しばらく前のブログに、尊敬するナースが倒れたことを載せた。 ブログ読者である友人・知人たちが「いかが?」と私と同じように心配し、お祈りくださった。直接の知り合いではない方々ではあるが、本当に多くのお祈りを感じた日々。
そして嬉しいお知らせ! 深い眠りから覚め、最近リハビリ病院へ転院された。「いちおう目はあいているらしい。声かけに反応もあるらしい」状態と聞き、それだけ感激。だって、もしかしたらこのまま眠りから覚めないかもしれないというほどの重病だったから。
面会許可がおりたので、早速親しい仕事仲間と3人でお見舞いに。「こんにちは、わかりますか?」にウンウンと頷く。手を握ると、力強く握り返してくる。「すごい!」、とかわるがわる手を握る。温かい。気管切開しているので明確な声は聞こえないが、口が何か語っている。持っていったCDをかけると、じ~っと聴いている。
歌いたいと思った。同行のKさんはオカリナを吹く。優しい語りかけるようなオカリナの音色にあわせて、♪故郷、♪赤とんぼ、♪浜辺の歌・・・と耳元で数曲歌いかける。Mさんは、目の前で歌詞カードを指さしながら歌う。涙がす~っと頬を伝わっている、「あぁ、聴いている」。こちらもウルウル・・・。
「ありがとう」と口が動いた。断片的にはわかっているのかもしれないけれど、おそらく回路がまだ繋がっていない、そんな印象だが、それでも私たちは嬉しい。病室に入ったときよりも明るくいい表情で、ツヤツヤしている。「あら、私どうしたのかしら?」と今にも起き上がりそうな気配がある。「また来ます!」と何度も握手、さっきよりもっと温もりを感じた。
帰り道、「その人がどう生きてきたのか、それが心に響く。私たちが元気と力をもらったね」。心から慕う大先輩、人の心にさりげなく寄り添い、温かく接してくれるその人格に敬意を表している私たち3人。また来週予定している。「ねぇねぇ、今度はどの曲にする?」「歌の間にマッサージもしようかな~」。
本当に良かったですね。
私の友人もくも膜下出血で入院して二ヶ月が過ぎました。
一昨日の土曜日外泊許可が出て、皆でお花見に行って来ました。
うまく行けばゴールデンウイーク前に退院出来るまで回復しました。
少しづつ少しづつですが、回復されるのをお祈りしています。