住みたい習志野

市内の情報を中心に掲載します。伝わりにくい情報も提供して行きます。

起訴も裁判もなく、何もしなくても子どもたちが長期間拘禁される、イスラエルの恐ろしい司法制度

2023-11-30 22:46:02 | パレスチナ

(CNNニュースより)

起訴も裁判もない拘禁、子どもの拘束 パレスチナ人釈放で明るみに出たイスラエル司法の実態

起訴も裁判もない拘禁、子どもの拘束 パレスチナ人釈放で明るみに出たイスラエル司法の実態

起訴も裁判もない拘禁、子どもの拘束 パレスチナ人釈放で明るみに出たイスラエル司法の実態

パレスチナ人のファティマ・シャヒンさん(33)はイスラエルの刑務所に数カ月にわたって収監されていた。当局は当初、ヨルダン川西岸でシャヒンさんがイスラエル人を殺害...

CNN.co.jp

 

29日までに、イスラエルは収監していたパレスチナ人180人を釈放し、ハマスは人質81人を解放した。

釈放されたパレスチナ人180人のうち128人は、シャヒンさんのように起訴されることも、裁判を受けることも、弁護する機会を与えられることもないまま収監されていた。自分が拘束された理由さえ教えられなかった人もいる。

そうしたパレスチナ人は、裁判も罪状もなしにイスラエルが無期限で人を拘束できる軍の司法制度の下で収監されていた。

一時休戦の発効を前に、イスラエル司法省は人質と交換に釈放するパレスチナ人300人のリストを公表した。

リストに記載された人の大部分は、起訴もされず有罪判決も受けていなかった。

そうした人たちは「行政拘禁」の下に収監されていた。これはイスラエル当局が治安を理由に起訴することも裁判にかけることもなく無期限で人を拘束できる制度で、証拠が公表されないこともある。

イスラエルはこの制度を予防的措置としても利用しており、実際の行為ではなく、未来の行為について犯行を計画していたとイスラエル当局が主張すれば拘束することができる。

この制度に基づき拘束された人の多くは、証拠が開示されないため、理由も分からないまま拘禁されている。

子どもの拘束

今回の人質交換では、イスラエルが18歳以下の子どもを拘束している実態も明るみに出て、非難の的になった。

今回の人質交換で釈放された未成年の大部分は16~18歳だった。しかしイスラエルの釈放対象者リストには、14歳が5人、15歳が7人含まれている。

マラク・サルマンさんは16歳だった2016年、エルサレムでイスラエルの警官を刺そうとしたとして逮捕された。イスラエル当局によると、負傷者はなかった。それでもサルマンさんは殺人未遂の罪で有罪とされ、禁錮10年を言い渡された。控訴によって刑期は9年に短縮された。

サルマンさんは24日、9年のうちほぼ8年の刑期を終えて釈放され、エルサレムでようやく家族との再会を果たした。しかし家族が釈放を祝うことは許されなかった。

10月7日以来、イスラエル警察はパレスチナ人に対する摘発を強め、パレスチナ人がガザ地区の市民に連帯を示したり、コーランの一節をSNSに投稿したなどの理由で逮捕されている。

(国境なき医師団のニュースより)

【動画】「家族で生き残ったのはこの子だけ」

【動画】「家族で生き残ったのはこの子だけ」──ガザ南部、医師からの声 | 活動ニュース | 国境なき医師団

【動画】「家族で生き残ったのはこの子だけ」──ガザ南部、医師からの声 | 活動ニュース | 国境なき医師団

パレスチナ・ガザ北部から多くの人びとが逃れてきている、南部の都市ハン・ユニス。ここで医療活動にあたっている国境なき医師団の形成外科医ハーフェズ・アブフッサが、現...

 

 

形成外科医 ハーフェズ・アブフッサからの報告

紛争が始まってから今まで、ノンストップで動いています。毎日24時間ずっとです。
とても難しい状況です。このような傷は見たことがないし、前の紛争とはレベルが違います。
重傷患者もいて、皆やけどを負っています
 
想像できますか?負傷者が1日に100人や200人、500人に上ることもあるのです。
 
事態はさらに深刻になっています。他の病院が稼働していないので、多くの患者さんががここに来ます。
 
私たちが診ている大部分は、女性と子どもです。何の罪もない幼い子どもが傷ついているのを見るのはつらいです。
 
手足を失い、大手術をした子がいました。家族の中で生き残ったのは彼だけでした。麻酔から覚めた時、「家族はどこ?」と……。とてもつらかったです
 
ここで直面しているのは、物資や機材の不足です。患者数は以前は300人ほどでしたが、今は1000人を超えています。

多くの患者には家がありません。ガザの中を逃げまどっています。家が壊された人も多くいます。 
彼らは飲み水を得ることができません。食べ物も電気も足りません。何も持たずに逃げた人もいます。
 
