物ごとにはすべからく表と裏がある。
言い換えれば明と暗である。
時には「光」と「影」などと表現されることもある。
そう言うと何やら秘密めいて
好まざる事態のようにも思えてくるのだが・・・
これでもかという「梅雨の晴れ間」だった。
朝からグングンと気温が上昇してうだるような猛暑日に。
容赦のないし直射日光に耐えかねて
思わず知らずトチノキの木陰に逃げ込んでいた。
見る見る汗が噴き出して
あまりの眩しさにめまいすらしそうだった。
しばらくすると心地よい風が吹き抜ける。
一気に汗が引いていくような心地だ。
トチノキの楕円の葉っぱは限りなくやさしくすべらかに
光も影もなくすべてが癒しの葉ではないかと思う。
うーん、いいシルエットだなあ・・・