座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

今朝の境内

2012年03月18日 | 境内の様子

今朝は霧に包まれた一日の始まりとなっております。

明後日には、春分の日を迎えますが、まだまだ寒暖の差が激しい日々が続いております。昨日は氏子地域で火災が発生し、消防団として出動して参りました。火の元に十分注意し、火事のない街づくりに消防団としても邁進していきたいと思います。


お宮詣り

2012年03月16日 | 御祈祷・授与品

本日は大変良いお天気でしたが、花粉症の皆様は如何でしたでしょうか?神職の中にも花粉症がおりまして一日中くしゃみや目がかゆく花粉症の方にとっては大変な一日になったのではないでしょうか?

本日は、知り合いのご家族がお宮詣りに御来社くださいました。一番上のお嬢様も当社でお宮詣りをご奉仕させて頂きましたが、お子様の成長は大変早いもので大きくなっておられました。

 

大神様の御加護を頂きましてお子様がすくすくと成長されますこと御祈念申し上げます。

明日は10時より神前結婚式が執り行われます。御祈祷の方には少々お待ち頂くこととなりますが御了承お願い致します。

 


彩り

2012年03月15日 | 境内の様子

境内の梅も見頃となっております。

桜は現在蕾を膨らませておりますが、まだまだの様です。梅、桜とこれからの季節境内も彩りを見せる時期です。お近くに立ち寄られましたら、ご参拝と境内散策をしてみて下さい。


神青協一都七県協議会研修旅行

2012年03月14日 | 社外活動

本日は大変穏やかな一日で、大安戌の日ということもあり、安産祈願をはじめ初宮詣また地鎮祭の奉仕をさせて頂きました。

3月12日、13日と関東の40歳以下の神職で構成致します神青協一都七県協議会の研修旅行に参加して参りました。今回は千葉県木更津市、鴨川市、千葉市の神社を正式参拝を行い、各お社の宮司様のお話を拝聴させて頂きました。

初日は木更津市に鎮座致します、八剱八幡神社での参拝を行いました。この神社は、ものすごく大きな神輿があり、当社の神輿の約2倍近くの大きさに目を奪われました!

 

御社殿の前で。

本当に大きな神輿でした!

翌日は、早朝より鴨川市に鎮座致します天津神明宮をお参りさせて頂きました。宮司様より大変貴重なお話を伺い、また、大変境内も工夫がなされており勉強になりました。

次に、千葉市稲毛区に鎮座致します稲毛浅間神社にお参りさせて頂きました。この神社は共に神青協一都七県協議会で事務局をさせて頂いている禰宜さんのお宮です。境内地も広く素晴らしいお宮で、参考になることが多く、勉強をさせて頂きました。

この様に、当社以外のお宮で参拝させて頂くと本当に勉強になります。来週は、福井県で神道青年全国協議会の研修が行われます。大変貴重な講演が行われます。来週ブログでお伝えできればと思います!


神事と幕

2012年03月13日 | 神社知識・作法・歴史

お祭りに際して斎場を飾る調度品というのは欠かせないものですが、その中の一つに「幕」があります。

幕と言って最初に思い浮かぶのは「紅白幕」ではないでしょうか。慶事=紅白、というイメージがあり、今の時期ですと卒業式や入学式で目にするものでもあります。ですが、お祭りで紅白幕のみを使うようになったのはそう古いことではないようです。

地鎮祭での紅白幕

神社では横方向に縫い合わせたものを「幕(まく)」、縦方向に縫い合わせたものを「幔(まん)」と言います。

いわゆる紅白幕はこの「幔(まん)」の一種なのですが、幔には白一色の「白幔(はくまん)」、紅白・黒白・五色(青黄赤白黒)などの色で作られた「斑幔(はんまん)」、あるいは布地によって「錦幔(きんまん)」、「絹幔(けんまん)」等と様々な種類があり、用途により使い分けられてきました。

この中で黒白の幔は「鯨幕(くじらまく)」と呼ばれ、今では葬儀などの弔事に使われることが一般的ですが、実は慶事・御祝にも用いられています。

黒は平安時代は高位の文官の装束の色であったように、格式の高い色でした。なので鯨幕は古くより重儀の時のみ用いる特別なものであったようです。現在でも、皇室の慶事や大社の神事では鯨幕を用い、紅白幕は使わないという事です。


もうすぐ満開!