常に危険だと分かっていても、なすすべがないのです。
 
 
 

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全国で問題を引き起こしている市長や区長

2023-11-30 13:34:36 | 市長

(ブログ読者の投稿です)

役所の長のパワハラ、セクハラが問題になっています

パワハラ首長。愛知県東郷町長(CBCテレビ)

【速報】パワハラ・セクハラ疑惑の町長 不信任決議案が提出されるも“否決” 愛知・東郷町の井俣憲治町長(CBCテレビ) - Yahoo!ニュース

【速報】パワハラ・セクハラ疑惑の町長 不信任決議案が提出されるも“否決” 愛知・東郷町の井俣憲治町長(CBCテレビ) - Yahoo!ニュース

愛知県東郷町の井俣憲治(いまたけんじ)町長(57)が、職員にパワハラやセクハラとみられる発言をしていた問題で、27日に臨時会が開かれましたが、出席議員の4分の3以上の...

Yahoo!ニュース

 

に続いて、福岡県宮若市長

(ANNニュース)

が問題になっています。

市長は王様ではない。法律は守らなければならない

 パワハラか否かは動画を見ていただくことにして、共通しているのは「自治体の中では俺が王様だ」と胸を張ってしまうこと。日本国の中での自治なのだ、日本国の法律は守らなければならないのだという当り前のことを忘れて、専制君主化してしまうのですね。

 昔、日本武尊(やまとたけるのみこと)が日本を平定するまでは、まつろわぬ熊襲(くまそ)の親分だの蝦夷(えみし)の酋長だのが全国に跋扈(ばっこ)していたのだといいます。いや、現代も意外に、各地に生き残っているのかも知れませんね。これは民主的な「地方自治」とは異質なものでしょう。

「行政に誤りはない」「泣く子と市長には勝てぬ」というような市役所では困る

 行政は無謬(むびゅう)だ、と言われます。無謬とは、神の如く判断に誤りのないこと。明治憲法の時代には、天皇は無謬だ、行政に誤りはないとされていました。日本国憲法の下では無謬性は否定され、行政事件訴訟も国家賠償も広く認められるようになりました。しかし現実は、まだまだ「泣く子と市長には勝てぬ」ような自治が行われているのではないでしょうか。

 東京都板橋区からは、こんなニュースが聞こえてきました。

(東京新聞の記事より)

「店が壊されるまで営業やめません」再開発に反対、立ち退きを拒否 コモディイイダ社長激怒の理由 板橋・大山

「店が壊されるまで営業やめません」再開発に反対、立ち退きを拒否 コモディイイダ社長激怒の理由 板橋・大山:東京新聞 TOKYO Web

「店が壊されるまで営業やめません」再開発に反対、立ち退きを拒否 コモディイイダ社長激怒の理由 板橋・大山:東京新聞 TOKYO Web

長さ560メートルの巨大アーケードで知られる東京都板橋区のハッピーロード大山商店街が揺れている。 タワーマンション4棟などが建つ大規模...

東京新聞 TOKYO Web

 

都内でも繁盛ぶりが知られる板橋区大山のハッピーロード商店街。その中にあるスーパー「コモディイイダ」が急に立ち退きを求められている、というのです。

 長年空き地だった板橋区所有の土地をハッピーロード大山商店街振興組合が借り、イイダの出店を誘致した。20年前のことだそうです。ビルは振興組合が所有し、1階にイイダが借家として入っています。そこへ今回、100メートル超のタワーマンション2棟を建てる再開発計画が持ち上がった。再開発を推進する区は、振興組合に区有地の返却を求めたそうです。そこで振興組合はイイダの借家契約を解除するから退去して、というのが今回の騒動です。

「タワーマンションを建てるから退去せよ。区長様の命令に従え」という、(タワマン業者と気脈を通じた?)板橋区長の乱暴なやり方は許されない

 この区有地は「行政財産」なのだそうです。自治体の財産の内、行政目的を持っている土地を「行政財産」、そうでない土地を「普通財産」といいます。

普通財産には民間の会社や個人が持っている土地と同様、民法が適用されます。役所だからといって、特別扱いはありません。

一方、行政財産は、例えば周囲を徐々に買収して都市公園にしようという行政目的があるわけなので、行政法の適用があります。普通財産は民法に従って人に貸し付け、地代を取ることが出来ますが、行政財産は貸し付けることが出来ません。借地人がいては、公園を作ろうとするときに障害になるからです。

しかし、買収が完了して公園が出来るまでには、まだ当分時間がかかる。一方で、それまでの間、何か暫定使用させて欲しいという話がある、という場合、「一時使用許可」をすることはできる、とされています。ただこれは、民法上の契約ではなく行政庁の「許可」ですから、行政庁は一方的に、急に許可を取り消すことも可能です。災害が発生したのでこの土地を、急遽現地対策本部として使う必要がある、などということになれば、許可を取り消して使用者に出て行ってもらうことも可能なのです。

