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まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

トチノキの光と影

2023年06月18日 | 日記

物ごとにはすべからく表と裏がある。
言い換えれば明と暗である。
時には「光」と「影」などと表現されることもある。
そう言うと何やら秘密めいて
好まざる事態のようにも思えてくるのだが・・・

これでもかという「梅雨の晴れ間」だった。
朝からグングンと気温が上昇してうだるような猛暑日に。
容赦のないし直射日光に耐えかねて
思わず知らずトチノキの木陰に逃げ込んでいた。
見る見る汗が噴き出して
あまりの眩しさにめまいすらしそうだった。

しばらくすると心地よい風が吹き抜ける。
一気に汗が引いていくような心地だ。
トチノキの楕円の葉っぱは限りなくやさしくすべらかに
光も影もなくすべてが癒しの葉ではないかと思う。
うーん、いいシルエットだなあ・・・



国会中継

2023年06月17日 | 日記

ラジオで国会中継を聴いた。
とくに政治に興味があるわけでもないし
中継と言えばテレビの野球中継を見るぐらいだが
国会の論戦も来週でひとまず終わりらしい。
鳴り物入りで提出中の重要法案はどうなっているのか・・・
注目の衆院解散はあるのかも気になった。



バイデン爺さんの機嫌取りなのか
防衛費の大幅増強を打ち出して得意満面だったのに
いざとなるとそんな財源がある筈もなく
血眼になってそろばんを弾く醜態は笑止千万であった。
出て来る財源案はどれもこれも裏づけのない曖昧なものばかりで
これで大丈夫なのかと呆れ果ててしまう。
いっそアメリカに話はなかったことにしてくれと謝ったどうか。(笑)
LGBT法案も「理解増進法」に名前を変えたのには笑った。
この分野ではわが国は周回遅れもいいところで
大幅に増強しなければならないのはこちらの方かも知れない。
保守派の反発でこれ以上揉めても困るので
慌てて議論を締め切ったのも問題の深刻さを浮き彫りした。
結果は「疑問」と「懸念」ばかりが残る国会で
岸田首相も解散に踏み切れなかったと言うべきだろうか。


空昏るる

2023年06月15日 | 日記

梅雨入り宣言がいつだったか・・・
その後もシトシト連日のように雨続きで
もうしばらく青空を見ていない。
梅雨の晴れ間もあるだろうにとカーテンを開けてみても
今日もどんより曇り空である。

道端でこんな俳句を見つけた。
どこの誰かは知らねども粋なことをするご仁もいる。
なるほど「空昏るる」か・・・
確かに雨に濡れた紫陽花は美しく風情たっぷりだか
ついでに憂いもたっぷりでどうも気が滅入る。
何やら黄昏の気分になってしまう。

玄関に鉢植えの紫陽花を飾ってみた。
数年前に公園の「植木市」で買い求めたものだが
その後も毎年のようにベランダで咲いて目を愉しませてくれる。
元来、紫陽花は強い花だと聞いてはいたがここまでとは・・・
何か儲けものでもしたような気分だ。
こなら雨にも濡れないし「空昏るる」気分も無縁だ。
梅雨空の気分転換とシャレてみた。


桜桃忌

2023年06月15日 | 日記

仕事帰りにスーパーの店先を覗くと
サクランボの可愛らしい実がピンピカと輝いていた。
おお、そうかそうか、今年もそんな季節か・・・
思わず足を止めて見入ってしまった。
あの甘酸っぱい香りが周囲に漂うようであった。

結構お高いので一番安いのを購入。
その場で思わず一粒を口に放り込んでみた。
甘くてみずみずしい味と香りが口いっぱいに広がる。
売り場のそこだけがバーッと明るくなっような
サクランボには不思議な訴求力があるよなあ、にどと思う。
ヘたをすると全部食べてしまいそうなので慌てて家路を急ぐ。
太宰治の命日『桜桃忌』も近いよなあ・・・
久しぶりに太宰を読んでみたくなるような初夏の農具れだった。


紫陽花を愉しむ

2023年06月11日 | 日記

今日も朝からシトシト雨が降っている。
関東地方も数日前だったか「梅雨入りしたらしい」と聞いた。
予報にもみの一週間はズラリと雨マークが並ぶ。
毎年のこととは言いながら何とも憂鬱なことではある。
反面ウキウキと弾むような気分も同時にあるのは何故だろうか。

梅雨入りを待ち兼ねたように
庭や通りの紫陽花が一雨ごとに輝いて来た。
毎年のことなのに雨に濡れた紫陽花の美しさに惹かれて
思わず見とれてしまうような瞬間がある。
本人(?)もそんな自分の魅力を百も承知のところがあって
わざとらしく雨粒を揺らしたりする。(笑)
憂鬱な筈の雨をこれほど美しく可憐に奏でる花はないのかも知れない。
紫陽花には本当に雨がよく似合う・・・
ズラリと並ぶ雨マークの日々もこの花があれば
乗り越えていけるような気がする。