座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

5月1日

2013年05月01日 | 神社祭事並びに行事予定

今日は5月1日、皐月(さつき)の月次祭の日です。

皐月とは“田植えの月”の事で、「皐」の文字には明るい・高い・広がるという意味もあります。今日はこの季節らしい快晴に恵まれ、本殿と摂社末社の神饌を普段通り改める事ができました。

 

今月、5月の神社祭事予定は以下の通りです。

 1日(水曜) 月次祭

 8日(水曜) 安産戌の日

 11日(土曜) 神前結婚式

 15日(水曜) 月次祭

 20日(月曜) 安産戌の日、神前結婚式

 25日(土曜) 神前結婚式

社頭では「まことの道」と称して月替わりで神社に関する和歌・格言を紹介しています。今月の言葉は写真にあるように 『神道は日用の間にあり』 です。

原文ではこうなります。

 “玉串を持、神語唱る事等は、祭庭などの儀式、是も亦神道の一事にして尤も重しとする所なり。 されど此事計を神道と思ふは、天を管の穴より覗きたるに等し。 管の穴より見たるも、天にてなきにはあらねど、それのみにては余りにもせばき事也。 それ神道と云は、人々日用の間にありて、一事として神道にあらずと云事なし”(度会延佳、慶安3年著「陽復記」より)

 “(意訳)玉串を捧げ祝詞を読み上げ、祭典・儀式を行う事は神道の一面として確かに重視するところである。 しかし儀式を行う事だけが神道だと思うのは、まるで空を筒の穴から覗いているようなもので、狭い一部分だけを見ているに過ぎない。 神道とは毎日の行為が神様の御心にかなっているかを反省し精進することで、その見方に立てば日常全てが神道と通じているのである。”


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