 板橋区は振興組合に対し、許可を取り消してビルの取り壊しを求めた。そこで振興組合は、借家人であるイイダに退去を求めた、というのは今回の事件の骨格です。

振興組合によれば借家契約書には、区の行政財産使用許可が受けられなくなった場合、建物を取り壊して更地にして返すので、借家人たるイイダは退去しなければならない、と規定されているのだといいます。

但し、振興組合・イイダ間の借家契約は民法上の契約です。借地借家法の適用があります。普通借家契約と定期借家契約がありますが、普通借家であれば契約期間が1年以上で、借主が希望すれば基本的に契約は更新されます。借地借家法は借主を保護する特別法ですから、家主側が一方的に追い出すようなことは非常に難しくなっています。

 次に、板橋区・振興組合間の土地使用許可について見てみましょう。行政財産の一時使用許可は、1会計年度内を限度とし、更新は可能とされています。1年更新と考えていいでしょう。

 もしこの土地が普通財産であれば、貸付には借地借家法が適用されます。借地借家法は、土地を貸す場合、ビルのような堅固な建物を乗せることを目的としているときは、借地期間を決めるときは30年以上とし、特に決めがなければ60年と定めています。

5年や10年ですぐに返さなければならない土地に、巨額の投資をしてビルを建てる人はいないからです。

また貸す方も、ビル建設を目的として土地を貸すときは、当分土地が返ってこないことは覚悟しているはずですね。さらに借地借家法第9条には、この節の規定(借地期間の規定はここに含まれる)に反する特約で借地権者に不利なものは、無効とする、との規定があります。

ビル建設を目的として土地を貸すが、期間は10年とする、と特約してみても、借地権者に不利です。そもそも10年で返さなければならない土地にビルを建てるはずがない。だからこの特約は無効となり、期間は定めがないもの、つまり60年となるわけです。

 このように考えてくると、そもそも行政目的のある区有地について、ビルを建てると言っている振興組合に「一時使用許可」を与えた板橋区がおかしなことをやっていることになりますね。

ビルだろうが何だろうが、役所が許可を取り消せば、取り壊して更地にして返さなければならないのだ、と考えたことがおかしい。

「一時使用許可」なのですから、使用目的はあくまでも一時的なもの(例えば駐車場など)でなければならない。ビルを建ててイイダに貸すのは「一時的」の内だ、と考えた区にトラブルの発端があるのではないでしょうか。

 「天皇陛下の命令だ!」「区長様の命令だ!」と言えば、何でも「エーイ、控えい。下がりおろう!」でまかり通ると思っている役人の特権意識。我々は民法だの借地借家法など関係ないという「超然主義」が、こういうトラブルを発生させている。そしておそらく、区の幹部とタワーマンション業者とはよろしく気脈を通じている…。

 イイダの社長さんは、徹底的に戦うと怒っているそうです。なりゆきに注目したいと思います。

それにしても、新しいタワーマンションはこの土地に、一時使用許可で乗るのでしょうか? そうではなく、普通財産にしてマンション業者に払い下げるのだとしたら、今まで行政財産だと言ってきたこと自体が怪しくなりますね。振興組合に貸してビルを建てるのに、普通財産だと借地借家法が適用されてしまう。行政目的がある(例えば、商業の振興のため)と言い張って、借地借家法を脱法しようじゃないか、ということだっだのかも知れませんね。

習志野市の文化ホール。4月に閉館した後も財団法人文化ホールの事務室が居座っているけど、市にちゃんと家賃を払っているんでしょうか?

行政財産と普通財産。設置管理条例が廃止された文化ホール建物も、普通財産になったはずですね。依然としてあそこに、財団法人文化ホール事務室が居座っているのですが、ちゃんと賃貸借契約して家賃を取っているのでしょうか。それとも、知らばっくれなのでしょうか?
 議員にはこういう所を、ちゃんと目を光らせて欲しいものですね。

2年も隠していた習志野市の違法行為、市長選前にバレていたら市長選の結果が変わっていたかも知れない - 住みたい習志野

2年も隠していた習志野市の違法行為、市長選前にバレていたら市長選の結果が変わっていたかも知れない - 住みたい習志野

習志野市で繰り返された違法行為。メディアに、たった1枚のFAXで「お知らせ」しただけでもみ消そうとしたが…習志野市が記者会見も開かず、たった1枚のFAXでメディア...

