鼠喰いのひとりごと

DL系フリーゲームや本や映画などの感想を徒然に

ナナシノゲエム「アトナノカ」

2008-07-17 02:22:06 | 商業ゲーム(コンシューマ)

さて、プレイ日記を出していきたいと思いますー。
最初に言っておく!
ネ タ バ レ 超 満 載 !!
見たくないって人は、今すぐGo back please!

よござんすか? よござんすね?
見ちゃったチクショーみたいな苦情は受け付けないよん?

*********

さて、最初は主人公の名前入力から♪
ナナシノゲエムから取って、ナナコちゃん。
もちろん女性ですわよ。

初日が始まりました。
ふむふむ。主人公ナナコは大学生。講義中のようですね。
この始まり方、忌引草とチョイ被るなぁ…と思っていたら、
いきなり、ナナコのゲーム機(TS)に、ゲームの配信が! 
送り主は「オダカ」…

…って…誰だっけ?(説明書をヨメ)

それはともかく、授業中なのに堂々とゲームを始めちゃうナナコ。
なんとなくバグり気味の画面には、最初の街らしきものが。
どうやら、ここは水神を祀る街であるらしく、
今夜は、水神さまに人形を捧げる儀式が行われるとのこと…

その後、友達のリコちゃんに話しかけられて、
「オダカ」がリコちゃんの彼氏であることが判明。
そして、今回配信されたゲームは、プレイすると1週間後に死ぬ
呪いのゲームである…というウワサがあるとか。

『それ、私のところにも6日前くらいに来たわよ』と
あっさり言うリコちゃん。全く信じてないモヨウです。
むしろ、彼女の関心は、オダカがゲームにハマって学校に来ず、
このままでは留年の可能性もあるらすぃのに、
連絡がつかない…というほうにあるようで…

で、様子を見てきたいのだけど、
今自分はケンカしていて気まずいから、
ナナコに代わりに行ってほしい…と。

いえそれは構いません、が。
『あとの講義は代返しとくから…』って、
リコちゃん、今行けすぐ行け! とか仰いますか?
『あ、でも、オダカに手出したら絶交だから!』
そんな心配するくらいなら自分で行かんかい。

…結局ナナコは、合鍵を押し付けられ、
行ったこともないマンションの名前を一方的に告げられ、
教室から追い出されてしまいました。なんか不条理なり。

心の底で「ナナコ、友人は選べよ…」と呟きつつ、
仕方ないので校門を目指します。
ここではしばし、移動に関するチュートリアル。
初めての時は、移動のカンジを掴んでおきませう。
(ちなみに、教えて貰わないうちは、
 走ることも振り向くこともできないので、
 2周目以降もお付き合いせざるを得ないのがダルい)


オダカのマンション「ファミール天神」につくと、
廊下の一番奥に、他の部屋より豪華な作りの玄関が。
「尾高」の表札があるということは、ここっすね。
どうやらオダカは金持ちのボンボンである様子です。

ぴんぽーん…   反応ナシ。
仕方なく合鍵を使うも、ドアロックがかかってて開かない。
「先輩、ナナコです。リコから言われてきましたー」
呼びかけるとたったったっと足音がして、
誰かがロックを開けてくれる気配。いざ、部屋の中へ。

…暗い。

そのはずです。廊下の窓は、ダンボールとガムテープで、
べったりといかにも狂気的に塞がれております。
ひぃぃーーっ、と思って振り返れば、玄関ドアの覗き窓や、
フチのところにも目張りのアトが!
それなのにナナコときたら、
「ドアスコープにガムテープ? 防犯対策なのかな…」
といたって暢気。

そういうゲームなんだから、仕方ないか…(涙)と思いつつ、
奥に進んでいくと、リビングのガラス戸にコドモの影が!
…絶対、これ、センパイじゃないよなぁ…(涙)

入ってみると、やはり窓は全て塞がれくらーい感じ。
そのままキッチン方面に向かうと、
背後でドアの閉まる音と、足音…そして、水音。
「せんぱい…ですか?」
そっちが気になるものの、ちょっと好奇心で冷蔵庫開けさせてみたり。
するとナナコちゃんときたら、

