Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

カンテレコンサート

2006-03-11 19:07:49 | カンテレ
日本フィンランド協会カンテレ倶楽部(5弦)メンバーのひろこさんが、来週カンテレコンサートをすることになった。といっても大学のサークル合宿でのこと、昨年エヴァ・アルクラのコンサート以来カンテレに興味をもったご友人の推薦で発表することになった。持ち時間は1時間、メンバーたちは「それはすごい!」と驚き顔、ウーン1時間はコンサート並みよね・・・と私もびっくりした。

演奏だけではなく、カンテレの起源、『カレワラ』のこと、カンテレの構造などのお話も入れることにして、お茶タイムは急遽メンバーの建築家による講義タイムとなった。
今日の9台のカンテレだけでも5種類はあり、音色・音質がそれぞれ違う。また製造された場所により形も素材も異なる。同じ形のカウスティネンの2台でも工房が違うと音色が変わる。クオピオとユバスキュラもまた違う。単に地域が違うだけではなく、それが手作りのよさでもある。また何の上で弾くか(机か膝か、滑り止めマットの上かなど)で、響きが変わる。10年ものと2年ものでは、音の柔らかさがまったく違う。実験をかねた、まるで物理の授業のようで面白かった。



演奏曲目は5弦のよさがでるフィンランドと日本の曲を5曲程度、今日の<さくら>も頑張っていれることにしたみたい。来週は桜の蕾もふくらんでタイムリーかもしれない。そして最後は参加者にカンテレを体験してもらいたいと、ひろこさんは一生懸命。仕事と学校が忙しくてなかなか練習に出席できないひろこさんだが、人一倍の頑張りやさん。「きっとうまくいくわよ」と皆で激励して、別れた。


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1 コメント

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カンテレの演奏 (hiroko)
2006-03-16 17:35:28
 いつもお世話になっています。先日先生のブログの事をご連絡いただき、ありがとうございました。携帯(機種が古いのかな?)で上手く開けなかったので、学習センターのパソコンで読ませていただきました。

 うーん・・、楽譜も満足に読めない私が先生のご指導で、なんとか自己満足に楽しんでいたのに、ひょんなことで、人前で演奏することになったので、冷や汗タラタラながしております。こんなすてきな楽器があって、こ~んなに美しい音色なんだよって紹介できればいいな、とは思っているのですが・・。日頃の練習がものを言いそう。ええかっこしー、ではなくて、無理のない曲を丁寧に弾いてみたいと思っています。応援、ありがとうございました。
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