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「不正、違法行為が当たり前」の習志野市政と、それを支える翼賛議会、どげんかせんといかん!(読者投稿) - 住みたい習志野

 

 

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Narashino gender31 日本女性史koki版23 近世Ⅲ 近世の市民革命におけるジェンダー

2023-11-30 08:11:16 | ジェンダー

近世市民革命におけるジェンダー

近世、絶対王政の時代

王殺しオリバー・クロムウェル(1599~1658)(上)と処刑されたチャールズ(1625~1649)(左下)、王政復古のチャールズ2世(1660~1685)(右下)

歴史の時代区分、古代、中世、近世、近代と最初に分けてしまったことに後悔しています。日本史にはまったく当てはまらない。これはヨーロッパのもの。古代→西ローマ帝国の滅亡→中世→東ローマ帝国の滅亡、ルネサンス、大航海時代、宗教改革→近世→フランス革命、産業革命→近代→、近代現代境界は、1914年の第一次世界大戦の開始以降を現代とするのが一般的だったが、今は1989年のベルリンの壁崩壊から現代という考え方が台頭してきている。

近世は、時代でいえば、絶対王政の時代。中世の封建国家もルネサンス、科学革命(地動説)、宗教改革、大航海時代で変わらざるをえなかったが、絶対主義と重商主義(※1)が共存し、そんな時代に活躍したのが思想家たち。女性差別は神の差別に加え、王の権力と結びつき、王権神授説(※2)正当化された。

※1 金銀貨幣の蓄積をはかるため、国内の鉱山の開発に努めたり、海外からの金銀の獲得につとめ、またその国外流出を抑える政策。 16世紀のスペインに典型的に見られる。

※2 ヨーロッパの絶対王制国家の権力は神から授かったものとする政治思想。 国王の権力は神から与えられた神聖不可侵なものであり、反抗は許されないとする政治理念。

16世紀半ばの西ヨーロッパ

 

フィルマーの王権神授説(権論)

ロバート・フィルマー

16世紀終わりごろ宗教革命がおきヨーロッパの国々では国王が権力維持のためにプロテスタントに対する宗教弾圧を行った。それに対して抵抗運動がおきると、国王の権力を擁護する議論を展開したのがロバート・フィルマー(1588~1653)である。根拠は聖書の「創世記」。

「父権論」(Patriarcha)という本を著した。

簡単に紹介しよう。

聖書には「創造の歴史の真実」が書かれており、アダムが女性に対する支配権を神から与えれたのが「権力の源泉」。アダムは人間のはじまりなのだから、その後、わんさかいる子ども達のすべての父で、子どもが存在する要因は父にあり、母は子どもを入れておくだけの「空の容器」にすぎない。父は神が人間を創造するのに代わってこの世の人間を創造する。人間は小さな家族から始まって、大きな国家に発展し、家族を支配していただけの父は、国家の支配者である王になり権力を持つようになる。

だから、王の権力は神がアダムに与えられた「父権」であり、王に抵抗することはできないし、家族男性が父として支配すること家父長制は正しい女性は父や夫に従うべきである。

これは「王権神授説」と呼ばれている。

ロックの社会契約論

ジョン・ロック

王の権力行使に抵抗する側として立ち向かった代表はジョン・ロック(1632~1704)。日本では天下統一江戸幕府が軌道に乗り始めた時期に、イギリスでは王の国家権力を認めるかどうかの論争やってたんだね。ロックは名誉革命の際に、「統治二論」などの著作で「社会契約論」を唱えた。

(統治二論)

清教徒革命と名誉革命

ロックはフィルマーの議論をすべてひっくり返した。王権の根拠とする「父権」を否定するために、国家と家族を切り離し、別々の起源があると主張した。これも根拠は「創世記」。

人間は自分たちで生きるために楽園からこの世に送られた。しかし、送られた時には国家はまだなくて、この世は自然状態であったから、この世もまた、神の管轄する領域であると主張し、人間が生命を生み出すことは人間の努力ではなく、神の仕事。

フィルマーの父が神に代わって生命を生み出すことで支配権力を持つ」の主張に対し、「生命の作者と授与者は神であり、の中においてのみ、我々は生き、行動し、存在することができる」権を無力化した。

ロックはそのうえで、「国家は人々の契約により作られ決定されもので、神の決定ではないから、人々は国家権力の行使に問題がある場合は王に対し異議をとなえ、転覆させる権利をもつ」。これが革命派によって唱えられ、近代社会を作る基礎となった「社会契約論」である。

社会契約と性契約

父権論を解体したロックは、神の管理下にある「自然状態」における家庭内の男女関係についても論じている。

ロックは「家族は男性と女性が結婚の契約をすることにより始まる」とし、しかしその関係は、「女性が男性に従属するのは当り前」だとした。従属は「自然に基礎を持つ」。「自然」というのは「神が定めたもの」という意味で、国家が成立する前の状態を指す。ロックは熱心なプロテスタントで、結婚契約を結ぶのは、「女性は男性に支配されるべき」とした神の命令を守るため、と考えた。

キャロル・ベイトマン 

ロックが結婚契約の前に、「自然状態」のもとですでに男性が女性を支配下に置いていたことについて、キャロル・ぺイトマン(1940~)は、結婚契約を「性契約」とよび、自由で平等な国家をつくる「社会契約」はその陰に、抑圧的な性契約を伴っていたと批判した。

