北斎がやって来た！

雑誌「サライ」を買いました。
記事も写真もなかなかにクオリティが高くて
以前からお気に入りの雑誌です。



今月号は葛飾北斎の特集です。
今さら説明の必要もないとは思いますが
日本を代表する、いや、世界を代表する画家の一人ですね。
生涯に３万点もの作品を残した北斎は
つねづね「絵にかけぬものはない」と豪語していて
まさに森羅万象、この世のすべてを描き尽くした天才絵師です。
浮世絵版画の最高傑作「富嶽三十六景」はもちろん
その大胆な構図と迫真の写実力には誰もが驚愕してしまいすねえ。
買ったばかりでまだパラパラと見ているだけですが
なかなか迫力のある写真ばかりで
久しぶりに北斎を堪能しようかなあ・・・などと。

国立西洋美術館にも北斎がやって来ました。
今週末から始まる「北斎とジャポニスム」と題した展覧会。
うーん、今から楽しみですねえ。
ご存じのようにゴッホやモネなど北斎に影響を受けた画家は多く
１９世紀にはフランスを中心としたヨーロッパで
空前の「ジャポニスム（日本）ブーム」が巻き起こりました。
その折に海外に渡った北斎の作品も多く
今回はその「里帰り」も兼ねた展覧会となるようです。
海を越え、時代を越えて
今なお世界中で愛される天才絵師・葛飾北斎。
その神業をとくと見たいものです。

サライの付録にこんなのがついて来ました。
来年のスケジュール帳です。
どうせ付録だろうと大して期待もしていなかったのですが
これがシンプルで見やすくて結構いいんです。
やっぱりサライはクオリティ高い！
さっそく来年の手帳はこれで行こうと決めたものの
果たしてスケジュール満載となるかどうか・・・
さあ、それが問題です。（笑）