当のオカルトマニアでもあるらしく、
小難しーい言葉で、やたら胡散臭いことを語ってくれまする~

なんだかトッテモ長くてまわりくどい彼の話を要約すると、
オダカの死には、呪いのゲームが関わっていて、
それは自分の研究にも通じるものがあるので興味シンシン。
で、ナナコが今呪いのゲームのプレイ真っ最中♪なのは、
まさしく千載一遇のチャンス!調査の協力よろしくね!!

…という感じ。

そりゃあ、このままだとナナコだって危ないわけですし。
一緒に調べてくれる人がいたら、心強いですが…
なんかこの人、いざとなったら、こっちの命よりも
自分のシュミを取りそうな危険性を感じるなー…

…ふむふむ、それで?
このゲームは同一のアドレスから送られてきていると。
そして…そこは…廃病院?

さりげなーく調査の必要性をにおわせ、
キミに残された時間はあと5日だ!という脅し?
をかけてくる大山教授。こ、この雰囲気は…

「キミは、まずこの病院に行くべきだ。
 そこには、ゲームを配信した痕跡があるはずだからね」


…何 で す と ?

うら若い女子大生に、たった一人で廃墟の病院に行って、
呪いのゲームを配信した場所を押さえろと?
大山!こういうときは普通、オマエも一緒についてこんかー?!

しかし、私と違って豪胆なナナコは、特に異論も唱えなかったようで。
舞台はあっという間に、夜の廃病院へ…

っていうか、なんで夜来るかなー。
リコと同じように、大山が「今行け!すぐ行け!」とでも
言うたのだろうか…ナナコって、パシリ体質?


無人で荒れ果てていて…いかにもーな印象の入口ロビー。
入ってすぐ、ナナコがふと漏らします。
「ゲームを配信した痕跡なんてどうやって…」

今それに気付くかナナコ! 遅い!

そしていきなりTSメールが着信!
初回はここで、絶対ビビるぞー。ふふふのふ。
内容は大山のテストメール。
わざわざテストをこのタイミングで…間の悪いヤツめ!

しかも、この後も大山は、のほほんと病院に関する考察や、
「あれせい、これせい」という指令メールを次々送りやがるのです。
ネットで検索した時も、「大山○ネ!」という言葉が山ほど…
気持ちはすごくよくわかる…

さて、話をもどして。
ロビーを数歩さらに奥に入ると…

ガターーーーーン!!!

何か倒れたーーーー!
っていうか、すでに私、ここで涙目。
辺りを見回しても、何が崩れたのかわからず、
ビビりつつもともかく奥へ。
(二回目プレイで見たら、奥の棚が倒れた音でした)

廊下では、開いてるドアが、次々目の前で閉まっていきます。
その後触ってみても開きません!
それに対するナナコの「ダメみたい…」という、
まったりしたセリフがどーにも、気が抜けます。
天然というか…不思議ちゃん、なのか。ナナコ。


なにしろ舞台は廃病院。血に染まった手術代やら、
そばを通るだけでビクビクしちゃうような場所ばかり。
壁のシミはサビなのか血なのか。先に進むのも怖いよぅ。

そして…左側に、ナースステーションがある長い廊下を通りぬけたとき、
ゲームの配信音が!
…しかし、いつものような、ゲームは始まらず、
ただガケのような場面にノイズが走っているばかり。
はて…?

            ……バサッ

なんか今、後ろで音した…
ナナコが病院の廊下を振り返ると…
ナースステーションからずるずると這い出てくる人影!

……ふおぉぉぉ…… 

という、耳元で聞こえる息遣いが、なんともコワイ…(涙)

…初回、私はここですっとんで逃げたのですが、
ゲーム中の『はぢめてのひと』だけあって、こいつは動きが超スロー。
すぐに廊下の一番奥まで走って逃げれば、
振り返って観察する余裕も充分にあります。
落ち着いていきませう。


さて、恐怖初体験♪のあとは、階段を上って二階へ。
通っていくのは、また超コワげな部屋べやです(涙)
トイレには首吊り縄が下がっていたり、
鉄格子のついた病室には、血に染まったベッドに
鎖がグルグル巻きつけてあったり
と、
病院というより拷問部屋か処刑部屋と言ったカンジ。

2周目以降はふんふんほーぅと見られますが、
初回は、いつ来るかどこから来るかとビクビクして、
背景美術を堪能するどころじゃなかったっすよ!!