ロックは、社会契約を結ぶことができるのは自由で平等な「人間(Men=男性)」で、「人間」というの理性と財産のあるに限られると主張した理性はアリストテレスあたりの昔から男性の属性。財産は男性が労働することにより獲得することができるもの。

女性は理性も財産もないから社会契約からは、はじかれているという。そしてその女性はどこにいった? 自然状態に置いてけぼりになってるのよ。家という暗い自然にね。

ロックは、父権を弱体化させるために、生まれた子どもに対する権力に対しては両親が持つとした。また、家族が継続して国家(王の世襲)になることを防止するために、家族は子どもを育てるための一時的なものとし、子育てが終われば解消すべきものとしている。

ロックは、養育と教育の責任は両親の義務だが、両親が異なる意見を持った時は父親が決定権をもつという。また、子どもが成育するまでは家族だが、独立すれば解散。解散すれば、女性は権利をもつ個人となるのではなく、社会契約からはじかれている存在に戻り、自由で平等な「人間」は男性だけのもの。近代社会の自由主義は成立した時点で家父長制構造を内包していた。だから近代化は、男性による、男性の、男性のために行われた。

ぺイトマンは、フィルマーを「古典的家父長制」、ロックを「近代的家父長制」のもとでの家父長制的自由主義とし、家父長制により王の支配が終わった後も女性が公的領域から締め出される状況が現代までつづいているとしている

男性は、宗教改革でカトリック教会から権力を奪い、政治革命で王から権力を奪うことで、個人として開放されたが、女性は家庭に取り残され、そこでは男性による女性の支配、抑圧がより強まったといえる。

現在の日本では、政府はさらに憲法改正で、時代に逆行し、ロックの家族と国家の分離という近代社会以前の父権支配の「古典的家父長制」にまで戻そうとしている。この国では政治改革人民による革命いっぺんもないもんね。

法における女性差別

キリスト教を根拠とした王権神授説による女性差別、社会契約論の契約という考えにも女性差別があり、それに法はどうからんでくるのだろう。契約というのは、個人が対等な立場で条件交渉し合意し成立するもので、結婚契約だけ妻が夫に従うという不平等な立場で成立し、その契約を根拠として夫婦関係が決められ、家父長制が成立するというのは法的におかしくないか? そんな結婚契約じゃ夫が妻に暴力をふるったり、DVなんでもありでも法的にOKじゃん。

想像通り、当時のイギリスの男性による女性支配は、「主人と妻(Load and feme)」という言葉があるように、妻は無権利状態。キリスト教における結婚は「夫婦が一体となる」。これは妻が主人である夫のモノとなることで、妻の肉体やそれから生み出される労働は夫が享受すべきとされた。妻の財産は金銭どころか、動産(持ち物、家具など)までも夫が所有権をもち、自由に処分することができる。不動産の土地、家屋などは妻に所有権があるが、夫が管理権をもつので、売買やレンタルには夫の同意が必要となる。妻が夫を殺した場合は「殺人」ではなく、「反逆」として裁かれ、妻が他人から損害を被ったときは、夫は当事者として損害を要求する権利をもつことができた。妻は訴訟の権利もなく、契約の当事者になることもできず、遺言による遺贈もできなった。

二つも政治革命をやった人民がこんなの許してちゃいけないだろう?という素朴な疑問。調べてやろう、イギリス(イングランド)の法

カヴァチャーと結婚契約

前述のような妻の無権利状態は、法のなかでは「カヴァチャー(coverture)」といわれ、日本語訳は「庇護された妻の身分」。この訳、気に入らないね。庇護は「かばって守る」という意味だよ。独身女性にはカヴァチャーは適用されなかった。結婚した女性の権利にカバー(cover)したようなこの無権利状態は1882年の「既婚女性財産法」制定まで続く。17世紀に近代化したイギリス女性の普通参政権が認められたの1928年。納税者(男性)にしか参政権がなかったからである。財産権もないので子どもの親権も否定された。女性差別には歴史的な事情が諸外国にあり、イギリスほどでなくても、男性や権力はそれぞれ差別を正当化するためにあれこれ定義づける。

日本で、夫のことを「主人」と呼ぶ人が多いが、カヴァチャーを知ると、使うことに抵抗を覚えないですか?

