今年もまたルミナリエの季節がやってきました。
ニュース映像を見ただけですが
それだけでもう胸がジーンとなってしまいました。
あれからもう23年が経つんですねえ。
この季節、日本全国でイルミネーションが光り輝きますが
このイベントだけは意味合いが違います。
阪神淡路大震災で犠牲になった6000人以上の人たちの鎮魂と
街の復興を願って始まった光のページェント。
単なる観光行事ではなく
そこには神戸市民の深い思いが込められています。
近年は資金不足で開催が危ぶまれたこともあったそうですが
とりあえず続けられてよかったと心から思います。
続けることが大切なんだと思います。
震災があった年の暮れ
この光の下を一人で歩いたことがあります。
ものすごい人出と熱気で前に進むのが困難なほどでした。
光り輝くイルミネーションを見ながら
変わり果てた三宮の惨状や焼け野原となった長田の町を思い出し
思わず涙がこぼれてしまいました。
こんな悪夢はもう二度とあって欲しくないと思ったのに
再び東日本大震災に遭遇することになろうとは・・・
ホント、災害とは因果なものです。
記憶が風化していくのはどうしようもないことですが
ルミナリエは何とか続けて欲しいです。
自然災害の無慈悲さを
人間の無力さを語り継いで欲しいものです。
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