（読者からの投稿です）
国の大規模接種予約３１日から、で船橋市「混乱の極み」
「船橋よみうり」を見たら、年齢順に接種券の発送をずらせというのは国からの指示だったのに、勝手に大規模接種など始められたので、こちらは「まだ接種券が来ていない」という苦情の嵐になってしまった、という船橋市担当者の「泣き」が出ていました。（5月22日付「船橋よみうり」）
ただ今回は、いつものクセで「国や県の指示待ち」「国や県の指示通り」、言い換えれば「苦情は国や県に言ってくれ」という習い性に走った所の方が混乱はひどく、自分なりのアレンジを考えていた所の方がうまく行っているようですね。お得意の「苦情は国や県に言ってくれ。ウチは国や県の指示通り動いているだけだ」を言おうと思っても、国の方が「地域の実情は市町村の方がわかっているはず」と釘を刺してしまいました。
余ったワクチン、ムダにしないよう各地で工夫
余ったワクチン 首長も優先接種認める 熊本県が廃棄防止指針（毎日新聞） - Yahoo!ニュース
熊本県は、新型コロナウイルスのワクチン接種でキャンセルなど余りが出た場合に優先して接種を受けられる対象者を事前に定める指針をまとめた。
対象は▽接種会場の業務従事者▽市町村長▽新型コロナ対策業務にあたる市町村職員▽高齢者や障害者、児童生徒と接触機会が多い人――など。
県によると、１９日から県内の医療機関で一般の高齢者向けの個別接種が始まったが、これまでに余ったワクチンを廃棄した例はないという。
自治体を悩ませる「キャンセル分のワクチンの扱い」 公平性も配慮…宮城県内各地の工夫（仙台放送） - Yahoo!ニュース
宮城県大河原町では、一日でも早いワクチンの接種を希望する高齢者のために、５月１８日からキャンセル待ちの受け付けを始めました。接種会場でワクチンに余りが出た場合、登録した先着順に町から電話連絡する仕組みで、募集を始めてからわずか２日間で、６１人の登録がありました。
このほかにも、予約の前倒しや、集団接種会場で働く職員や保育園関係者への接種など、県内の自治体はさまざまな知恵を絞っています。
郡山市、キャンセル分は入院患者に コロナワクチン廃棄回避へ（福島民友新聞） - Yahoo!ニュース
郡山市でも新たな取り組みが始まる予定だ。
集団接種会場でキャンセルがあった場合には、そこで従事している医療従事者への接種が終わり次第、会場となっている医療機関の入院患者らを対象にする。
兵庫県の東播地域２市２町とも、会場にいる医療従事者や市町職員らに接種する方針であることが２０日、分かった。事前に希望者をリスト化するなど、貴重なワクチンを廃棄しないために対策を立てている。
加古川市は５月８、９、１５、１６日の４日間で、直前のキャンセルなどで余った分を医療従事者や市職員ら計３４人に接種した。あらかじめ希望者のリストを作っていたという。
高砂市も同様の方針。これまで５日間で医療従事者や市職員ら計２２人に接種した。都倉達殊（たつよし）市長（６２）も５月８日に余ったワクチンで接種を受けた。
同県稲美町は同１５日に集団接種を開始。医師の問診で接種できないと判断された人がいるなど、余剰分が出たため、１６日との２日間で町職員１１人が接種を受けた。会場の医療従事者は接種済みだったという。同町は今後、介護サービス事業所で働く介護従事者に登録してもらい、急なキャンセルがあった場合、連絡して接種を受けてもらうことを検討している。
同県播磨町は２２日、集団接種を始める。キャンセル分は会場の医療従事者や町職員らのほか、希望する介護従事者をリスト化しておき、連絡して接種するという。
余ったワクチン廃棄を防ぐ 伊万里市が“キャンセル待ち枠”｜行政・社会｜佐賀新聞ニュース｜佐賀新聞LiVE
佐賀県伊万里市は新型コロナウイルスワクチンに関し、集団接種会場でキャンセルなどにより余りが出た場合に備え、「代替接種者」の予約枠を設ける。６５歳以上で比較的接種を急いでいない人を対象に５月６日から受け付ける。
ワクチンキャンセル分 保育園職員らに接種 銚子市、廃棄防止へ方針
銚子市は、市内保育園など対象施設に勤務する人を「キャンセル待機者」に登録して接種する方針を決めた。対象にする施設内での集団感染防止も図る。
前日正午までにキャンセル申し出があった場合、可能な限り一般からの予約を入れるが、調整できない場合に事前登録した「待機者」に接種する。施設内での集団感染を防止する観点から、民間保育園、認定こども園、市立保育所（指定管理含む）、地域包括支援センターの従事者のうち希望する市民を、市担当課を通して今後登録する。対象施設は追加を検討する。
市長ら19人、余剰ワクチンで接種と発表 市長「行政停滞させぬため」 千葉・袖ケ浦（千葉日報オンライン） - Yahoo!ニュース
千葉県袖ケ浦市は18日までに、粕谷智浩市長（44）ら特別職3人と集団接種会場の運営に従事する市職員16人が、すでに1回目の新型コロナウイルスワクチン接種を済ませたと発表した。高齢者施設や医療従事者向け接種での余剰ワクチンを使ったという。
市は集団接種で予約キャンセルが出た場合、接種会場従事者や居宅サービス事業所などの介護従事者、65歳未満の高齢者施設入所者、保育所・幼稚園職員、小・中学校と放課後児童クラブ職員らを優先対象者とし、廃棄が生じないようワクチンの有効活用を図る方針。
こうした流れを受けて、習志野市でも
余剰ワクチン 接種の優先順位定めすべて有効活用 習志野｜NHK 千葉県のニュース
習志野市では予約のキャンセルなどでワクチンが余った際、廃棄されないよう職種などで代わりに接種する人の優先順位を決める要領をとりまとめました。
要領は会場の種類別になっていてこのうち高齢者施設では市内に住む施設の職員が優先され、次いで市民以外の職員などとなっています。
注目される「相馬モデル」、スムーズだ、と好評
福島県相馬市は選挙の投票を参考に、〇〇地域の何歳以上の方は〇日の何時から何時に〇〇へ来て接種を受けて、という通知にしたそうです。そして、この日に都合が悪い人だけ連絡してもらうようにしたら、混乱はなかったとのこと。
習志野市、生き残れるか？
何かと「おさわがせ」が多い習志野市、このブログにも以下の記事が載りました。
ワクチン予約またも混乱 ネット予約は３、４分で「満員」 宮本市長も「もう何が分からないかわからない」！？ - 住みたい習志野
コロナをめぐる市長の発言がチョッと心配 - 住みたい習志野
８９６の市町村が「消滅」、などという話も出ています。
もしかすると国は、一億総マイナンバー、一億総スマホ化の一方で、対応能力の無い自治体の淘汰（とうた）、取りつぶしのようなことを考えているのかも知れません。習志野市、生き残れるか？
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