カヴァチャーの根拠は、創世記の「夫と妻は一体となる」という記述から来ている。夫婦は一体→法的には一つの人格→一つの人格の決定権はひとつ→夫によって代表される。法制史の研究者は「聖書にもとづく教会の家父長制の考え方を国家法として表現したのがカヴァチャーだ」という。

ブラックストンと庇護された女性

ウィリアム・ブラックストン

イギリス(イングランド)には法体系がいっぱいあるらしいが女性差別と法の関係についての日本語の素人向けの本なんて全くなくて、ギブアップだなぁと憂鬱になってた。

以前から「コモン・ロー(common law)」というのが気になっていた。コモン・ローは、個別の事件に対する判例の積み重ねが法として認められるようになったイングランドの法体系。ネットで漁っていたら、18世紀の啓蒙時代にブラックストンという法学者が書いた「イギリス法釈義」というコモン・ローの解説本で、カヴァチャーを擁護しているのに出会った

婚姻により、夫と妻は法的にひとつの人格となる。すなわち女性の人格と法的存在は、婚姻中は一時的に停止される。もしくは、少なくとも夫の人格に組み込まれ、合併される。夫の翼、保護、そして庇護のもとで、彼女はすべてのことを行なう。それゆえ我が法において使われるフランス語では「庇護された女性(feme-cover※)」という。
※feme-coverは中世のアングロ・ノルマンの英語つづり。現代フランス語ではfemme couverteとなる

そして婚姻中の彼女の状態は、カヴァチャーと呼ばれる。婚姻によって夫または妻が取得するほとんどすべての法的権利、義務、そして無能力は「夫と妻の人格の結合」というこの原則に依拠するのである

これで本人曰く、女性の自由を尊重しているのだそうだ。ブラックストンは、
結婚を教会の管轄ではなく国家法にもとづく「契約」とし、女性と男性の合意により成立する。
②男性の肉体的力にもとづく優位性を否定 
カヴァチャーの妻の無権利状態は、結婚に合意した時に受け入れたことであり、当事者である女性は能力をもって「契約」したから有効である

さらに「契約」は女性が支配されるようにしているのでなく、女性が依存するようになっただけ。男性と同じように権利をもつことは責任を伴う。カヴァチャーの間は権利はないが、責任をもつこともなく保護されている。ブラックストンは、「個人の自由」という近代革命の考え方に沿って、男性の肉体的能力や神に頼ることなく、「契約」「人格の結合」という概念で、家父長制を新しい時代に適合させ、啓蒙時代の装いにした。このブラックストンの解釈は、「温情的パターナリズム(強い立場にある者が、弱い立場にある者の利益のためだとして、本人の意志は問わずに介入・干渉・支援すること)」というコモン・ローの特徴だという批評家もいる。

ブラックストンは妻たちの無権利状態を「イングランドの妻たちの最大の特権のひとつ」と言い切っている。「女は働かなくても男に養ってもらえるからいいな」と。ブラックストンは、アメリカ、カナダ(19世紀になってコモン・ローを採用した)の女性解放家たちに憎まれた。

現在日本版カヴァチャー女性個人の権利を侵害するときに、「あなたのためにやってるのよ」という親、先生、上司…、いるよね。依存するように仕向けているので、振り切ることがむずかしい。社会も差別や被害は女性自身が原因とする、男はみんなオオカミよ」「暗い夜道に気をつけよう」「メイクや服装は控えめに」とか、うっせいんだよ。

●Ado うっせいわ この曲最高! YouTube

ぺイトマンの「結婚契約批判

ぺイトマンの批判は以下のとおり。

1  契約は女性が妻、男性が夫という生まれつきの属性により法的立場が決定されており、カヴァチャーを交渉により変更する自由はない。

法的な離婚が許されていない以上、契約を解消することはできない

離婚は「神が結びつけた夫と妻は死が2人を分かつまで生活を共にする」という教会の管轄で1969年の「離婚法」まで夫婦関係の破綻による離婚は認められなかった。

2  肉体の使用を目的とする契約であり、夫がの肉体を使用することに「合意」したことを意味する。

17世紀の法律家の「結婚契約に合意した妻は自分自身を放棄することを承諾したのだから、夫がレイプの罪に問われることはあり得ない」という見解はずっと生き続け、この見解が判決で否定されたのは1991年。また、夫が肉体の使用権を持つことは、妻の肉体を使って生み出される家事サービスを強制し、それができない場合は暴力を振るうこと容認される。この考え方は1870年代まで一般的だった。

ぺイトマンは、結婚契約により、妻は自分の肉体を鎖につながれて拘束され続ける奴隷と同じ状態にされ、夫による支配が作り出される。だから肉体を目的とした結婚契約は、自由な人間関係をつくる「契約」概念に反する隷属状態をつくりだすと批判した。

(経営者と労働者の労働契約も同じとしている)

社会契約説にもいろいろある

ホッブス・ロック・ルソーの社会契約説の比較

他に、ロックより以前に神による秩序を排して、男女の対等性を基本に社会を構想したトマス・ホッブス(1588~1679)や、ルソーなんかの社会契約説も紹介したいのだけど、キリスト教の女性差別がテーマだし、そろそろ日本史に戻ります。江戸時代です。