そして、一つの部屋を開けると、
血手形がぺたぺたとついた壁と、仕切りのカーテンの向こうから、
赤子の泣き声が~…あうあうあー(涙)

…ここ、なかなか先に進む勇気が出なかったー!(号泣)
や、結局何もなかったけども!

カーテンをあけた途端、泣き止む赤子。
そして、置いてある2台の保育機はカラ…。
しばし、どきどきしつつ。次の廊下へ。
やがて、グリーンの公衆電話のある廊下へ出ると。

その途端、

         ……ふぉぉぉぉ……


いる!! ヤツがいる!!!!

見回すと、案の定、曲がり角の向こうから歩いてくる女の姿が!

慌てて走って引き返しますが、廊下は曲がりくねっていて、
保育機のある部屋まで、避難できる部屋はない…
とにかく走りこみ、後ろ手にドアを閉めて…
耳元では、まだ、吐息が聞こえてる… 追ってきてるよ~

すると、いきなりゲームの配信音が!
ぽーーーん…ぽーーーーん…
というでっかい音があたりに響き渡ります。
ひぃぃぃ!!

さすがのナナコもこれには慌てた様子。
「見つかっちゃう…お願い、止まって!」
持っていたTSを、床に叩きつけて壊してしまいました。

しかぁし! 何故か止まない配信音!

ここは、実際やると本気でパニクるぞー。
周囲をぐるぐる見回すと、隣の保育機の上に何故かTSが…
「うそ…どうしてここにTSが…」
おそるおそる手にとって、ゲーム画面を開くナナコ…

っていうか、こんな時に? ゲェムを?


今回の場面は、前と違う街のようです。
縁結びの街…好きな人と結婚するために、いろんな人が訪れる街…
そこで、ちょうど、一組のカップルが結婚式をあげようとしています。
新郎の名は「イクタ」新婦の名は「トモカ」
しかし、そのうちの新婦のほうが突然死んでしまい、
その身代わりに、プレイヤーのナナコの操作するキャラクターが、
イクタに追われることに…

イクタにキャラクターが近づくと即死&振り出しに戻る…らしく、
何度もやり直したあげく、やっと街の外に逃げることに成功。
壊れゆく画面と、音程の狂っていく音楽がとてもコワイ
ゲームの中で最後にイクタが吐いた捨てゼリフは、

「ぜったいに、ゆるさない」


さて、ひととおりゲームをしても、
廊下では、まだ女幽霊がぺたくた歩き回っており、
…はぁぁぁぁ…とか…ふぉぉぉぉぉ…とか聞こえてますが。
…どうするよ?!

意を決してナナコにドアに触れさせると、
「あれがいる時には、ノイズが走るのかも…」
と、ナナコがやっと察しの良いとこを見せてくれました!
そしてゲームを開いてみれば、画面にまたしても走るノイズ…
そして、それを確認した途端、ふつっと消える気配…

なるほど、このゲームは、幽霊センサーでもあるってことですね!
最初のは、それを教えるためのゲーム配信だったのね!
すると今回のゲームは… 
この幽霊に近づいたら殺っちゃうゾ♪ って警告ですかね?
うーむ、懐中電灯の時といい、親切だな。なかなか

そのまま、鳴らないはずの電話のベルに翻弄されつつ
奥の「手術中」の表示が点灯した手術室へ…
入りたくないよなー、こーゆーの。

勇気を出して入ったとたん、ぶいーーーん!とメールが!
大山!! 貴様!!

しかも出だしが、
『調子どう?いわくつきとはいえ、ただの廃病院だしー。
 ヤヴァいことは何も起きないよな!』
(要約)
…などという、こちらの神経を超サカナデするようなモノ。
そしてつけたしのように、病院がつぶれる前に運び込まれた患者が、
オダカと同じ死に様だったという情報が。


超ムカつく。大山
「深刻なことは起きない」って…
このメールを読んでるヨコでは、今、
見えない患者が手術されて死んでるんだぜ!
(手術台のライトがバっとついて、バイタルが一時反応したあと、
 やがてツーーーーッ…と直線に…)
 

降りづらい螺旋階段を下りると、またさらにコワイ部屋の数々が…
なんかヘンなもそもそ音が聞こえる標本室では、再度大山メール。
前のメールの患者…「湯谷」のカルテを探せ、という内容。
一度に纏めてよこしてくんない? こういうの!


