まろの陽だまりブログ

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陽だまりのような人間でありたいと思います。

疑心暗鬼

2021年02月07日 | 日記

東京都の新規感染者が大幅に減って来た。
昨日(7日)は429人と久しぶりに500人台を切った。
感染者が減る傾向にあるのは間違いないし
ようやく緊急事態宣言の効果が出て来たと思いたいのだが
本当にそうでだろうかと思っていたらこんなツイートを目にした。

東京都の保健所の職員の投稿だった。
感染者数が減っているのは「PCR検査」が激減しているから
という内情告発とも言える悲痛な証言だった。
確かに感染者数は毎日発表するのに検査の数はなぜ発表しないのかと
前々からなんとなく疑問に思っていたのである。
昨日はこれだけの人の検査をして陽性者はこれだけだったという
言わば分子に対する分母の部分がわからない。
どのメディアの発表を見てもあえて検査数には触れていないので
どうしても恣意的なものを感じて疑心暗鬼になる。
同じように感じている人はいるもので
東京新聞の名物「本音のコラム」で斎藤美奈子さんも書いていた。

要するに検査数を減らしているのだった。
東京都は保健所の負担軽減策として「積極的疫学調査」の規模を
いつの間にか大場に縮小しいるらしい。
つまりこれだけ感染が拡大すると濃厚接触者を追うのは困難で
これ以上調査するのはやめましたということらしい。
もともと日本はPCR検査の数が少ないと以前から指摘されてきたが
濃厚接触者の調査まで放棄したらどうなるのか?
斎藤さんのいう通り無症状者の市中感染はさらに広がるばかりである。
もちろん私は専門家でもない門外漢ではあるが
東京都の検査方針変更と陽性者の激減の因果関係はどうなっているのか。
GoTo事業も早く再開したいしオリンピックもやりたい。
そのためには少しでも感染者数を少なくしたい。
いや、少なく「見せたい」という思惑が働いているのではないか。
斎藤さんでなくてもそう思ってしまう。


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