ヘルシンキの観光名所にもなっているコンサートホール
<フィンランディアホール>
指揮者が誰だったのかすっかり忘れてしまったが、シベリウスの「フィンランディア」をこのフィンランディアホールで聴いた感動は今でも忘れない。
数年前に外壁タイル張替えの大工事があり、そのときちょうどヘルシンキにいた。「運がよければフィンランディアホールのはがした壁の大理石がひろえるらしい」と聞いて行ってみると、そこらじゅうにいっぱい落ちている。工事のおじさんが「もっていけ」と目と手でさかんに合図しているので、ここでフィンランド語をしゃべったら彼のプライドを傷つけるかも・・・とおかしな配慮しながら満面の笑顔で返し、遠慮なくいただいてしまった。
それをフィンランド人ピアニストに自慢したら
「エーッ、ひろえるの?」
と飛び出していったが、どうも同じおじさんなのに
「ダメ!」
と言われ、彼女は夜中にこっそりでなおし、やっと手に入れたというエピソードつき。
夏の朝早く、また雪の昼間にヘルシンキ駅から裏道を通って歩くのが大好き。私のヘルシンキお散歩コースに入っている。でもおすすめは、夕暮どきに電車でヘルシンキに帰ってくるときの浮かび上がるような美しい姿。帰りはヘルシンキに向かって右列の窓側をしっかり確保!
<フィンランディアホール>
指揮者が誰だったのかすっかり忘れてしまったが、シベリウスの「フィンランディア」をこのフィンランディアホールで聴いた感動は今でも忘れない。
数年前に外壁タイル張替えの大工事があり、そのときちょうどヘルシンキにいた。「運がよければフィンランディアホールのはがした壁の大理石がひろえるらしい」と聞いて行ってみると、そこらじゅうにいっぱい落ちている。工事のおじさんが「もっていけ」と目と手でさかんに合図しているので、ここでフィンランド語をしゃべったら彼のプライドを傷つけるかも・・・とおかしな配慮しながら満面の笑顔で返し、遠慮なくいただいてしまった。
それをフィンランド人ピアニストに自慢したら
「エーッ、ひろえるの?」
と飛び出していったが、どうも同じおじさんなのに
「ダメ!」
と言われ、彼女は夜中にこっそりでなおし、やっと手に入れたというエピソードつき。
夏の朝早く、また雪の昼間にヘルシンキ駅から裏道を通って歩くのが大好き。私のヘルシンキお散歩コースに入っている。でもおすすめは、夕暮どきに電車でヘルシンキに帰ってくるときの浮かび上がるような美しい姿。帰りはヘルシンキに向かって右列の窓側をしっかり確保!