まろの陽だまりブログ

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食わず嫌いの韓国映画

2022年07月13日 | 日記

有給休暇2日目。
今日も朝からシトシト雨模様。
うーん、せっかく美術館を楽しみにしてたのに~
と恨めしく空を見上げたものの
アッサリ諦めて絵画鑑賞から映画鑑賞に方針を変更。
いま話題の韓国映画を観てきました。



そう、韓国映画「べイビー・プローカー」です。
私は昔からどうも韓国映画は苦手で
めったに観たことありませんし話題作にも無縁でした。
なぜかと聞かれると困るのですが
韓国には国民性もふくめていろいろ反駁もあって
まあ、要するに食わず嫌いなんですねえ。
その点、今回は韓国映画でも監督は日本の是枝裕和監督。
「万引き家族」の監督が韓国の俳優やスタッフで映画を撮るというので
これはお手並み拝見とばかり楽しみに出かけました。

で、結論から言うと・・・まさしく「食わず嫌い」でした。
自分の偏見と不明をただただ恥じるばかりです。
いわゆる「赤ちゃんポスト」を題材にしたサスペンスタッチの映画で
こっそり赤ん坊を預けに来た母親とそれを奪って売り飛ばそうとするブローカーと
それぞれの犯罪を追う刑事との三つ巴の攻防戦ですが
ラストにはアッと驚くシーン展開もあってなかなか見ごたえのある作品でした。
韓国スタッフを見事に使いこなす是枝監督の演出力も見事ですが
主演のソン・ガンホの存在感の塊のような演技も秀逸で
さすが「パラサイト(半地下の家族)」の名優だけのことはあると感心しきり。
家族の絆や連帯感が際限なく希薄化する現代に会って
是枝監督が追い続ける「擬似家族」への希望が
ますますリアリティーを持って迫って来るような作品でした。
韓国映画の食わず嫌い、返上します。(笑)


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