2012年03月12日 | 境内の様子

本日は、春らしい陽気になりました。

先日までの冷え込みで、梅花の満開はまだまだと思っておりましたら、

本日の陽気で全体的に七、八分咲きになってまいりました。

 

参集殿前

手水舎前参道

社務所前

今週末には、満開になりそうです。

また、桜の蕾も少しづつではございますが、膨らんできてるようです。

桜の開花も待ちどおしいですね。


東日本大震災の日

2012年03月11日 | その他

未曽有の被害をもたらしたあの東日本大震災からちょうど一年が経ちます。テレビやラジオ等でご周知の事とは思いますが、都内の国立劇場では天皇陛下御出席のもと追悼式が行われました。また、それに伴ってこの鈴鹿明神社でも今朝、禰宜奉仕のもと東日本大震災復興祈願祭を執り行いました。

2時46分。震災によって亡くなられた方々の御霊が安らかなりますよう、震災の発生時刻には黙祷とともに鐘楼にて鐘を鳴らしました。


梅の開花は?

2012年03月10日 | 境内の様子

本日も大変寒い一日となっております。

境内の梅もまだまだ満開には程遠いところです。しかしながら少しずつ色づき始めています。

参集殿前の梅

神輿庫裏の梅

社務所脇の梅

明日は、雨はあがりそうですが気温は最高9℃程度とのことです。暖かかったり寒かったりと気温の変化がありますのでお風邪をひかないようお過ごし下さい。

本日は、時間の合間を縫って巫女が浦安の舞の練習に励んでおります。


紙垂について

2012年03月09日 | 神社知識・作法・歴史

本日は一日雨が降りしきり寒い一日となりました。花粉症の方は少しほっとしたのではないでしょうか?社頭も静かだったため、本日は紙垂(しで)を作成致しました。

紙垂(しで)とは、皆さんもよく神社でお見かけする注連縄に付いている紙のことを紙垂と言います。この紙垂は、古事記に出てきており上巻の天岩屋戸の条に、

「天香山の五百津真賢木を根こじにこじて 上枝に八尺勾玉之五百津之御須麻流之玉を取り繋け 中枝に八咫鏡を取り繋け 下枝に白丹寸手、青丹寸手を取り垂でて」

という記述に由来するものであります。と言っても分かりづらいですよね!

古くは木綿を用いていましたが今は紙片が一般的になりました。注連縄につけてこれを垂らし、神域を示す象徴として用いられております。

手水舎の紙垂

相撲における横綱も土俵入りの時は必ず化粧まわしの前に注連縄に紙垂を付けて上がります。これも土俵を神域と捉えていることに由来するのでしょう。

本殿の紙垂

神域に入る前は、気持ちを落ち着けてゆったりとした心でお参りしてみて下さい。


春の話

2012年03月07日 | 境内の様子

昨日今日と驚くくらいの暖かい風が吹き、ようやく春らしい天気になりました。暦の上では今は「啓蟄」という時期にあたり、春を迎えて虫たちが動き出す頃、といわれています。

遠い話で恐縮ですが、昔、古代ローマでは今の3月が一年の始まりだったそうです(うるう年の時に2月が1日増えるのはその名残)。冬が終わり草木が生えてきたころ家畜の放牧を始めたのに由来するそうですが、今年は寒い日が続いた分、まさに今は一段落ついたような心持です。

