Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

認知症・・・

2006-07-12 14:26:53 | 音楽療法
今朝はいつもより時間があったので、ゆっくりコーヒーを飲みながら新聞を読む。こんな日はじっくり<生活欄>を読むことが多い。

新聞はものごころついたときからの『朝日新聞』、今日の生活欄には認知症が載っていた。忙しかったら目もとおさずにいたかもしれないから、ラッキー。そこでは認知症と診断されたご本人の発言(書籍、ブログ)が紹介されていた。
そのブログ <認知症一期一会> (ここをクリックすると読めます)を早速お訪ねする。

高齢者施設の音楽療法士として認知症の方と接している私は、納得したり驚いたりしながら読みふけってしまった。私もファミリーの話はよく伺うがご本人の気持ちはまずわからないことが多いから、貴重な体験だ。結局そこからリンクできるブログにもすべていってみた。その後ネットで「認知症」を検索してみたら、若年性アルツハイマー介護日記や嫁が姑を介護する日記や・・・とても一日で読める量ではない。

少しずつ解明されているとはいえ、まだまだ未知の世界である認知症。昨日もリハビリテーション科で「認知症の方といちばん関わっているのはMT(音楽療法士)」とPT(理学療法士)やST(言語聴覚士)に言われた。音楽療法だって認知症に対するプログラムが確立されているわけでもないし、また個人にあわせるとその人数分の手法があるような手探り状態。でも認知症の音楽療法は、集中力と盛り上がりが200%でお互いャクチャ面白いことはたしか。さあ、明日も頑張ろう!