Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

個食・固食・孤食・枯食、そして・・・

2010-03-30 19:59:30 | グルメ

食について語り合うことが多い、親友Y子ちゃんからメール。お互い家庭での食を大切にし、そして美味しいものを食べに行く友人だからこその、温かく、そしてシビアな内容だった。

以下、彼女のメール。
「あるニュースから。
現代の食生活の貧しさを表す言葉として「個食・固食・孤食」が言われるけれど、今や「枯食」ではないのか。そしてそこから抜け出せるのか「呼食」ではないのか=あなたのお弁当の振舞いを思い浮かべた、と。「おすそ分け」にとどまらない、大切なものをみんなに分けていてあげるから」

どの<こ>も淋しい。個・孤=同じような意味かな。個人とか孤独という、一人ぼっちを感じる字。固=固定。固まっているという字からは、いつも同じと読み取れる。枯=枯れるしか思い浮かばない字。食が枯れるって、どういうこと? 

でもプラス要素を感じる<こ>がある。その<こ>=呼、そこには希望がある。人を呼ぶ=皆で一緒に楽しもうという明るいものを感じるから。私のお弁当やケーキを「大切なものを分けている」と受けとめてくれるのは、本当に嬉しい。喜んでくれるのが最高、なにより作り手の励みにもなる。

昨夜も仕事で夜中に帰宅した息子が、玄関を入るなり「なんか食べたい」。「ちゃんと食べる? それとも・・・」に「ポッキー食べただけ」。「15分待ってね」と用意したメニューは、ポーク生姜焼き+サラダ+(ここからは用意してあった)煮魚+5種の根菜の煮物+あさりのお味噌汁+ご飯+納豆+オレンジ。ペロッとたいらげ、「あぁ、美味しかった!」 ほとんど寝かかっていた私も、この一言にすっかり満足。

とりあえず「個・固・孤・枯」ではないことは誇れるかしら。仕事場でもお母さん的な存在の私、呼食に励みたいと思う。

 



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