花たちの受難

新緑とともに
花たちも一斉に盛りを迎えています。
公園の一角でみごとな蕾を膨らますチューリップ。
どなたが育てているか知りませんが
いかにも丹精が感じられます。

子供の頃はチューリップばかり描いた気がしますねえ。
シンプルな形状といいカラフルな色といい
子供にもとても描きやすい花でした。
知っている花は桜とチューリップだけでした。

わが団地の前は藤の花の盛りです。
前を通るたびに立ち止まって見上げてしまいます。
せっかく咲いた花を無残に伐るなんて考えたこともありませんが
各地の花の名所ではそんな残酷なことが
心ならずも繰り返されているとニュースが言っていました。
花が美しいと人が集まる・・・
ということらしいですが何とも理不尽な世の中です。
心を込めて花を育てている人はまさに断腸の思いでしょうが
花たちにとっても初めての受難です。
こんなことは本当に今年だけにして欲しいものです。