これだけテロ事件が頻発すると
何とかしなければなあと思いつつも
バカな法務大臣が満足に説明すら出来ないような法理を
果たして成立させていいのかどうか・・・
などと思っている間の強行採決でした。
まさになりふり構わぬ「凶暴」なやり方で呆れてモノも言えません。
正式には「組織犯罪処罰法改正案」と言うそうです。
もともと組織というものが苦手ですし
人と徒党を組んで何かをすることが大嫌いな私ですが
そんな言い訳が通用するとも思えません。
安倍さんは「一般国民が対象となることはあり得ない」と言ってますが
果たして私は「一般国民」なのでしょうか。
最近だけで三回も「職務質問」を受けた人間は一般的とは言えませんし
大学時代に「学生運動」に加担した過去がバレたら
たちまち不穏分子として捜査の対象になるかも知れません。
法律の乱用がもっとも懸念されますが
こんなチャンスはめったにないだけに警察は張りきるでしょうなあ。
怪しい人間は片っ端から職務質問をして
明確な証拠などなくてもドンドン摘発するに違いありません。
SNSも監視の対象となるそうですから
ブログやFacebookで政権批判でもしようものなら
真っ先に睨まれるに決まっています。
安倍さんには東京オリンピックのテロ対策が念頭にあるようですが
こんな法律でテロが防げるとはとても思えません。
東京オリンピックはあくまでも方便で
自らの政権に批判的な組織やその周辺の個人をを一掃したい。
結局は「政権の延命」ではないでしょうか。
バカな国民はそんなことも知らず
嬉々として怪しい人間を密告する連中も出て来るのでしょうな。
まさにかつての「監視・密告」社会の復活です。
まことにイヤな時代になって来たなあ・・・
と思いつつ、何もできない自分の無力に天を仰ぐばかりです。
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