夕陽の宍道湖畔を走る特急やくも号。
われわれ島根県人にとっては懐かしい風景で
見ているだけで郷愁がこみ上げる。
ある時はお盆休みに、ある時はお正月の帰省で
何度この線路を走ったか数知れない。
われわれ島根県人にとっては懐かしい風景で
見ているだけで郷愁がこみ上げる。
ある時はお盆休みに、ある時はお正月の帰省で
何度この線路を走ったか数知れない。
東京や大阪から新幹線で岡山へ。
岡山から特急に乗り換え伯備線で米子、松江、出雲へ。
それが「やくも号」のいつものルートだった。
険しい中国山地を縫うように走る路線はカーブが多く
通称「ふりこ電車」は揺れが激しくて
すぐに乗り物酔いになるなど閉口したものだった。
それでも車窓に宍道湖が見えてくると
ああ、ふるさとへ帰って来たとホッとしたものだった。
岡山から特急に乗り換え伯備線で米子、松江、出雲へ。
それが「やくも号」のいつものルートだった。
険しい中国山地を縫うように走る路線はカーブが多く
通称「ふりこ電車」は揺れが激しくて
すぐに乗り物酔いになるなど閉口したものだった。
それでも車窓に宍道湖が見えてくると
ああ、ふるさとへ帰って来たとホッとしたものだった。
その思い出深い特急やくもが引退すると言う。
旧国鉄時代から変わらず定期運行を続けて来た車両が廃止され
新型車両に生まれ変わるというニュースを聞いた。
そんなロートル列車だったのかと驚く半面
やはり一抹の寂しさがつのる。
ふるさとへの思いを乗せて走り続けて来た特急列車。
郷愁をこめてご苦労さんと言いたい。
最後のラストランがいつになるかは知らないが
その時はぜひ田舎へ帰りたいと思う。
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