座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

鬼門札

2013年04月30日 | 御祈祷・授与品

本年度も社頭にて「鬼門札」の頒布を始めました。

鬼門札は家の玄関に祀り、外からの災いを防ぐための御守札です。また家の鬼門からの悪事を避ける、という祈願も込められています。

“鬼門”とは土地や家の方位のうち“艮(うしとら)”、つまり北東の事で、災いの出入りする方角と言われています。縁起が悪いとされる方角で、昔話などで絵に描かれる鬼が牛の角を生やし虎の腰巻を着けているのはこの艮から来ているそうです。

家相ではこの艮と逆の南西、“坤(ひつじさる)”は“裏鬼門”と言い、鬼門と並んで縁起の悪い方角です。反対に南東“巽(たつみ)”と北西“乾(いぬい)”は縁起の良い方角で、こちらは人の名字にもなっています。

この鬼門・裏鬼門を不浄にしておくと災いを呼びやすくするという話があります。家相はこの鬼門の考えで全てではありませんが、ご家庭の鬼門と裏鬼門、一度見直してみてはいかがでしょうか。


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