「からっぽだわ。リコもたまには手料理作ってあげればいいのに」

あたりはゴミ袋が部屋のスミに散乱し、
カップラーメンの放置された容器からはゴッキーが…という
もぉ絶対ヘン!な事態だというのに…なんという天然…orz


しばらく、寝室の幽霊絵画を堪能したり、
オダカのメモを読んだり(5日たっても最初の街から出られない…)
自動的にスイッチの入るテレビに驚いたり、
遊んだあとで、やっとシャワーの音がするバスルームへ。

さっきまでしていた水音が、バスルームの扉を開けたとたんに
ふっつりと止みます。
そして、そこには、なにやら緑色の粘液状のものがベッタリと…
少し調べてみても何もないようなので、バスルームを出ます。
すると今度は、あのゲームの音楽が…

ウォークイン・クロゼットやら、オーディオ・ルームやら、
いかにも高級マンションな部屋をあちこち堪能しつつ、
音を頼りに進んでいくと、コンクリ打ちっぱなしっぽい部屋へ。

入った途端、ゲームの音楽が止み、あたりは暗闇。
「先輩…そこにいるんですよね」
と、突然、ナナコのTSに、ゲームの配信音!
「またゲーム送ってきて…なんなんですか?」
文句を言いつつ、真っ暗闇の中でゲーム始めちゃうナナコ。
…案外ヲタクっすか?

開いたゲームの中では、大学でプレイした時の街が夜になっており、
どうやら『水神に人形を捧げる儀式』の真っ最中。
たいまつを持った村人の話を聞くと、
「今回の人形はいい出来だ」「まるで生きているようだ」
「今回の人形には名前がある」「名前はオダ…」

オダ……

     ………「カ」?

っていうかセンパイ…生贄?

ぎょっとしながらも、儀式の様子を見るため、
たいまつを貰いに道具やへ。
残念ながら売り切れでしたが、街の中央の井戸のところで、
幽霊っぽい少女に「コレ、アゲル…」と渡されたのは…

ここで現実に戻ると、ナナコの手に、何故か懐中電灯が。

周囲を見回すと、そこはロフトっぽい部屋。
壁には何故か、稚拙なコドモの絵が書かれ、
部屋の上段からは何か緑っぽい粘液が滴り落ちている…

カベにあったオダカのメモを読んでみると、
どうやら、呪いのゲームの噂は本当だったらしく、
(多分、配信してきた人が死んだのかな?)
なんとかゲームをクリアしようと、焦っている様子。
『今日が最終日だ。もう誰にもこのゲームは送らない…
 死にたくない…』

うーん、これは…ねぇ? 来るぞ!って予想つくよね。
懐中電灯を渡されたということは…
つまり『見ろ!』という強烈なメッセージ!

そこに何があるかは、もぉわかりきってる気がしますが、
覚悟を決めつつナナコを梯子に上らせてみます。

まず目に入るのは、真正面に描かれた白い灯台の絵…
そして、その右側、ロフト部分の隅には、
毛布に包まって、ゲームをしているらしい人影が。

「せんぱい…?」
近づき、後ろから声をかけると、被った毛布がするっと落ち…
そしてゆっくり仰向けに倒れてきたそれは…

はーい、お約束。オダカの死体です!

「死んでる…!!」
さすがに天然で豪胆なナナコもパニクったのでしょーか、
気がつけばそこはマンションの外。
後からやってきたリコに「ナナコ、どうしたの?」とか
言われてる始末。
「二人とも全然ケータイ繋がらないし…」
リコ、何を勘ぐってるんだオマエは。
だからそんな心配をするくらいなら自分で行けと(ry
そして、ナナコの「あとの授業の代返」はどうした!

そして、恋人が死んでいる、という話を聞いたリコは
マンションの中に走り去り…悲鳴。
遠くで鳴る救急車のサイレン…

ここで初日、「アトナノカ」は終了したのでした。


To Be Continue…

ナナシノゲエム

2008-07-16 09:14:00 | 商業ゲーム(コンシューマ)

「ナナシノゲエム」

DS スクウェアエニックス
公式サイト

*****

どうやら、この夏のDSソフトはホラーがハヤリ?
ほぼ同時期に3本出て、しかもそれがぜーんぶ、
廃病院が出てくるという!
それぞれカラーは違うものの…
もう少し舞台設定にバリエ付けて欲しいっすよ。

さてさて、前回の廃屋病棟に引き続き、
ナナシノゲエムをプレイしてみました!