とはいえ、三寒四温という言葉もあります。気温の上がり下がりが大きい時期でもありますから、あまり気持ちを抜きすぎないようにしたいものですね。

穏やかな一日でした。梅はまだ二分咲き未満といったところですが・・・


神葬祭奉仕

2012年03月05日 | その他

本日神葬祭のご奉仕がございます。一般の方はなかなか聞き覚えのないと存じますが、いわゆる神道のお葬式です。

伊勢国豊受大神宮の祠官、中西直方の詠歌集の中に

「日の本に生れ出でにし益人は神より出でて神に入るなり」

とあります。日本人としてこの世に生れ出でし人々は、祖先の神より霊を戴いて来たのであるから、祖先の神のところに帰るのだという死生観を明確に表しております。

神葬祭から祖霊祭の式次第を見ても、全てこの信仰心が基礎となって執り行われております。

通夜祭

一 修祓

一 遷霊祭祭詞奏上

一 遷霊の儀

一 斎主一拝

一 献饌

一 通夜祭祭詞奏上

一 玉串奉奠

一 撤饌

一 斎主一拝

と通夜祭奉仕させて頂いております。

 


小池白髮弁財天社竣工奉告祭並びに例大祭・神社境内社厳島神社例祭

2012年03月03日 | 兼務神社

本日は、3月3日ひな祭りです。このひな祭りは上巳の節句とも言います。この日、ひな人形をかざり、白酒、菱餅、桃の花などをお供えします。女児のための行事として広く親しまれていますが、元々は祓の行事でした。形代(かたしろ)の人形(ひとがた)が、後に立派な美しいひな人形へと変化して、現在のようになったと言われております。

本日は、以前ブログでもお知らせした、座間市栗原に鎮座致します小池白髮弁財天社の竣工奉告祭並びに例大祭を宮司、禰宜、巫女2名でご奉仕させて頂きました。

多くのご参列の皆様を戴き盛大に斎行されました。

神前神楽浦安の舞を奉納致しました。

玉串を奉り拝礼。

式を滞り無くお納めし、社殿脇の石碑の除幕式を行いました。今回の御造営に関わられた皆様の芳名板です。多くの皆様にご協力を戴き、立派な小池地区をお守りする氏神様の社殿が完成致しました。誠におめでとうございます!

また、本日、当社弁天池内に鎮座致します厳島神社にて、午後3時より例祭を斎行致しました。この社殿には、広島県廿日市市宮島に鎮座致します、厳島神社より御霊分けを戴いた神社でございます。毎年3月3日に例祭を斎行致します。本日は、禰宜、権禰宜によりご奉仕させて頂きました。

弁財天は皆様も御存知の通り、七福神の一員として宝船に乗り、縁起物にもなっております。この近くで言えば、当社の北側にございます、龍源院は相模七福神の一つで弁財天をお祀りしているお寺です。神奈川の神社で言えば、江島神社が有名ですね!

日本には八百万(やおよろず)の神々がいらっしゃいます。それぞれの神社でお祀りしている御祭神が異なり、様々な御神徳がございます。皆様も神社へお参りした時、ごのような御祭神・御神徳があるか調べてみるとまた違った角度からお参りできると思います。

それにしても本日は、暖かい天候に恵まれ気持ちのよい一日でしたね!


3月祭事予定

2012年03月01日 | 神社祭事並びに行事予定

昨日とはうって変わって、本日は温かい日となりました!境内の雪もまた、雪だるまも徐々に溶けて参りました。

早いもので3月になりました。今月の祭事予定です。

 3月1日(木) 月次祭

 3月2日(金) 安産戌の日

 3月3日()9:30~小池白髮弁財天竣工奉告祭並びに例大祭

 3月14日(水) 安産戌の

 3月15日(木) 月次祭

 3月17日()10:30~神前結婚式

 3月20日(祝日・火) 9:30~神前結婚式

 3月22日(木)10:00~座間市戦没者慰霊祭 神社内慰霊堂前

 3月24日()14:00~神前結婚式

 3月26日(月) 安産戌の日

3月17、20、24日は神前結婚式がございます。式開始15分前から開始後30分の間は、少々お待ち頂くこととなります。ご了承ください。

少しづつ暖かくなる時期です。月末ぐらいには桜も咲き始めると思いますが、この天気で蕾もまだ小さく少しずれこむかもしれません。何れにしても春の開花が楽しみです!