住みたい習志野

市内の情報を中心に掲載します。伝わりにくい情報も提供して行きます。

「市民プラザ大久保の管理を市民から奪い、営利企業に丸投げ」事件の議会傍聴記

2022-03-07 23:51:40 | 大久保地区公共施設

「市民プラザ大久保の管理を市民から奪い、営利企業に丸投げ」事件の議会傍聴記

市長、やっちゃいましたね。4月から大久保市民プラザでは何もできなくなる? - 住みたい習志野

の記事について、昨年12月市議会協働経済常任委員会の傍聴をされた市民の方から質疑・討論のメモを送っていただきました。

行政と市民が協力して立ち上げ(当時の市役所は、今とは違い、市民と協力して町づくりをする、という姿勢があった)、以来地元住民が取り組んできた自主運営を突然一方的にやめさせ、営利企業の運営に切り替えてしまった「習志野市の闇」、皆さんはどうお考えでしょうか?わかりやすいように編集部で小見出しをつけました。

(以下、市民の方の議会傍聴記です)

「市民プラザ大久保」は、地域市民代表の「あったか大久保ひろば」の管理運営で開設したのに、なぜ「公募」としたのか?

平川議員:何故、公募にしたのか?本来、市民プラザ大久保の生い立ちは、地元地域の地域活性化を目指した触れ合いの場を作ることを目標に、地域市民・市・学校の3者によるワークショップにより、開館までの7~8年の時間をかけて立ち上げたものである。開館時は、地域市民の代表として「(一般社団法人)あったか大久保ひろば」を設立し、指定管理者とすることでスタートしたものである。この法人はプラザを運営する事業のみを行う、つまり専業法人であり、定款には非営利事業者と明記している。このような法人を何故公募としたのか?

⇒これに対して、協働経済部長から、通り一遍の「公平性」から公募とした。との説明。

もともと習志野市の協力で「(一般社団法人)あったか大久保ひろば」ができたのに、一方的に公募としたのは、「巧妙かつ悪質」なやり方である

平川議員:この公募にしたというのは「巧妙かつ悪質」である。
何故かと云うと、この法人設立の経緯からわかることだが、市が自らワークショップに入って、共に指定管理専業の法人まで作らせておいて、何の断りもなく、一方的に公平性を持ち出して公募としたのは、「信義」と云う重い社会的信頼関係を踏みにじるものであり、これを一言で言うと巧妙かつ悪質であると云わざるを得ない。

コミュニティセンターの運営について「素人」の市役所が「プロ」の指定管理者を「指導」できるはずがないのでは?

平川議員:コミュニティーセンターを管掌する市は、コミュニティーセンターの運営を任せた指定管理者に対して、コミュニティーセンターの目的を果たすべく、どのような対応を取る考えか?

⇒これに対して、協働政策課長から、「適切な助言・指導をする」と答弁。

平川議員:市の皆さんは、云ってみれば、コミュニティーセンターの運営者としては、「素人」ですよ。指定管理者として応募する団体は、「プロ」ですよ。なぜ「素人」が「プロ」を指導出来るのですか?そのような実力も合理性もあるわけがない。そのようなことを云っているから、折角民間の効率的・合理的な力を活用する指定管理制度がだめになるのですよ。

民間企業を見て下さい。事業の発展は「研究開発」をおいて他にその余地はないと、相当な費用を投入して、努力を重ねています。市は指定管理者と共に一緒になって、どうしたらより良いコミュニティーセンターにすることができるか?研究して行って欲しい。

⇒市からはグーの音もなし。

与党議員の「オーエンスを来年度の指定管理者とする案が否決されたらどうなるか」の質問に、「市の直営になるが、市の職員は不慣れで、運営できない」という珍妙な答弁

与党議員:市の議案(オーエンスを次期指定管理者に指名する案)が否決されたら、今後の市民プラザ大久保の運営はどうなりますか?

