札幌駅からすぐ近く、西武百貨店の地下にあるスープカレーの人気店「一灯庵SEIBU」にて、クラッシックチキン、945円。札幌スープカレーブームのきっかけにもなった大泉洋氏がイチオシのお店として、また本店の佇まいのユニークさもまた有名なお店だ。
ちなみに隣には、これまた有名店の「木多郎」も入っている。
本店はまるで民家のような佇まいなのだそうだが、こちらはやはりデパートの一角ということもあり、カフェ風の落ち着いたスタイル。テーブル席とカウンター席があり、小さいながらもゆったりとした雰囲気。
カレーは、基本となるスープが「オリジナル」や「ありがち」、ココナッツミルクの効いたタイカレー風味の「2002年冬」など数種類があり、それとメイン具材を組み合わせて選ぶ。
たくさんの刻み野菜が入ったスープは、野菜とチキンの旨味たっぷりのあっさり系スパイススープ。カレーの香りほのかに、スパイスはその旨味と香りが立ち、刺激は抑えてある。印象としては、ほんのりスパイスの効いたコンソメスープといった感じか。しかし、その旨味は、あっさりしていながら、しっかりとその存在感が心をつかむ。非常に上質で丁寧なスープカレーだ。
辛さも控えめだが、テーブルには辛味のスパイスが添えてある。このスパイスも、ただ辛いだけでなく、このあっさり系のスープに合った独特のスパイスで美味。
こってり系のスープもあるようなので、それはそれで試してみたいところだが、とりあえず、あっさり系のスープカレーが食べたいならココは外せないでしょう。
「一灯庵SEIBU」(札幌、大通)
札幌市中央区北4条西3丁目1 西武地下1F
011-271-2330
月~土:10:00~20:30
日祝日:10:00~20:00
不定休
★★★