東照大権現(とうしょうだいごんげん)霊夢像 徳川記念財団

日本は市民革命もなく、家康=東照大権現という神様の庇護の封建時代になりました。うっせいわ~といった女性はいたのかどうか? (koki

 

 

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「休戦」中でもパレスチナの子供たちを殺し続けるイスラエル軍。空爆で人質の母子3人死亡

2023-11-30 06:31:44 | パレスチナ

(ロイターの記事より)

イスラエル、ヨルダン川西岸で子ども含むパレスチナ人4人殺害

イスラエル、ヨルダン川西岸で子ども含むパレスチナ人4人殺害=報道(ロイター) - Yahoo!ニュース

イスラエル、ヨルダン川西岸で子ども含むパレスチナ人4人殺害=報道(ロイター) - Yahoo!ニュース

[ドバイ 29日 ロイター] - パレスチナ通信社WAFAは29日、子ども2人を含むパレスチナ人4人がパレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区の北部ジェニンでイスラエル軍...

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パレスチナ通信社WAFAは29日、子ども2人を含むパレスチナ人4人がパレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区の北部ジェニンでイスラエル軍に殺害されたと報じた。

パレスチナ保健省によると、8歳と15歳の子どもが占領軍に射殺された。

その数時間後、ジェニン難民キャンプで2人のパレスチナ人がイスラエル軍によって殺害されたという。 イスラエル軍の声明によると、この2人は「難民キャンプ内におけるイスラエル軍とイスラエル国境警察などの合同テロ対策活動中に殺害された」といい、うち1人はパレスチナ自治区ガザの過激派「イスラム聖戦」の幹部だったという。

(ANNニュースより)

ハマスが「人質3人の死亡」を発表 最年少の10カ月の赤ちゃんも

ハマスが「人質3人の死亡」を発表 最年少の10カ月の赤ちゃんも(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

ハマスが「人質3人の死亡」を発表 最年少の10カ月の赤ちゃんも(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

イスラム組織「ハマス」はイスラエル軍の空爆により、人質にしていた母子3人が死亡したと発表しました。これまで詳しく報じられてきた3人だけに、今後の交渉に影響を及ぼし...

Yahoo!ニュース

 

イスラム組織「ハマス」はイスラエル軍の空爆により、人質にしていた母子3人が死亡したと発表しました。これまで詳しく報じられてきた3人だけに、今後の交渉に影響を及ぼしそうです。  

「ハマス」は29日、SNS上で「イスラエルの空爆の結果、人質3人が死亡した」と名前とともに発表しました。  母親のシリ・ビバスさんと4歳の息子アリエルちゃん、生後10カ月のクフィルちゃんの家族3人で、特にクフィルちゃんは最年少の人質であることから、これまでイスラエル国内の報道で詳しく取り上げられてきました。  発表を受けてイスラエル軍は「現在、情報の正確性を検証している。ハマスは人質の安全確保に全責任を負う」と非難する声明を出しました。

 人質の代表格とも言える3人の死亡発表だけに、人質返還を優先すべきとの世論や今後の交渉の行方にも影響を及ぼす可能性があるとみられています。

 

 

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12月のイベントのご案内

2023-11-30 00:41:17 | 催しなど

12月のイベントのご案内です。

~12月3日(日)

中村哲さんパネル展

9:30~19:00

(毎日新聞でも紹介されました)

中村哲さんの功績たどる 船橋、12月3日まで写真展 /千葉 | 毎日新聞

中村哲さんの功績たどる 船橋、12月3日まで写真展 /千葉 | 毎日新聞

 アフガニスタンなどで人道支援に取り組み、2019年に銃撃され亡くなった医師の中村哲さん(当時73歳)の写真展(「中村哲の志を継ぐ有志」主催、毎日新聞千葉支局など後援...

毎日新聞

 

12月9日(土)午後1時30分〜

まもろう平和!習志野・船橋市民のつどい'23

中野晃一さん(上智大学教授)のお話

4NINGUMI(ピアノ、フルート、クラリネット、ファゴットによる室内楽)の演奏

参加費1000円(当日1200円)学生・障がい者500円

12月9日(土)14時〜

チャリティーコンサート

みんなの笑顔

花園自治会館

花園文化会自治会館(千葉県千葉市花見川区花園町/その他) - Yahoo!ロコ

JR新検見川駅北口から徒歩約11分

京成検見川駅出口から徒歩約20分

 

 

(読売新聞で紹介されました)

習志野市の市民サークル「笑い声と歌」が12月9日千葉市でチャリティー音楽会 - 住みたい習志野

習志野市の市民サークル「笑い声と歌」は12月9日、千葉市花見川区の花園地区自治会館で開くコンサートで、家庭で余った食料品を集めて寄付する「フードドライブ」活動を行う。