⇒これに対して、協働経済部長から「もし、この議案が否決されたら、 市民プラザ大久保の運営は、市直轄運営になります。市の職員が運営にあたりますが、 市の職員は不慣れです。当然、市民サービスの低下や空白が生じる事になります。」との答弁があった。

感想:この部長答弁は「全く無責任」。所管の意味を理解せず、ただ議会をおどしているだけ

 傍聴していて、「全く無責任な発言」に外ならないと、誰もが感じた。所管の意味を全く理解していない。コミュニティーセンターの所管の役割は、どのような事があってもコミュニティーセンターの目的をしっかり守って運営にあたる責任を負っている事を失っているとしか思えない。少なくとも、あらゆる手段を講じて、市民の触れ合いの場を死守するように、努力して行きたい!くらいの発言がなされるのが当然である。

責任を感じていない・所管の意味を知らない・いい加減に考えている、程度である。

これは、議案が否決されたら、大変なことになるぞー!とのある意味の脅しである。

否決されたら、責任は議会に有ることになる!との脅しでもある。

一位の「オーエンス」が否決されれば、2位の「あったか大久保ひろば」に任せれば良いだけなのに...

通常、公募に2者が応募して、一位が議会で否決されれば、次の応募者を選定するのが一般的な判断である。しかも、市からは、今回の市民プラザ大久保の公募では、2者とも合格点はクリアしているが、僅差で決定された、との説明をなされている。

いずれにしても、非常に理不尽な対応であり、呆(あき)れてものが言えない。

(追記)

この記事について、読者の方から以下のご指摘をいただきました。

あったか大久保ひろばの実績を否定して、オーエンスなどというビルメン屋に投げるとは何事だ、という点については大いに賛成しますが、平川議員の発言には疑問を感じるところもあります。

「専業法人」という法律用語はありません。登記所で「あったか」の法人登記簿を見れば、市民プラザの運営以外にも、たくさんの社会教育活動が出来るようになっているはずです。なっているけれどやらなかった、ということでしょう。
また、「あったか」側で「目的 指定管理者として市民プラザの管理」となっていても、それは指定管理者になり得るという受け皿を設定しただけで、市の指定行為は必要です。

習志野市が市民プラザ大久保を教育委員会所管から協働経済部に移してしまった、教育の場ではない、とした時からこの「悪だくみ」が始まっていた。「あったか大久保ひろば」側も、教育の場ではないと言われた時点で「え?」と思わなかったのは、油断し過ぎでしたね。

オーエンスは自主事業なんてやらないでしょうから、今後は「あったか大久保ひろば」の皆さんが一利用者として場所を借りて催事を行うことはできると思います。

「法人の目的」には、事業の継続・発展を図るため、原資を稼ぐ活動も出来るようになっています。残念ながらこうした活動はせず(住民の方たちのボランティア的運営だったので無理もないとは思いますが)、市から受け取る指定管理料を使ってあげるだけの「専業」でやってきた。その結果、指定管理者のハシゴを外されたらどうしようもなくなった、という現状、実に残念に思います。

 

 

コメントをお寄せください。


<パソコンの場合>
このブログの右下「コメント」をクリック⇒「コメントを投稿する」をクリック⇒名前(ニックネームでも可)、タイトル、コメントを入力し、下に表示された4桁の数字を下の枠に入力⇒「コメントを投稿する」をクリック
<スマホの場合>
このブログの下の方「コメントする」を押す⇒名前(ニックネームでも可)、コメントを入力⇒「私はロボットではありません」の左の四角を押す⇒表示された項目に該当する画像を選択し、右下の「確認」を押す⇒「投稿する」を押す

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市長、やっちゃいましたね。4月から大久保市民プラザでは何もできなくなる?

2022-03-06 20:59:05 | 大久保地区公共施設

このブログでも何度かご紹介した「市民プラザ大久保」の一企業「オーエンス」への丸投げ(地元市民の切り捨て)問題。

地元を切り捨て、「市民プラザ大久保」の指定管理者を一企業に丸投げしようとする市長の提案。市議会委員長採決で否決 - 住みたい習志野

「市民プラザ大久保」まで「オーエンス」に丸投げ?22日の市議会本会議が見もの - 住みたい習志野

今大混乱の状況にあるようです。市民の方からレポートをいただきました。

4月から各種イベントができなくなってしまう「市民プラザ大久保」

地元市民・大学・市の三者が協力して開設した、「市民プラザ大久保」
。開設以来、住民がつくった一般社団法人「あったか大久保ひろば」

http://attaka-okubo.com/

が運営し、長年市民の「いこいの場」として親しまれてきました。

10年間の長い準備期間を経て2012年3月に開館し、以後10年間「あったか大久保ひろば」がずっと運営・管理してきました。

(市民プラザ大久保の歴史)