開発モトは、FFやドラクエで、ずっと
ギョーカイを引っ張ってきたスクウェア・エニックス。
初のホラージャンル進出ということで!
前評判も随分高かったみたいで、俄然、期待が高まりますね!

…そのうち、長編感動(?)大作ホラーが、
PS3で開発されるってことも、あるのかなー。
うぷぷ♪楽しみですねぇ~。

****

さてさて、プレイしてみたカンジをば。

先日紹介しました「THE 廃屋病院」と比較しまして。
恐怖度はナナシが断然上。
廃屋は謎解き中心で、まだ「自分が事態をコントロールできる」
感じがありましたが、こちらは、ただただ状況に流されるんですよ!
決められた順路を、ひたすら歩く「だけ」の
バーチャルお化け屋敷って感じ。

説明書にも書いていますが、
物音が聞こえる方向がヒントになったりするので、
ヘッドホンorイヤホンは必須条件。
この音響効果が、また、恐怖感を煽るのよーーー♪ 

しかし! 難を言えば、操作が特殊なので、
慣れるまではすげーイライラする…

やっぱり、DSの画面の狭さは開発泣かせだったらしく、
このゲームでは機械を縦持ちして使うんですね。
で、二つの画面を左右同時に使って、視界を広く確保してるの。
(操作はもちろん、右側でしかできないけどね)

それは斬新だし、面白いと思うんだけど…
この持ち方だと、画面の反射が気になるのよね。
昼間の明るい部屋では、まず見ずらくてできません。
カーテン締め切って、薄暗い部屋ならなんとか…って感じ。
夜に暗闇の中でやるのが最適かもしれませんが、
そんな猛者がそう多いとは思えない…(涙)

そして、基本操作の「移動」がまた面倒くさい。
タッチペンで画面中央をタッチしつづけると直進。
画面の上下左右タッチで方向転換or見回し行為。
ドアを開けるときは、ドアのまん前まで直進し、
ドアに触れると次の部屋へ…と、こんな感じなんですが。

私、直前まで、廃屋病棟やってたぢゃないですか。
だから、調べたいモノの近くまで進みすぎて、
壁に顔をくっつけすぎて視界がまっしろとか、
ドアに近づきすぎて視界が真ッ茶ッ茶とか…

すごく、やりずらかったのねん。

まぁ、それでも、タッチペンだけで全ての操作が
できるのであればまだ良かったんですが…
このゲーム、オバケからダッシュで逃げる時などに、
十字キーとタッチペンのあわせ技が必要なんですよ!!

タテ持ちすると、十字ボタンは右画面の下側に来ます。
日本人は右利きの人が多いので、
大抵の人は右手でタッチペンを持つと思います。
必然的に、本体は左手で支えることになるでしょう。
多分、文庫本を開いて持つみたいに、蝶番部分を持つ感じ。

で…その姿勢で、右手のペンで画面をタッチしながら
本体を支える左手の親指を伸ばして十字方向キーを入れろと…


…手の大きい、男のひとなら、ちゃんとDSを片手で支えつつ、
親指が十字キーまで届くのかもしれない。
でも、私みたいにコドモ大の掌のヒトにとっては、
なかなか大変だったのよぅ(涙)

しかも、走らなければならない局面は、
大概何かが追いかけてくる時です。
逃げ切れなければ殺されてゲームオーバー!

廃墟って、障害物多いよね…細い通路とかさ。
ちょっと角度が違うと、ひっかかって進まなかったりするの!
走って逃げてるときに、ちょっと何かにひっかかって、
なかなか進めなかったりするとめっさ焦る!!

焦って走るとドアやカベに近づきすぎて視界ゼロだし、
走る速度は遅いし、操作はしづらいし…指は攣りそうだし!


