全国カレー食べ歩きブログ 『ステキ伽哩のさんぽはステキ』

全国の美味しいカレー屋さんをつれづれと紹介してゆきます。

【赤羽橋】東京カレーラボ

2007年11月20日 | ┣ 東京 (都心・ベイエリア)

 僕みたいなのほほんとした人間は、カレーと音楽が好きと言っても、せいぜい涎を垂らすことぐらいしかできないわけですが、東京カレー番長というユニットは、それを非常にクリアイティブな形でコラボレートしたイベントなどを企画されていて、世の中には、ステキな面白いことをやっている方がいらっしゃるもんだなぁと感嘆せざるを得ないのです。
 そんな東京カレー番長さんがメニュー開発を担当し、アートディレクションにはNTT DoCoMo「iD」などのデザインで知られるgood design companyの水野学氏、インテリアデザインにはワンダーウォールの片山正通氏、そして総合プロデュースに「料理の鉄人」などを手がけた放送作家の小山薫堂という、日本を代表するクリエイター陣が参加したというお店が、今年3月に東京タワーにオープンした「東京カレーラボ」だ。
 オープン当時から話題になってはいたものの、遅ればせながら、ようやく訪れることができました。本日は「ダブルミンチカレー」(写真右)と「スパイシーポークカレー」(写真左)のあいがけカレー、1450円。

 「ラボ」というキーワードに呼応するが如く、お店のインテリアは非常に特徴的。試験管に収められたスパイスを配し、すべての席に象徴的な映像を流すディスプレイが設置されており、間接照明が一見無機質な店内を落ち着いた雰囲気で包んでいる。サイバーとアットホームが同居したような、なんとも不思議な空間だ。
 日々の研究の成果というカレーは4種類。他に、お子様カレーもある。すべてのカレーに食後のラッシーがついてくる。

 程なくしてカレーが到着。
 スパイシーポークカレーのほうは、若干のとろみのある濃い茶色のソース。コリアンダーの爽やかな風味とともに、しっかりとした旨味がやって来る。ゴロンと入っている豚肉のブロックも柔らかくて美味。
 ダブルミンチカレーのほうは、ゴロゴロと大量に入った大粒の牛と豚の挽き肉が特徴的なカレー。適度なチリの辛さがあるが、スパイス感は弱めで、メインになっている肉の旨味をうまく引き立てているといった感じの仄かな風味がある。
 どちらも、インド風とも欧風ともつかない、だけどもクセは控えめに、そして奇抜さも思ったより抑えてあり、日本人の国民食・カレーライスというものを意識したようなカレーになっていると思う。実際、これだけのお金を出せば、かなり本格的な、はたまた高価なカレーはいただけるけれども、あくまでも基本はカレーライスであるというところにポイントがあるように思う。

 ‥‥とはいえ、ボリュームも少なめで、コストパフォーマンス的にはちょっと厳しいかも。東京タワーの観光料も込みだと思えば許せるかも?


「TOKYO CURRY LAB(東京カレーラボ)」(赤羽橋、神谷町、御成門)
東京都港区芝公園4-2-8 東京タワーフットタウン2F
03-5425-2900
11:00~21:50
http://www.tokyocurrylab.jp/
★★★

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2 コメント

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Unknown (辛党のおっさん)
2007-11-28 08:54:53
おはようございます。
オープン当初は良く行きました。
あいがけやお子様用は最近出来たんだと思います。
辛さ調整もして欲しいと要望していましたが、そちらはまだのようですねw
返信する
ここ行きたいんです (カレーの王子)
2007-11-29 20:23:06
ここすごい気になるんですよぉ
会社からも近いし
参考にさせてもらいます。
blog.kuruten.jp/curry
返信する

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