鼠喰いのひとりごと

DL系フリーゲームや本や映画などの感想を徒然に

煙町

2017-01-26 12:08:39 | フリーゲーム(ホラー)
「煙町 KEMURI-MACHI」 ザッピング型探索ホラー
制作者:HIJIKI様(くらげのかえり道

====================
「ハンプティ」や「夢間急行」など作られた方の作品ですね~
今回は、登場人物の視点を切り替えながら進む、ザッピングを使ったホラー作品です。
基本は一本道で、謎解き難易度は低め。
他の人に影響するエピソードには、ちゃんと目印ついて、ヒントも出してくれてます。
ただ、グッドエンドに至るには、特定の場所である行動をとらなければなりません…
そのヒントは、作者様のサイトにて!…これ、私は自力ではわかんなかったなぁ…


さて、舞台は、巨大なごみ処理場の煙突がシンボルとなっている「煙町」
そこに出現する「ヤミノメ」と呼ばれる悪霊を、複数の登場人物の視点で渡り歩きながら、なんとか退治するゲームです。

最初の被害者が…すごく意外でした。えっ!?って思ったもの。
それ以前&それ以後の誰かの行動で、これを覆せって話なのかと思いましたが、そんなこともなく…
あとがき読んだら、どうやらその意外性は、作者様の狙いだったらしい。

個人的には便利屋弟のキャラが好きです。
なんだかんだと人助けしてるし、物語の中で一番重要な人だと思うの!
…そう、グッドエンドには、彼の存在が不可欠なのでした。

ちょっとだけ逃げがありますが、ある程度引き離すと敵は追尾せず、遠くでモタモタ動いているので、何回か挑戦すればなんとかなるかと…
最後の20秒間鬼ごっこは、グッドの敵が多いバージョンだとやや苦戦するかも?
バッドだと「陽動が甘かったか…」というので、ちゃんと引き付けないとダメかな?って気になりますが、実は影響するのは、それ以前のエピソードの行動です。
無理にひきつける必要はないので、逃げに徹してくださいな。


ザッピング…昔、チュンソフトで街を出して以来歴史は長く、ADVとしては面白いシステムだと思うけど、フリーでは一部の人以外あんまり使う人いない印象…?
(って私が単に、存在を知らないだけかもしれないけど;)
複数の主人公&複数のシナリオを操るタイプだと、調整が難しいのかなぁ…
今作のように、一つのシナリオを全員で解決していく方向の使い方だと、プレイヤーもシナリオの把握に手間取らなくていいかもしれない~


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。