1990年代、大久保地域から公共施設が相次いで移転しました。大久保連合町会では、郵便局跡地の活用を市に申し入れ、市議会は全会一致で旧郵便局跡地を購入しました。
2001年、「まちのテーマを考えましょう」との提示をうけ、大久保地域では「ほっと・はぁ~と・おおくぼ」を立ち上げ、跡地活用を最重要事項とする「まちづくり案」(総務省予算まちづくりパートナーシップ新世紀事業の一環として)を立案しました。
市民・行政・専門家による協働作業(ワークショップ)を3年間行い、まちの皆さんが活用できる公共施設をつくろうと検討してきました。
2010年跡地活用計画が決まり、施設の管理運営の受け手(指定管理者)となる為に、2011年1月「あったか大久保ひろば」を設立しました。
2011年12月指定管理者として指名され、2012年1月基本協定を結びました。
2012年3月25日、習志野市市民プラザ大久保スタート。

ところが、突然今年4月から営利企業に「丸投げ」することになった

それが宮本市長の「鶴の一声」で突然、今年4月から「オーエンス」という企業に「丸投げ」されることになってしまいました。

地元の皆さんのボランティア的運営で親しまれてきた施設が突然「営利企業」に「丸投げ」されることになったのです。

企業は基本的に「部屋貸し」という「営利事業」しかやらないので、今まで地元の皆さんがやってきた「自主事業」(歴史展示会、講演会、音楽会、ハロウィンなど各種イベント)も、この3月で終了することになってしまいました。

反対の署名活動と市議会請願で、今まで通りの市民の自主運営継続を求めたが、聞き入れられず。
議員からも「市のやり口は、巧妙かつ悪質」と批判の声

「そんな勝手なことをやられてはこまる」と、近隣の町会や市民の反対署名が行なわれ、昨年12月市議会では「『習志野市市民プラザ大久保』に関する指定管理者選定議案について、新規参入者の選定の否決等を求める請願」が協働経済常任委員会で「採択」されました。(その後の本議会ではひっくり返り、「業者への丸投げ」が決まってしまいましたが…)

宮本市長の乱暴な「企業への丸投げ」は、議員からも「巧妙かつ悪質なやり方」と批判されました。

問題点だらけ。市はなぜこんなデタラメなことができるの?

今回の件、疑問点だらけです。

そもそも、「市民プラザ大久保」は、地元市民・大学・市の三者が協力してできた施設で、「あったか大久保ひろば」が運営・管理する、ということで始まった。そんなことも知らない(?)宮本市長が、地元市民の意見やこれまでの経過を無視して、こんな勝手なことをできるのか?

「市民プラザ大久保」設立にあわせて市の依頼で「あったか大久保ひろば」を立ち上げ、開館以来ずっと運営してきたので、ノウハウもある。

一方「オーエンス」は「部屋を貸すだけ」と市から言われているので、事業をやるノウハウは全くない。施設も落札してから初めて見に来る、という状態。

施設の内容も、これまでやってきた事業のことも何も知らない業者に丸投げする、という習志野市にはビックリです。

➂営利目的でない地域密着型の地元の「あったか大久保ひろば」は、なかばボランティア的無償労働に近いので、営利を目的とする「オーエンス」より全然安上がり(入札額も「オーエンス」の方が全然高い)

「オーエンス」の方が入札額が何十万円も高かったのに落札したのは、評価点数が「あったか広場」より高かったから、と言い訳しているが、その評価表はこんなにデタラメ
(評価表、E社(あったか大久保ひろば)とオーエンスを比べて点数をつけています。)
sentei-plaza.pdf

(例えば)