会場では、習志野市内の子ども食堂へ贈る缶詰や乾麺、カップ麺、レトルト食品、お菓子などの寄付を募る。賞味期限が1か月以上あることが条件。

コンサートは午後2時開演。「みんなの笑顔」をテーマに、東京芸大の喜久田大和さんや県立津田沼高校合唱部OGらが「オー・ソレ・ミオ」「見上げてごらん夜の星を」「りんごのひとりごと」など13曲を披露する。入場料500円。

問合せは戸田代表(090ー3808ー4163)へ。

 

12月10日(日)習志野シニアクラブ

<DVD鑑賞>不朽の名作「シェルブールの雨傘」
(1964年 仏・独 92分) ミュージカル映画・悲恋の傑作として、今なお燦然と輝き続ける 

監督J.ドゥミ、主演C.ドヌーヴ、音楽M.ルグラン

午後1時30分〜 袖ヶ浦公民館 
司会・進行 上岡
 
参加費 大人200円(予約不要) 学生は無料
問い合わせ先 仲野  090-4613-9851
 
 
12月11日(月)

ときめきランチタイム
ワンコイン500円プチコンサート

開場:11:00 開演:11:30~12:15

サンタクロースにお給料があるの…

~出演~

歌:    喜久田 大和  藤谷 遥菜

チェロ:  田中 鈴

マンドリン:篠田 琉河

ピアノ:  三代川 恭子

~演奏曲~

あわてんぼうのサンタクロース

帰れソレントへ

チリビリビン

O sole mio

キラキラ星変奏曲

月の砂漠

星に願いを

見上げてごらん夜の星を

りんごのひとりごと

あこがれの郵便馬車

フォーレ曲「夢のあとに」

ミュージカル”ジキルとハイド”より「時が来た」

参加費 500円

会場 プラッツ習志野市民ホール(京成大久保駅 徒歩2分)TEL 047-476-3213

 
12月13日(水)21時30分~21時55分に『newsチバ』内で放送される「ちば文化資産」特集に於いて、習志野ソーセージ及び習志野俘虜収容所が取り上げられるそうです。
 
12月15日(金)

19:00~20:30

オンライン学習会 迫る「お試し改憲」、~安保三文書改悪から1年~

オンライン学習会 迫る「お試し改憲」、~安保三文書改悪から1年~(12/15) | 市民ネットワーク千葉県

日時:12月15日(金)19時~20時半(予定)
方法:Zoomによるオンライン
参加費無料  

講師:吉沢弘志(市民ネットワーク千葉県政策調査室)
主催:市民ネットワーク千葉県

現在開会中の臨時国会での「憲法調査会」は11月30日と12月7日を残すだけとなりました。
岸田首相の「総裁任期中の改憲実現」という総裁選公約の期限まであと10か月ほどです。
施政方針演説の「改憲条文案の具体化」があと2回の審査会で強行されるのか、注視が必要です。
自公、維新、国民が目論む「お試し改憲」の中味、大軍拡初年度で日本の安全保障は何が変わったのか、来年度軍事予算(今年よりさらに1兆円以上増額)はどうなるのか、現在の改憲状況を共有する学習会を企画しました。

どなたでも参加できます。
—–
参加 Zoom ミーティング
https://us06web.zoom.us/j/89947210600?pwd=WfpRz4n8MKbdLZbTrpkKK9LEZItUcR.1
ミーティング ID: 899 4721 0600
パスコード: 070100

絵本でテツガク対話

絵本でテツガク対話、15日は幕張で、21日は大久保で行います

12月15日(金)

午後1時30分〜3時 

幕張「本屋ライトハウス」(奥の部屋)

「夜のあいだに」

『夜のあいだに』── 新刊予告 - 翻訳者の部屋から

『夜のあいだに』── 新刊予告 - 翻訳者の部屋から

久しぶりの絵本が出ます。カナダの兄弟画家、テリー・ファン、エリック・ファンが初めて文章も書いた絵本、『夜のあいだに』(原題 "The Night Gardener")です。

翻訳者の部屋から

 

〒262-0032
千葉県千葉市花見川区幕張町5-465-1-106

JR/京成幕張駅より徒歩6分
(JRと京成の駅は別の場所ですが、どちらからも500mくらいです)

駐車場はありません。近隣に数カ所コインパーキングがあるのでそちらをご利用ください。

絵本でテツガク対話

12月21日(木)

午前10時〜11時30分 

市民プラザ大久保 ギャラリーB

「夜のあいだに」

 

12月23日(土)シニアクラブ
谷津公民館(今回のみ無料) 午後1時30分から
<公開対話>新人市議と語り合う明石モデル

6月に開催し好評だった「新人市議と語り合う会」を再度行い、明石市発の「明石モデル」を考えます

今回も8名の新人市議に声かけし、参加を呼びかけます。

司会・進行 仲野

13時30分~

 
参加費 無料
問い合わせ先 仲野  090-4613-9851
 

 

 

 

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