お正月まであと二週間を切り、新年に向けて縷々準備を進めております。年に一度の御参りの皆様も多い存じますので、今日は手水の作法についてお話し致します。
手水とは、神社でお参りする際に先ずは、心身を清めます。そのために設けられているのが手水舎となります。
先ずは、備え付けている柄杓(ひさしゃく)を使い、(※この一杯の水ですべてを行います。)水を汲みます。次に左手を清めます。次に持ち替えて右手を清めます。次に、柄杓を持ち替えて左手で水を受け、口をすすぎます。(※このとき下の絵のように、決して柄杓に口をつけてすすがないようにして下さい。)
口をすすいだら、もう一度水を汲んだ左手を清め、最後に残った水で、柄杓を立てて、ひしゃくの柄を清めて手水は終了となります。
なかなか覚えるのも大変だと思いますので、当社の手水舎右上に手水の作法を記した看板がございますので、お参りの際はご参照ください。
徐々に寒くなってきておりますので、皆様お身体御自愛下さいまして、新年をお迎えになって下さい。神社も皆様をお迎え出来るようしっかりと準備を進めて参ります。