経済的(経営・収支・資産等)に安定した運営が可能か。
あったか大久保ひろば 1.0  オーエンス 3.0 
(オーエンスの方が高い入札額なのに!この評価点数は逆ですね)

事業者の利点を生かした効果的な事業の提案がされている
あったか大久保ひろば 4.0  オーエンス 4.2 
(オーエンスは、「あったか大久保ひろば」がやっていた多種多様な自主事業を全部やめてしまうのに!オーエンス、本当は0点ですね)

➄営利目的になると、利用料もドンドン値上げされる(「プラッツ大久保」で駐車が有料になり、利用料も高く設定された例で明らか)

市民が一緒に作り上げてきた館内の展示も全部撤去される
市民の人たちが供出したり、お金を出し合って買った「卓球台」や「カラオケモニター」「防犯カメラ」「ピアノ」もすべて「あったか習志野」の財産なので、全部撤去することになる。
「ひど過ぎる!」と怒った市民の方たちが「卓球台」や「カラオケモニター」は残して!と市に要望に行きました。
「防犯カメラなんて要らないから撤去」と市は言うけれど、夜9時まで人の出入りがあり、これがあったおかげでストーカーや盗撮を摘発できた、という実績がある。これからは防犯上不安な状態になってしまう。

➄今までスタッフと地元の人が力を合わせてやってきた「自主事業」も3月いっぱいで全部無理やり終了させられてしまう。

これまでやってきた主な事業(4月からはできなくなる)
子どもの部屋・おもちゃ図書館・日曜映画館・歌声喫茶ともしび・ティータイムコンサート・おもちゃ病院・実籾の田んぼで米作り・てんとうむし体操・文化祭

「ロシア俘虜収容所」「君は昭和を知っているか」など展示・講演会

端午の節句(人形飾り)・七夕祭り(笹飾り)・夏休み子どもの部屋・月見の会・ハロウィンパーティー・クリスマスリース作り・新春餅つき会と獅子舞・節分豆まき・桃の節句(雛飾り)

こんな楽しいイベントが4月からすべてなくなり、皆さんのこんな笑顔も、もう見られなくなってしまいます。

 

切手コレクション多彩に 9月21日まで展示会 習志野

 県内の切手収集家による展覧会「千葉切手展」が19日、習志野市の市民プラザ大久保で始まった。明治大正期の古い記念切手や珍しい外国切手、開催地...

 

 

 

市長の「丸投げ」案に賛成した議員の皆さんも、これだけ多くの事業を今までやってきたこと、4月からそれができなくなること、など全く知らずに賛成してしまったのではないでしょうか?
現場を知らずにこんな決定がされてしまったこと、とても悲しいです。

 

 

コメントをお寄せください。


<パソコンの場合>
このブログの右下「コメント」をクリック⇒「コメントを投稿する」をクリック⇒名前(ニックネームでも可)、タイトル、コメントを入力し、下に表示された4桁の数字を下の枠に入力⇒「コメントを投稿する」をクリック
<スマホの場合>
このブログの下の方「コメントする」を押す⇒名前(ニックネームでも可)、コメントを入力⇒「私はロボットではありません」の左の四角を押す⇒表示された項目に該当する画像を選択し、右下の「確認」を押す⇒「投稿する」を押す

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地元住民が運営していた「市民プラザ大久保」を営利企業に丸投げ案、市議会で可否同数⇒議長の賛成で押し通す。

2021-12-22 23:18:09 | 大久保地区公共施設

「市民プラザ大久保」の運営を市民から取り上げ、営利企業に丸投げする、という宮本市長の突然の提案。
市議会の委員会では否決されたが、22日の本会議では可否同数。議長の賛成で、かろうじて通してしまった

 「市民プラザ大久保」、設立以来地元の「あったか大久保ひろば」が運営し、習志野市民に愛されてきましたが、これを「オーエンス」という営利企業に丸投げする、という宮本市長の突然の決定に対し、署名運動をはじめ習志野市民の多くが反対してきました。

