大晦日 奇跡のりんご

こんばんわ　　鈴木有機農園です。　

　平成２４年まで数時間を残すばかりになりました。　　１０００年に一度と言われる大震災に巡り合ってしまいました。　　町並みはだんだん復興に向かっているのが手に取るように分かりますが、人間の復興には手つかずの所もあり、これからがもっと大変です。　　農業はどうか？　　植え付けまで何年かかるのだろう。　　地盤整備後の担い手の確保が出来るのだろうか。　　まとめるリーダーが育つのか。　　ＴＰＰに対応できる農業が出来るのだろうか。　　後退思考に陥ってる農民を奮い立たせるぐらいの農政があるのでしょうか。　　あまり期待しない方が落胆も少ないので、身近な所から地道にやるしか方法はないようです。

　奇跡のリンゴがを徹さんに貰いました。　　有名な青森の木村秋則さんのリンゴです。

　　 奇跡のリンゴ

　証明書付のリンゴです。　　［最も厳しい過酷な環境で育てた樹の実です。　　外観など一般栽培品には見劣りしますが、ご安心の上皮つき丸かじりしてください。］　また、リンゴの木が生育しやすい環境作りに奉仕しているだけです。と記されています。　　大晦日に奇跡のリンゴが届く、奇跡かもしれません。　　来年は明るい話題が・・・　　いっぱいありますように。　　

　鈴木有機農園のブログを見て戴きありがとうございました。　　鈴木有機農園にお手伝い・ご援助・ご支援戴きました皆様、感謝いたします。　　これからも見捨てないで～　お願いします。

あと一日 初釜の道具

こんばんわ　　　鈴木有機農園です。

　激動の２３年があと一日になってしまいました。　　今、かたずけに追われています。　　お茶の宗久先生が、お花を生けに来てくれました。　　毎年暮れの３０日にお花を持って訪ねてくれます。　　お茶会に着た着物と袴を預かっていたのを洗濯屋へ出して、持ってきてくれました。　　お代を支払うのも忘れてしまうほど、感激と感謝です。　　師弟関係がこのようですから、お茶はやめる訳にはいかないのです。

正月を飾る生け花　

　１月３日の初釜に奈良の筌伸園の久保さんから贈られた茶筅と茶杓・灰吹・蓋置きを活用してもらう事にしました。　　青竹製ですので、初釜にもってこいと喜んでました。　　なかなか道具屋さんでもこのような青竹のものが手に入らないそうで、久保さんのお陰で、初釜が引き立つと思います。　　筅伸園の話題でも盛り上がると思います。　　初釜に呼ばれて見たいと思う方は、鈴木有機農園のブログへコメントいれてください。　　長町の先生宅で初釜です。

高山茶筅 ＴＶ放映（復興稲作り）

こんばんわ　　　鈴木有機農園です。

　奈良の生駒市から茶筅とお茶道具が贈られました。

　　 贈られた茶道具　　

　震災ボランテァに来てくれた林さんご夫妻の招きで、生駒に行ったときに、お茶を点てる時に何時も茶筅がこんなに精巧につくれるんだろうと作っている所を見たいものだと思っていました。　　林さんの計らいで茶筅作りを実演して見せて戴いた茶筅の町・高山町の筌伸園の久保さんからです。　　とっても面白く工程を実演して頂き、芸術品を大事に使わなくてはと思った矢先に、久保さん曰く　「茶筅は一回きりの使い捨てだったらいいのに…」　とユーモアのある職人さんでした。

　東日本ＴＶで鈴木有機農園の復興・稲作りが放映されました。

東日本放送の映像

　皆んなの力の集結が為されたプロジェクトだったと改めて感じました。　　

明日午前ＴＶ放映

こんばんわ　　　　鈴木有機農園です。

　明日９時５５分から東日本放送で、鈴木有機農園の１年の取り組みが、「立ち上がろう！　宮城のチカラスペシャル」で放映されるそうです。　　震災から立ちあがる宮城の人々にスポットを当てた復興物・・・　　１時間番組の中で放映になる筈です。　　夕方、久しぶりにＫＨＢの都田デレクタートと会いました。　　都田さんは聡明な方で、取材に来る度に農業の事を勉強してくる女性で、今の被災地の現状等が話題でした。　　来年もっと厳しい現状が農業には起こってきます。　　誰かがやってくれるだろうは、後退につながります。　　３年先、５年先を見据えた農業経営が不可欠と思います。　　ＴＰＰ問題は農家だけでなく、消費者にとっても、もっと関心を持たなければならない問題です。　　ＴＰＰは復興と相まって大きなダメージになると思います。　　

　世の流れに流されないように、信念を持って頑張らなくては・・・・・　　

正月用の餅つき 老いらくの恋

こんばんわ　　　鈴木有機農園です。　

　今朝５時から正月用の餅つきでした。　　いつもの半分です。　　

餅つき

　４時頃から配達で７時頃まで掛りました。　　正月前の大イベントです。　　３人のお手伝いを貰っての餅つきです。　　毎年同じ人ですので、分担が出来ていて、手際良く事が運びます。　　火の番が一番重要で、蒸け上がりが能率を左右するからです。

　最後に届けた司法書士の事務所では、おばあさんが私を待っててくれました。　　懇意にして貰っている司法書士のお母さんです。　　１月３日になると、９４歳になるそうで、多分雪降りの時に生まれたのでしょう。　　名前がゆきさんです。　　看護婦長までした元気なおばあちゃんです。　　毎日旦那さまの仏前ににお酒をお供えして、それを嗜んでいるそうです。　　「惚れている私の入る隙がないですねぇ」と大笑いしてきました。　　おばあちゃん曰く、「老いらくの恋」ですか。　　打てば響くようなユーモアのある素敵なお母さんです。