さらに進んで、血塗れの風呂場…(死体洗い用?)
死体袋みたいなものが置かれた部屋…
天井が低くなって金網状態の通路…
細くてカベが血とツメ痕だらけの通路…
そして、それらのあちこちには、脅かし役の幽霊が!

いきなりガシャーン!とか来られるのはすげ心臓に悪い!

そして次の部屋は…れ、霊安室?!

っていうか…
モロに誰か寝てるんですけど!!
こいつ絶対動くって!
近づいたら起きるって!


案の定。一歩踏み出したら…ふぉぉあぁぁぁ…と、
ゆっくり起き上がってくる!!

覚悟はあってもやっぱりコワイ! こうなったら…
ナナコを猛スピードで次の部屋へのドアに向かわせよう!

ガチャガチャ!「開かない! どうして?!」
ひいいぃぃぃ! マジ?!

ゆっくりゆっくりと動くヤツを横目に、もと来た扉へ!
そして開けて締めて…

ぎゃーーー! め、目の前にヤツが!!!

も、ぶっとんで逃げましたね。
ものすごい後ろの部屋まで逃げ戻っちゃったよ。
後から攻略サイトみたら、待ち伏せくんは、
ただ立ってるだけで追ってこないので、
落ち着いて、霊安室に戻れば良かったらしい…

でも、さっき逃げて出てきたところに、すぐ戻るなんて…
知らなかったらそんなん出来っこないよー(涙)

さて、心臓に悪いビックリ二連続の後は、本棚いっぱいの資料室?へ。
死体置き場やら霊安室の奥にこんなん作られても…
看護婦怖くて何も取りにこれないんじゃないの?

何故かバラバラに保管されている院長の日記を読むと、
ゲーム機を抱えた男の死体が運び込まれて以来、
患者やスタッフの間にあるゲームがはやりだし、
次々と行方不明になっている…という。

ふむふむ。
この男の死体こそが、カルテを探せと言われた湯谷っすね。

そしてやっとカルテを探し出し、帰ろうとしたところで
再度、ゲーム配信音が。


木々に囲まれた野原の場面。
8個の石像。

…リコの回で見たのと同じ場面です。
でも、一つだけ違うのは…石像、一個、多い。
うん、誰かはもう、わかりますよね。

順番に話しかけ、オダカ(石像)からは
「ここに来ればずっと一緒にいられるからゲームを送った」とか
前回のリコへの態度とは激矛盾の言葉を言われ、
そして次に、以前はいなかった石像…リコに声をかけると…

今はオダカと並んで石像化して、満足してるのかと思いきや、
オダカは本当はナナコが好きだったと恨み言を述べるリコ。

「あんたのせいで!あたしもしんだ…!」
いや、恨む相手が違うでしょうよ。
っていうかゲーム配信したのオダカじゃん!!!

「あんただけはゆるせない! ナナコ!」

…そんなご無体な。と思いつつ現実に戻れば、
幽霊化したリコが、ゴハァァァ…とか言いながら目の前に!

捕まるともちろん即死亡なので、とにかく走って逃げます。
どこまでも逃げます。
曲がりくねった廊下と、あちこちに紛らわしく配置されている
開かないドアに翻弄されつつ、ひたすら逃げます。

初回はここ、マジ怖いから!
まだ操作もなれてない上に、こんなことになるなんて、
予想もしてないから、帰り道、全然覚えてなかったし。
開かないドアをむなしくガチャガチャやって捕まったりさー。

そして…ふぉぉぉぉ……はあぁぁぁぁ…っていう例のアレと、
こちらの名前を呼んでくるリコの声に…さらに涙目。

「…ナーナーコー…ナーナーコー…」
…ぎゃあぁぁぁぁ!(号泣)

ひたすら逃げて逃げて…標本室を抜けると、やっとゴール!
一体どこまで逃げりゃええねん!ってくらい走らされるので、
扉を開けて、画面がぱあっと白くなっていったときは、
超嬉しかったわーーー♪


ちなみに、逃げる途中で振り返ると即死らすぃです。
…そんな余裕も度胸も、私にはナカッタヨ…

ここでやっと、悪夢の廃病院探索は終了なのでした。


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