まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

トウモロコシ畑

2019年06月27日 | 日記

あれに見えるは・・・
トウモロコシ畑ではなかろうか。
茶畑は八十八夜を迎えて茶摘みの真っ最中らしいが
トウモロコシも収穫期を迎えている。

 ♪ 夏も近づく トウモロコシ畑

     野にも山にも 若葉が茂る・・・

わが団地の周辺はまだあちこちに近郊農家が残っていて
懐かしい牧歌の風景を見ることが出来る。
先頃、すぐ近所で元・農林省事務次官が息子を殺害するという
牧歌らしからぬショッキングな事件があったが
その自宅の前にはのどかなトウモロコシ畑が広がっていて
その風景がなぜか目に焼き付いている。
トウモロコシ畑は平和の象徴のような眺めなのに
なぜそんなところで・・・
などと短絡的な思考に囚われてしまった。



トウモロコシは「玉蜀黍」と書く。
最近の若い人は英語で「コーン」などと呼ぶ。
亡くなった親父はトウモロコシの本場・北海道の生まれで
いつも「トウキビ」と呼んでいた。
札幌の大通公園には夏になると一斉に屋台が並んで
焼きトウモロコシの香ばしい匂いが漂って北海道の風物詩である。
あの味が忘れられない・・が親父の口ぐせだった。
そんなことを思い出していたら
無性にトウモロコシが食べたくなってきたので
さっそく帰りに近くのスーパーでトウモロコシを買って帰った。
青々としたヒゲだらけの皮を剥くと
プリプリした黄色いトウモロコシの粒が飛び出してきて
茹でてかじりついたら驚くほど甘かった。
たくましい大地の味だった。
なつかしい親父の味だった。


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