 こうした市民の声を受けて、市議会の協働経済常任委員会では賛成3、反対4で市長案が否決される、という異例の事態になりました。

 ところが、22日の市議会最終日には、市長のこの企業丸投げ案が賛成14、反対の14と可否同数になり、結局市議会の清水大輔議長が賛成し、常任委員会の決定(市長案否決)をひっくり返してしまう、という、これまた異例の事態になりました。

与党の中でも地元議員の荒木氏は「賛成も反対もしない」ということで退席し、賛成14(濃い緑色)反対14(茶色)の可否同数になった

可否同数⇒清水大輔市議会議長が賛成票を投じ、わずか1票差で押し通す

結局市議会議長の清水大輔氏が賛成票を投じ、わずか1票差で市長案を通してしまいました。

習志野市の歴史に残る「汚点」とも言うべきこの「異常事態」に市民は驚いています。

営利企業への丸投げに反対する請願も1票差で不採択

市民から出されていた「営利企業への丸投げに反対する請願」も、同じく可否同数。議長の決定で「不採択」とされてしまいました。

市民の声に聴く耳を持たない市政、一体いつまで続くのでしょうか?

地元を切り捨て、「市民プラザ大久保」の指定管理者を一企業に丸投げしようとする市長の提案。市議会委員長採決で否決 - 住みたい習志野

「市民プラザ大久保」まで「オーエンス」に丸投げ?22日の市議会本会議が見もの - 住みたい習志野

 

 

 

コメントをお寄せください。


<パソコンの場合>
このブログの右下「コメント」をクリック⇒「コメントを投稿する」をクリック⇒名前(ニックネームでも可)、タイトル、コメントを入力し、下に表示された4桁の数字を下の枠に入力⇒「コメントを投稿する」をクリック
<スマホの場合>
このブログの下の方「コメントする」を押す⇒名前(ニックネームでも可)、コメントを入力⇒「私はロボットではありません」の左の四角を押す⇒表示された項目に該当する画像を選択し、右下の「確認」を押す⇒「投稿する」を押す

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地元を切り捨て、「市民プラザ大久保」の指定管理者を一企業に丸投げしようとする市長の提案。市議会委員長採決で否決

2021-12-19 00:25:27 | 大久保地区公共施設

中山議員のブログ記事からの引用です。編集部で小見出しをつけさせていただきました。

12月議会報告

市の職員として雇わず、竹中平蔵氏のパソナと派遣契約をしたため1千万円も税金をムダ使いしている件

私の一般質問では、パソナと随意契約している受付の派遣職員。パソナには時給2170円+消費税。 市が任期付き職員を雇った場合、福利厚生込みで約1500円で済むそうです。
その差900円。当然金だけが全てではないですが、このセクションだけで差額、約1千万。
引き続き、市で雇用する事を提案・追求していきます。

(編集部より:この問題については、「住みたい習志野」でも取り上げました。)
竹中平蔵氏のパソナに習志野市民の税金が吸い取られる、と市議会で問題に - 住みたい習志野

市民プラザ大久保の指定管理者を地元の団体から一企業に変えようとする市長の提案を委員長採決で否決

そして、本日は協働経済常任委員会が。私は委員長の為質疑はしませんでしたが、今回のメイン?である市民プラザ大久保を指定管理について。
違う業者を提案する市側の議案と、審査過程等おかしいから、議案を否決して欲しい旨の現指定管理者側の請願が真っ向からぶつかり合う形に。

採決で3vs3でまさかの委員長(私)採決に。
宮本市長の誠意の無さと、採点の委員会体制等を鑑み、市側の議案を否決、請願を可決にしました。

正式には、最終日の全員採決が最終決定になるので、まだまだ水面下の綱引きは続きそうです。

 

なお、この問題については、谷岡議員がブログで詳しく報告しています。

宮本市長が提案した議案を協働経済委員会が否決・・・市民プラザ大久保の指定管理者 | 谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員

宮本市長が提案した議案を協働経済委員会が否決・・・市民プラザ大久保の指定管理者

14日、午前に開催された協働経済常任委員会において、受理番号第87号「『習志野市市民プラザ大久保』に関する指定管理者選定議案について、新規参入者の選定の否決等を求める請願」と、それに関連する議案第61号「指定管理者の指定について(習志野市市民プラザ大久保)」が審査されました。
 