…夢の中で、何かに追いかけられて逃げようと思うのに、
カラダが思うように動かなくて、焦って怖くて悲鳴モノ!
…って経験、ありませんか?
1周目のときの私の恐怖は、これに近かったー。
早く早く早く逃げなくちゃ。それなのに、身体が動かない!
その焦りと恐怖!!

…さすがに2周目は、捜査にも慣れましたし、
どこで何が起きるのかわかってる分ラクだったけどね…


プレイ時間は、攻略情報を見つつ進んで半日程度。
初回プレイはビビリが入る分、それより少し長くなるかも?
これも他のDSソフト同様、ボリュームのない短期間仕様ではありますが、
廃屋病棟のときに感じた物足りなさは、感じませんでしたね。
ゲームの中で、7日間という期間を区切ってるせいかな?
その日ごとにステージが違っていて、新鮮だからかな?
(廃病院・閉店後のショップモール・廃屋・トンネル・廃ホテルと、
 肝試しツアーのようなこのステージ・ラインナップを見よ!)


そういえば、このゲーム…マップは広いんだけど、実際は、
そんなにたくさん、イベント起きるわけじゃないのよね。
たいていのマップは、廃墟の雰囲気に慄きつつ、ただ通り過ぎるだけ。
でも、どこから来る? いつ来る? みたいな恐怖感が強くて、
さっさと歩いてけないのよん。
それが余計に、マップの広さを感じさせるというか…

オバケ屋敷とかってそうじゃない? 
実際はそんなに広くも長くもない順路が、恐怖の演出効果で、
すごく長く感じるんだよね。

ナナシは、実際のオバケヤシキとタイアップしたイベントも、
用意されているようで…そのノウハウも取り入れたのかな。
やっぱ、うまいなー、大手さんは。


って、操作性だけでこんなに行数使ってしまったヨ。

実は、珍しくプレイ日記もつけてたんだけど。
それはまた次の更新で~

THE 廃屋病棟

2008-07-14 09:17:42 | 商業ゲーム(コンシューマ)

SIMPLE DSシリーズ Vol.42
「THE 廃屋病棟 ~呪われた病院からの脱出」

公式ページ

******

DSで出たばかりのホラーアドベンチャーゲームです。
脱出フラッシュゲームにホラー要素の入ったやつ、と言えば、
わかりやすいかもしれない?

ラスト付近にちょっとアクション系は入りますが、
それ以外はまったりアドベンチャーなので、
じっくりゆっくり、廃屋の様子や雰囲気を堪能できますよん。
謎解きも、比較的簡単。物語りも一本道だし、
アイテムも、使える場所にしか使えないようになってるので、
安心していろいろ試せます。
ステージがわりと狭く、プレイヤーの行動も限られているせいか、
さほど迷うこともなかったな~

数箇所、「これはわからないだろう!」って部分もありますが、
詰まる場所は大体、皆同じ(笑)
攻略情報など検索すると、きちっと出てくるのでご安心♪

気になるグロ度はかなり低めでした~。
白っぽいというか青っぽいというか、古き良き日本的な幽霊ですので、
血とか内臓とかにはエンがない。
時々、扉開けたらそこにいる!とかいうビックリ演出がありますが、
出てきて消えるだけで、基本は襲ってこないので大丈夫。
きままに幽霊うぉっちんぐを楽しみましょう♪

襲ってくる要注意の幽霊は一体だけで、
公式ページで、その画像が見られます。
これで見るとコワげだけど…彼女の出番は、
実はそんなに多くないんですよね。
しかも、出てくる時にはちゃんと予告ムービー付きで
「出るよ!」と教えてくれる親切設計。
不意打ちで瞬殺されたりはしないよん♪

ちなみに、彼女は物語の途中では倒せないので、
ロッカーやら戸棚やらに隠れてやりすごすことになります。
画面の一部をタッチペンで押さえて、ひたすら動かさずにがんばる!

