アジャンタ、木多郎と並んで、札幌スープカレーの源流のひとつとされる、昭和59年創業の老舗カレー店「スリランカ狂我国」にて、チキン&ベジタブル、780円。辛さは選択可能。
「スリランカ狂我国」と書いて“きょうわこく”と読む、その強烈なネーミングは、店主がアジアを旅していたときに虜になってしまったスリランカのカレーに由来しているらしい。
大通から一本入った路地に面している、ちょっとわかりにくいロケーションながら、昼食時には行列ができるほど混雑するという。
カレーは、赤みを帯びたスープで、油が浮いているが、そのイメージとは裏腹に、口に含むと、最初こそ刺激的な辛さがあるものの、意外なほど優しい甘味が全面に出て、すっきりとしたクリアーな後味。その甘味に魅せられて食べ進むほどに、気づけば額に汗の粒が浮かんでいる。
具材はチキンレッグにニンジン、ピーマン、ジャガイモ、ゆで玉子と、これまたスタンダードだが、こちらもそれぞれの素材の風味が生きていて美味。
(詳細は後日)
「スリランカ狂我国(きょうわこく)」(西18丁目、西15丁目)
北海道札幌市中央区大通西15丁目
011-641-1676
11:30~21:00(※スープがなくなり次第終了)
定休日:日曜日
http://www.hokkaido-soupcurry.com/tenpo1.htm
★★★