日本共産党を代表して私が、請願第87号の紹介議員になりました。民意と歩む会、環境みらい、市民の会、新社会の会の会派代表も紹介議員になりました。
 
質疑・討論の後、採決では、請願第87号と議案第61号が「可否同数」となりました。この場合、委員長による裁決となります。中山恭順委員長は、請願第87号は「可決すべき」、議案第61号は「否決すべき」としました。
 
市長提案の議案が委員長採決で否決される(「否決を求める請願」が可決される)のは、習志野市議会では異例のことです。請願を提出した市民の熱心な働きかけが委員長を動かし、委員長が英断を下しました。
 
議会最終日には、この採決の結果が委員長から本会議に報告され、議員全員で採決されることになります。本会議での採決が最終決定となります。議案も請願も僅差で可否が決まることになりそうです。
(このことについて、ブログ読者の方からコメントで以下の説明をいただきました。有難うございます。)

平成24年3月にオープンした「市民プラザ大久保」(旧習志野郵便局跡)は、以来、地元市民が設立した「一般社団法人あったか大久保ひろば」が指定管理者として管理してきましたが、今回、市長から出された議案は指定管理者を「株式会社オーエンス」(本社、東京都中央区)という営利企業に取り替えようとするものです。

「市民プラザ大久保」の指定管理を設立以来担ってきた地元の団体を切り捨て、一企業に丸投げしようとする宮本市長。「市民の利益より企業の利益を優先する」この暴挙に市議会議員がノーをつきつけた!
習志野市政始まって以来の快挙、と言えるかも知れません。

(「あったか大久保ひろば」のホームページ)

習志野市市民プラザ大久保 指定管理者 あったか大久保ひろば (attaka-okubo.com)

 

 

コメントをお寄せください。


<パソコンの場合>
このブログの右下「コメント」をクリック⇒「コメントを投稿する」をクリック⇒名前(ニックネームでも可)、タイトル、コメントを入力し、下に表示された4桁の数字を下の枠に入力⇒「コメントを投稿する」をクリック
<スマホの場合>
このブログの下の方「コメントする」を押す⇒名前(ニックネームでも可)、コメントを入力⇒「私はロボットではありません」の左の四角を押す⇒表示された項目に該当する画像を選択し、右下の「確認」を押す⇒「投稿する」を押す

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大久保駅前にワンルームマンション、ってどうなの?(読者投稿)

2021-10-03 23:29:39 | 大久保地区公共施設

(ブログ読者からの投稿です)

大久保駅前にワンルームマンション、ってどうなの?


「習志野大久保未来プロジェクト」というペーパーカンパニー実体は不動産業者「スターツ」)が運営する「プラッツ習志野」

ある友人の口ぐせです。
「プラッツ習志野って、誰のための施設なんだろう」。

大久保駅からすぐのところにあるプラッツ習志野は、「習志野大久保未来プロジェクト」というペーパーカンパニーが主らしい。
実際はマンションアパート売買をおこなっている「スターツ」という会社が、運営をしているとか。

公民館職員に質問や相談もできない「日本唯一」の公民館?
道路からズズズッと降りると、吹きっさらしの空間の左側に市民ホールの、右側に図書館、公民館の入口がある。
右側に入ると、二、三歩で着く受付。左手にエレベーターがある。そこの空間の狭さ。
エッ!?ロビーがない?
職員の事務室も見当たらない。
打ち合わせはどこでするんだろうか。
立ったままでやるのか、そもそも打ち合わせなぞ不要不急とかで、つくらなかったのか。

普通公民館は入り口付近にロビーや事務室があり、そこで市民は公民館長や職員にいろいろ質問したり相談したりする。ところがプラッツ習志野にはそれがない!
どうやら事務室も館長も「市民の目には見えない」奥の院にいるらしい。

公民館職員に質問や相談ができない、「日本唯一」の、世にも不思議な公民館、といったところでしょうか?

