無益な殺生

六本木上空の巨大な積乱雲。
もう夏は終わったようなことを書きましたが
うーん、まだまだですねえ。

セミの声がパタリと止んだかわりに
高速道路下の茂みでは虫の鳴く声が聴こえています。
スズムシでしょうかコウロギでしょうか。
ビルだらけの都会の中でたくましく生きている命があると思うと
ちょっとホッとしたりしますねえ。
ホッとはしますが一週間の疲れがピークです。
今日もちょっと美術館を覗こうかと思ったのですが
とてもそんな元気がありませんでした。
体力の衰えをヒシヒシと感じます。

帰り道の公園ではススキの穂が・・・
あ、これは外国産のパンパスグラスですねえ。
ブラジルやアルゼンチンなど南米の草原〈パンパス〉に生える
巨大なススキです。
外国産の言えば例の「ヒアリ」はどうなったのでしょうか。
昆虫の世界もボーダレスになってグローバル化しているんですねえ。
ヒアリは見たことがありませんが
今日は仕事場のマンションを掃除中に大量のゴキブリを発見して
情けないことに思わず悲鳴を上げてしまいました。
放って置くわけにもいかず殺虫剤にホウキを持ち出して大格闘。
退治するのに一時間以上もかかってしまいました。
疲れはそのせいかも知れません。
まあ、スズムシやコオロギには風情を感じるくせに
人間は本当に勝手なものです。
今日は無益な殺生をしてしまったので大いに反省です。