物語のほうは…多少、よくわかんない部分がありますが、
ま、ホラーですからね! 基本的に不条理でも気にしないっ(笑)



それにしても、DSのゲームってすぐに終わっちゃって、
ほんと物足りない。
こんなに雰囲気良いんだから、もう一段階、物語を深くして、
ステージ増やして欲しい…もちょっと長く遊びたいよ。

このテのホラーゲームは、スペックの良いゲーム機になると、
大抵アクション要素が入ってくるので、
トロい私にはクリアできない…(零シリーズで懲りた!)
こういう、まったりじっくり、サクサク謎解き系のやつを、
PS3の超リアル画像で作って欲しいー。

あの夏休みを再び! ぼくなつポータブル

2008-05-30 05:24:28 | 商業ゲーム(コンシューマ)

まあね、そろそろ夏だしねw
ぼくなつシーズンっしょ!

発売されて何年も経っているぼくなつポータブル。
やっとプレイできたよーん。
だって、ウチ今までPSP無かったんさ。
前もって、ソフトだけは買ってあったんだけど!
今回、ダンナが古いタイプのブ厚いやつを手に入れたので、
やっとアニキ君に会えました~

ぼくなつポータブルは、殆どはぼくなつ1の焼き直し。
しかし! 今回は新しい登場人物が3人増えて、
いろんな出来事が、も少しだけ深くわかるようになったのだぁ!

知らない人のために、ぼくなつ1とは。

「ぼくのなつやすみ」2000年に発売されたプレステソフト。
舞台は1975年の「月夜野」と呼ばれる田舎町。
プレイヤーは主人公ボクくんとなって、
夏休みの一ヶ月をここにある親戚の家で過ごす。
一日中外を走り回って昆虫を取ったり、丘から凧をあげたり、
川で魚を釣ったり、その時代の夏休みを追体験するゲーム。

そのため、同時期に子供時代を過ごした30~40代の大人から、
絶大な人気を得て、2002年の「ぼくのなつやすみ2海の冒険篇」(PS2)
そして2007年の「ぼくのなつやすみ3-北国編- 小さなボクの大草原」(PS3)
へと続く、人気シリーズとなった。
現在、制作元のミレニアムキッチンは、数年後まで制作スケジュール一杯とのこと。
次はどんなゲームを出してくれるのか楽しみ…

※うちはぼくなつの記事を多く書いてるけど、別にマワシモノじゃないぞ。


とりあえず、ハードのPSPそのものの感想…
DSよりイイじゃん! と思いました。素直に。

画面が大きくて見やすく、画像も色彩がキレイで高画質!
メモリースティックにデータをセーブするタイプなので、
同じゲームのデータをいくらでも残せるし。
(DSはゲームチップに書き込むから、2つか3つしか残せない)
ネットも繋げるし、ダウンロードプレイもできるし。
非常に多機能で『オトナ向け!』って感じの携帯ゲーム機です。

ただ、ペカペカツルツルの画面は、使う場所によっては反射がキツいのが
ちょっとイヤかなぁ。(自分の顔がモロに写って気が散るよー)

うちは小学生がいる関係上、DSも二機ありますが(子鬼用と私用)
そっちは、PSPに比べてスペック低い感じがする…
ただ、子供向けであるということ、そして、壊れた時のアフターサービスが
充実しているという点で、こっちはこっちでイイな、と思う。
(子供って本気でよく壊す!高いんだからもっと丁寧に扱わんかい!)


えーと、話をぼくなつポータブルに戻しましょう。

一体どこが変わったかというとー。
最初に言ったとおり、登場人物が3人増えました。
アニキと呼ばれる中学生、中学校の教頭先生、萌の親友・ヨシコちゃん。
この三人が増えたことで、今までより少しだけ話が深くなった感じ。
教頭先生の人柄を知ることで、その後見つける「宝物」の重みがわかったり、
ヨシコちゃんの話から、萌の恋愛模様が見えてきたり。

そしてアニキ君の存在は…ぼくなつファンへのサービスかな(笑)

アニキ役の声優さんは、ぼくなつ1のボクの声と同じ人です。
つまり、このゲームで、彼は6年だか7年前の自分と共演したわけ。
なんとなく、ボクくんも大きくなるとこうなるのかー、という
感慨まで沸いてしまう、なかなかおトクな役でした。
(さすがに3では出てなかったよ…なんとなく残念)

そしてアニキ君は、ボクくんがお世話になる空野家の死んだ長男と同じ年…
彼の口から、もしかしてそれはあの子?と思われる言葉がありました。
『この川で昔、溺れて死んだ子がいたっけなぁ』

空野家では、夜に川のほうへ遊びに行くのは禁止されていて、
無理に行こうとすると、おじさんが追いかけてくる(笑)のですが、
もしかしたら、そこには、長男を川で失った経緯もあるのかな…と
さりげなく匂わせるウマい展開なのだ。
(作中では、長男の死因ははっきり明かされません)

アニキ君の見守る蝶のサナギが、ちょうどお盆の頃に孵るのも、
なんとも象徴的ですな。
いいなぁ、こういう…つかず離れずの距離感のシナリオ♪



ホラー系フラッシュゲーム

2007-11-17 09:42:20 | 商業ゲーム(コンシューマ)

例のごとく、フラッシュゲームを見ていて見つけました。
ゲームではなく、クリックで進める「インタラクティブアニメーション」
カチカチとクリックしながら、その世界観を楽しんでください。

不完全アイロニー
「欠陥品収集家」


******
クリック脱出ゲーム。エンディングは二つ。
ある家に盗みに入った泥棒が出合ったものは…
 
私はアイテムの合成に、ちょっと手間取ったなー。

「少女と部屋」

***

こちらは海外モノ。
宇宙生物をクリックで動かして、他の生物に寄生させて行こう!
けっこう難しくて、私は攻略見ちゃったな。
(ちょっぴりグロ注意・苦手な人はしないほうが…)

「The Visitor」


ぼくなつ3・おかわり2杯目!

2007-08-01 05:49:15 | 商業ゲーム(コンシューマ)

というわけで、3周目に突入しています。
どんだけ好きなんだお前は! という皆の呆れ顔が目に浮かぶ…

とりあえず、おかわり1杯目までは、お茶漬けのCMの如く(笑)
かっ込んでしまいましたが、今度は少しゆったりのんびり、
味わっていこうかと思います。
ていうか、あまりにも頑張りすぎて、エンドパターン一種しか見れてない(汗)

さて、2周目にてほぼ、イベントや採集系アイテムもコンプしまして、
あらためて全体を見てみた再感想。

画面・マップの広がり・遊びのバリエーションは3のほうがスゴい。
でも、シナリオ的には、ぼくなつ2のほうが良かったかも?

3はそもそも、登場人物が少ないですからね~
2では、親戚の家が旅館を経営してただけあって、
そこにやってくる旅人との出会いがありました。
毎日こまめに話かけると、それぞれの人生ドラマもなんとなく見えてきたりして。
んーと…17~18人くらいいたかな? 登場人物。
もちろん、毎日全員と話してるヒマもそう無いから、1回遊んだくらいでは、
全部の人の事情はわからない。で、そこが知りたくて何回かプレイしてみたり。

対して3では登場人物は…10人…くらい? 前作の約半分のボリューム。
それはそれで、のんびりまったりプレイできていいといえばいいんだけど。
何回もプレイすることで『より深く知ることができる』オモシロさが
なくなっちゃったなぁ、と。
ただ、これは私がもともとシナリオ重視タイプのプレイヤーだから
持つ感想かもしれないな。

登場人物を少なくするなら、ボクちゃんから聞きたい話題を選べるように、
選択肢方式の会話も良いのじゃないか、などと思ってみたり。
選択肢によって、その後の会話の流れも変われば、いろいろ面白いなぁ。
親しくなったら、もすこし突っ込んだ話も聞けるとか。
礼くんの家の事情とか、勇人の姉ちゃんがどんな人かとか…

そこをあまり見せずに、プレイヤーの想像力に任せてしまうっていう今の作りも、
『世の中の何もかもを知ることはできない』っていう現実味があるんだけどね~



そうそう、前にチラ書きしたけど、羊蹄行ってきたんだわ。
水汲みついでに、真狩の羊蹄山自然公園へ。
このへんの湧き水といえば、京極のふきだし公園のほうが有名なんですが、
真狩にも名水があるのですよ。
ふきだし公園ほど、周囲がきちんと整備されてはいないのだけどね~
私はまだ行ったことはないのだけど、ニセコのほうにも「甘露」と呼ばれる
湧き水があるんだとか。

で、羊蹄山自然公園にも始めて行ったんですが、すごい山が近い!
見上げればそこにそびえるヤマ!
我が家の子鬼は、木に6cmくらいのミヤマがくっついているのをみつけ、
捕まえてご満悦。
行ったの昼過ぎだったのにね。ラッキーでした。
小型ながら、アオカナブンもいましたよ。初めて実物見たけど綺麗なモンだね~

草原にはコドモが遊べる遊具もあって、ここなら1日遊ばせられる
(親は寝てられる)て感じかな。
ゴミは持ちかえりだけど、一応、自動販売機もありました。
ウィンドウに並ぶジュースの横で蜘蛛が巣を作ってたけどさ(笑)
森林学習館にいるオジサンたちも、気さくに色々教えてくれて良かったよん。

唯一冷や汗をかいたのは、林道の中で超つきまとわれたスズメバチ。
私が網を杖がわりに振りながら歩いていたのが悪かったのか、
近くをぶんぶん飛ばれて怖かったー。
いちおう林道歩いてれば大丈夫! という油断は禁物ですよ皆さん。
あんまりスズメバチが近くを飛ぶときは、来た道を戻る勇気も必要かも!

女の戦い

2007-07-17 22:20:33 | 商業ゲーム(コンシューマ)
「薔薇と椿~Rose&Camellia」

華族の椿小路家に嫁いだ女性、玲子。
それは、夫の深い愛に包まれて、幸せを約束された生活であるかのように思えた。
しかし、夫が突然亡くなってしまったその日から、運命の歯車は狂い、
義母たちの執拗な苛めが始まったのだった。
ついに玲子は、長男の嫁として、椿小路家を我が物にするため立ち上がる。
「此の家は私が継ぐのです。私のものです! 庶民の女は打たれ強くてよ!」


****

最も簡単なモードでやっと椿奥様に勝てました。

容赦なく平手打ちしまくれば、ストレス解消にも役立つやもしれません。


ぼくのなつやすみ3 -北国編- 小さなボクの大冒険

2007-07-13 09:42:34 | 商業ゲーム(コンシューマ)
「ぼくのなつやすみ3 -北国編- 小さなボクの大冒険」
プレイステーション3 ミレニアムキッチン

公式サイト 

******

購入から一週間。巷より一足早く夏休み気分に浸っておりました!
まだ一周終ったばかりで、イベントもアイテムもコンプしてませんが、とりあえずレビューいっとく?

今回のぼくなつは、北海道が舞台ということで、地元民なら思わず笑ってしまう地名がテンコ盛り!
・ウーテイ山 = 羊蹄山(蝦夷富士)天然の湧き水がおいしいことで有名
・ウッタラ湖 = クッタラ湖。小さい割に深いところもゲームと一緒。
          水が綺麗で透明度が高い。
・猪茂別町  = 喜茂別(きもべつ)町
・ヒリヒリ岳 = 名前はおそらくホロホロ山。姿は八剣山か定山渓天狗岳…
         ゲーム中で、子供が簡単に登れる低目の山って言ってたので、
         八剣山のほうかな?
         ちなみに、八剣山はオオムラサキがいることで有名だとか。
・桃の川   = 尻別川? 喜茂別川?

あと、実際にある地名として、東京の板橋とか、札幌・小樽・室蘭が出てきます。

ボクちゃんの預けられる花詩という地名は、どこが由来かわかりませんが、
羊蹄と札幌とクッタラ湖をつないだ三角形の中間あたりかなー。
喜茂別町のハズレに、花丘っていう地名あるけど…これかなー。なにも無い山ン中やね。

んー、道南生まれの私には、ヒジョーにいろいろ地名が身近なのですが(笑)
ていうか近いし。

また、作品内で使われる北海道弁も、地元民には馴染みが深い。
「ナンモ」や「いいっしょ」が方言なのは知ってましたが、
「キックラセンキ」って北海道弁?(汗)
いや、普通の言葉じゃないとは思ったけど…方言だったの?
「いやいやいやいや、キックラセンキだべ。やんでやんでこわくてたまんねぇわ」
(意味:ギックリ腰で痛くて痛くて辛くてたまりません)とか、実父はふつーに使ってましたが(汗)
「うるかす」や「いい振りこき」もそうなのか…ダメだ。私は骨の髄まで道産子らしい。
このへんの言葉はナチュラルに使ってしまうわい。
実家は建設業やってたので、出入りする職人さんもみんな方言丸出しだったんだよね。

しかも、私の母の実家は酪農農家。それこそ、夏休みごとに遊びに行ってボクちゃん状態だったわけ。
牛舎には、本当にツバメが巣を作るんですよ。バカっと口開けて可愛いんですよねぇ。アレ。
そんなわけで、このゲームは相変わらず私にとって超ツボです。ツボ。


えーと、システム的には、今までとほとんど変わりません。

変わった点といえば…
マップがやたら広くなった。
水中で魚が手掴みできるようになった。
ムシや魚のサイズが今までより現実に近くなり、遠目で見えづらくなった。
ボクちゃんが着替えられるようになった(靴も脱げる)
ジェットサイダーの王冠の数が増えた! 今回はなんと50個。そのぶん長く潜れるようになった。
虫相撲はカブクワ以外の虫(カミキリ虫・カナブンなど)が増えて多彩になった。
エンディングを迎えて二周目以降は、好きな虫を3匹だけ引き継いでプレイできる。
地元の子供たちとの接点が多く、行事や遊びイベントが多い。
て感じかな?
基本路線は同じなんですが、いろいろパワーアップはしています。

そうそう。ゲーム機種はプレステ3ということで。
絵は…確かに綺麗ではあるんですが、おぉー、と実感できるほどじゃない。
なにしろ、モトの絵がキレイキレイですからね。
ああ、でも、昆虫のアップの画像とか、風景画がすごく細かくなりました。「地デジ」みたいな感じ。


この記事を書くために、公式サイトをつらつら見てたら、こんな一文が。
『綾部和は、旧国鉄時代、日本国内で最後まで走っていた室蘭本線のSLが
廃止されるころまで、沿線の室蘭市に住んでいました。』
なんと! いろいろ共感するナと思ったらどーりで。同郷じゃないかぁ~。
室蘭本線のSLが最後に走る日、駅まで見に行った記憶がありますよ。
SLの運転手さんって、顔が煤でまっくろになるんだけど、不思議と皆イイ笑顔だったんだよねー。
白目と歯だけがまっしろでさ。

***
後日修正~
ヒリヒリ岳なんだけど、改めてゲーム画像見てみたら、
あんまり天狗岳にも八剣山にも似てないわ…(汗)
思えばウッタラ湖も円形してないし、名前だけ貰ってるのかも?

***
さらに後日修正。
実際に羊蹄までドライブしてみてわかった!
ヒリヒリ岳=尻別岳…多分。

羊蹄に近いところにあって、角度によっては羊蹄とよく似て見える山。
アイヌの民話では実際に夫婦山とされているらしい?
ぼくなつの中で「このへんで、ウーテイの次に高い山」とヒリヒリ岳のことを
言っている部分があることも一致してると思うー。

なにより、山頂から羊蹄を見たときの風景が、ゲームの中の画像と似てる…
と思うんだけどどうだろう?

登ってみたいなー、尻別岳。

Candybar Doll Maker 3

2007-06-27 18:33:30 | 商業ゲーム(コンシューマ)
あちこちのブログで最近目にするキラキラ画像。
どうやら、Candybar Doll Maker 3、という似顔絵アバター作成ツールらしいー。

で、さっそくやってみました!

うぉー、なんか、選択肢がすごいぞ!
たくさんありすぎ!
しかし、みんな妙にキラキラでテカテカでフリフリで少女趣味!

…げんえきじょしこぉせぇ辺りはいいかもしらんが、
オバサンにはちょっと無理があるかも…(汗)

基本的に、ツヤ消しが好きなのに…
などとブツブツ言いながら出来たのがコレ
いいところ、似ているのは性格悪そなとこだけですかね。

…この画像を、横にぐいーっと引っ張って2倍くらいの太さにすると、
案外実物に近い感じになるやもしれません。