Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

忙しい一日

2006-10-01 04:13:12 | フィンランド
フィンランド2日目、朝から大忙しだった。

朝一番でヒエタニエミのアンティーク・マーケットへ。
ここは年代物のカレワラプレートの隣にかけた食器やおまけのおもちゃ、よれよれの古着が並んでいたり・・・となんとも楽しい所で、時間があるといつも立ち寄る。最近は雑貨の買い付けに来る日本人が多いので、値段がかなり高騰しているという噂もある。実際この日も何組もの買い付け日本人をお見かけした。

その後ヘルシンキ在住の森下圭子さんとカフェで会う。映画 〈かもめ食堂〉 のアレンジで昨年から大忙しだったが、今度もまた某秘密の仕事で慌ただしそうだった(これは後日談だが、帰国の日にかもめ食堂ではまた撮影があり、あの女優さんたちがちょうどお店からでてきた。何か始まるのかしら?)。

6月から今まで雨らしい雨が降らなかったヘルシンキは、お昼から本ぶりの雨。フィンランド人は誰もが「今年は太陽の夏が長くてよかった」と言うが、やっと雨が降り秋が到来、この雨で気温が下がり紅葉が始まる。フィンランド人はあまり傘をささないのでステキな傘が少ないが、記念にマリメッコで傘を買った。


そしてフィンランドに来る3日前に、お正月のフィンランド滞在から始まった 昔の留学生仲間との連絡 のつながりから<いもづる式>にメルアドがわかったユッシと27年ぶりの再会。当時高校生で親しいアメリカ人のホストブラザーの彼はその後日本に留学、ずっと会いたいと思っていた友人のひとりだった。彼の錆ついた日本語と私の怪しいフィンランド語で楽しい時間もあっという間に過ぎていく。ユッシはヘルシンキ大学神学部で勉強し牧師になっていた。27年間のそれぞれの出来事、女医さんの奥さんのこと、3人の娘のこと・・・、話は尽きない。来年の再会を約束。



待ち合わせした場所で私はすぐ発見できなかった。普通のフィンランド人のおじさんになっていたから? もちろん彼はわかったらしいが・・・。


今日の最後はカンテレ奏者のエバ・アルクラ、ビルマ・ティモネンと 秋の来日コンサート の打ち合せをかねた食事。その後エバのおかあさんも加わって、シベリウスアカデミーのカンテレコンサートを聴きに行く。前半はカンテレコースの学生の演奏で5弦からコンサートカンテレ、サヒコ(電気)カンテレなど盛りだくさん。後半はロシアの同じような民族楽器・グスリの演奏。カンテレとはまた違った音色と円を描くような奏法が面白かった。




盛りだくさんの長い一日だった。
今夜はいつものフィンランド人の友人宅に泊まる。



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