12月になりました。
泣いても笑っても残り一か月です。
泣いても笑っても残り一か月です。
今年はやはり泣いた人が多かったのかも知れません。
とくに泣くことも笑うこともなく
オジサンは腹を立ててばかりいたような気がします。
とくに泣くことも笑うこともなく
オジサンは腹を立ててばかりいたような気がします。
ご近所の家の生垣で
まるまるとしたミカンが実っていました。
日ごとに色づきが鮮やかになって
そろそろ食べごろかも知れませんが手つかずで
なぜかほったらかしのままです。
芥川龍之介に「蜜柑」という小説がありましたよね。
心に鬱屈をかかえた作者が
列車の中で奉公先に出かける貧しい娘を
たまたま見かけると言うような短い小説でした。
やがて走り出した列車の窓から
その娘が見送りの子供たちに向かって
色鮮やかな蜜柑を放り投げるシーンがとても印象的でした。
作者はその鮮烈な光景にひととき癒されるのですが
蜜柑の黄色にはそんな魔法の力があるのかも知れません。
昨夜は冴え冴えとした満月でした。
月が半分だけ地球の影に入る「半影月食」だそうでしたが
見た目はとくに変わったところもなく
ちょっとガッカリでした。
でも、慌ただしい師走に見る満月の風情も格別で
あとひと月、あとひと月と
自分に言い聞かせるオジサンでした。(笑)
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