座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

鳥居について

2011年09月13日 | 神社知識・作法・歴史

神社特有の建築の一つに『鳥居』があります。神社の地図記号にもなっていますし、神社のシンボル、と言っても過言ではありません。石、銅、コンクリートなど材質は様々ですが、神社の入口を示すものとして広く知られています。

鈴鹿明神社の鳥居

鳥居の語源は文字通り「鳥が居る所」、または「通り入る」が転じたものなど諸説ありますが、あまりに起源が古くはっきりしていません。多くは神域全体の入口として参道入口に設けられていますが、神社の中には本殿までに幾つもの鳥居を持つところもあります。これは神様に近づくにつれ、清浄さが高まってゆくことを表しているといいます。

形態は、二本の柱の上に笠木(かさぎ)を載せ、その下に貫(ぬき)を入れて柱を連結したものを基本型とし、神社全体の建築や御祭神の性格に応じたさまざまな様式があります。伊勢神宮の「神明鳥居」、靖国神社の大きな「靖国鳥居」などが有名ですが、当社の鳥居はその名の通り「明神鳥居」と呼ばれるものです。

末社 稲荷社の鳥居

鳥居は神域を表す神社の門ともいえますので、鳥居をくぐる際は大神様に敬意を表し御神殿に向かい一礼をし、出る際も振り返りお辞儀をするのが望ましいとされています。


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