今日も北風が強い日曜日です。
メタセコイアの冬木立をピューピューと音をたてながら
風が遠慮なく吹き抜けていきます。
これは「虎落笛〈もがりぶえ〉」と言うのでしょうか。
冬の冷たい風が木立や竹垣などに吹きつけて
ヒューヒューと笛のような音を立てるのを虎落笛と言います。
音を聴くだけで寒さでブルッと来てしまいます。
満天の 星空見たし 虎落笛 〈杉作〉
澄みきった冬の夜は星がキレイに見える季節です。
今頃はオリオン座のペテルギウスやリゲルがよく見える季節でしょうか。
都会でもチラホラと星は見えますが
満天の星空というものをしばらく見ていません。
馬に食わせるほどヒマがあった頃は
満天の星空見たさに夜中に車を走らせたこともありましたが
今は夜の10時を過ぎるともう白河夜船です。
昔はそれほど若かったということで
満天の夜空というものはいいものだというのが結論です。
じっとしていても寒いので
ふと思い立って「シコ」を踏んでみました。
力士が土俵の上で高く片足を上げて地面を踏む所作を
四股を踏むと言いますが、高くは上がらないのでこれで精一杯です。
足もと不如意で思わずひっくり返りそうになりました。
二、三度くりかえすうちに体が温まって
何事か大義をなさざらんという気持ちになってなって来ました。
それでもやっぱり寒いので
散歩は30分で切り上げて近くの喫茶店に飛び込みました。
何事かなさざんは明日にします。(笑)
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