カフェやスーパーが入るワンルームマンション工事がもうすぐ終わるが…

久しぶりに、友人とプラッツ習志野の前で会った。
一ヶ月近く行かなかったが、工事が終わったのか、きれいに片づいていた。

車イスでプラッツ習志野まで降りていけない?
プラッツ習志野に道路の方から行くには、かなり下って行かなければならない。
でも車イスではムリ!付き添いがいても下りも上りも難しい。
シルバーカー然り。杖はもちろんだ。

エレベータは隠れていて見えない。利用者が多い時などエレベータで延々待たなければならない

車イスやシルバーカーの人はマンションのエレベータを使え、ということかも知れないが、エレベータの前に大きなコンクリの壁があるので、道路側からそのエレベータは見えない。

エレベータにたどり着いたとしても、ホールで催し物がある時など、順番が来るのを延々待たなければならないだろう。

(マンション入り口の左側の壁のかげに隠れているので、道路側からエレベータは見えない)

駅前に建つ「市の顔」がワンルームマンション、なんて恥ずかしい
工事が終わったようだが、何の工事だったかって?
市長ご提案のワンルームマンション。その建物にカフェやスーパーマーケットが入るそうだ。
駅前にそびえる「市の顔」がワンルームマンションだなんて、恥ずかしい。
誰が入居するやら。

左側の階段、真ん中の手すりがない
そのワンルームマンション両脇に階段が出来ていた。
道路側から見て左側の階段は幅が広く、見た目はまあまあ…?と思ったら真ん中の手すりがない!

下の京成津田沼駅の階段のように、広い階段の場合、普通は真ん中にも手すりがつく。これから付けるのかも知れないが…

右側の階段、狭くて手すりがない

道路側から向かって右側の階段は狭い。しかも手すりなし!


右側の階段も左側の階段も、手すりが必要な人たちは「お前らの来るとこじゃないぞ」と宣告されたようなものです。

エレベータから降りても、公民館・図書館やホールに行くのに屋根がない。吹きさらし
エレベーターはスーパーマーケットの中にあるらしい。




でもエレベーターから降りると、そこは吹きっさらしの風がバンバン来る、広い空の下。

雨が降っていたらどうしましょう。杖の人は?車イスは?

プラッツ習志野って、いったい誰のためにつくったんでしょう?疑問だらけです。

(この投稿をご覧になった方から以下のコメントを頂きました。有り難うございます)

確かに疑問だらけですね。しかしもう、出来上がってしまいました。
こういうことを繰り返させないためには、設計した人間に「しまった。失敗した」と心から悔いてもらうしかないでしょうが、そこまでの感受性がある人ならばそもそも、強引にこんな設計はしないものです。彼は今後も平気で、こういう設計を続けることでしょう。
市議会議員にだけ配られた資料(下記の谷岡議員ブログ参照)によれば1階には(株)ビッグ・エーの「アコレ京成大久保駅南店」が、地下1階には「フィロコフィア プラッツ習志野店」という喫茶店が入り、開店予定は11月上旬だそうです。なお、これらのテナントやマンションの家賃収入は、習志野市ではなくスターツコーポレーションの懐に入ります。
実籾駅前通りの元墓場だった所には老人ホーム、大久保の墓地跡はワンルームマンションとフィロコフィア。ずいぶん悪趣味な話です。

プラッツ習志野北側のスターツのワンルームマンションとテナント・・・一般質問(4日目) | 谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員

28日、午前10時から一般質問4日目でした。質問者は4名で、午後3時45分頃終わりました。入沢俊行議員(日本共産党)市角雄幸議員(環境みらい...

谷岡隆(たにおかたかし) 習志野市議会議員

 

 

 

 

コメントをお寄せください。


<パソコンの場合>
このブログの右下「コメント」をクリック⇒「コメントを投稿する」をクリック⇒名前(ニックネームでも可)、タイトル、コメントを入力し、下に表示された4桁の数字を下の枠に入力⇒「コメントを投稿する」をクリック
<スマホの場合>
このブログの下の方「コメントする」を押す⇒名前(ニックネームでも可)、コメントを入力⇒「私はロボットではありません」の左の四角を押す⇒表示された項目に該当する画像を選択し、右下の「確認」を押す⇒「投稿する」を押す

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする