(中日スポーツの記事より)
泉房穂さん「いったい何がしたかったんだろう」高市早苗担当相に苦言 「『万博延期』首相に進言しておきながら…」
昨年4月まで12年間兵庫県明石市市長を務めた弁護士の泉房穂さん(60)が3日、X(旧ツイッター)を更新。
高市早苗経済安全保障担当相がこの日のXで、能登半島地震への対応を優先させるため2025年大阪・関西万博の延期を岸田文雄首相に進言した経緯を投稿、延期論が「物議を醸した」と認めつつ、政府の予定通り開催の方針に服する姿勢を示したとの報道に「いったい何がしたかったんだろう」などと苦言を呈した。
高市担当相は1月27日の講演で、首相と16日に面会した際に万博延期を進言したと自ら明かしていた。この日のXでは首相との会談内容を公表した経緯などを説明し、首相が今週の国会で予定通り来年4月開催と答弁したことに触れ、「被災地復旧に必要な資材不足・資材価格高騰や人手不足で困る方々が出ないよう、引き続きのご尽力をお願い申し上げたく存じます」などとつづった。
泉さんは「不思議でならない。『地震への対応を優先させるべき』だとして、『万博の延期』を首相に進言しておきながら、『予定通り開催』との政府方針にすぐに服するとは、いったい何がしたかったんだろう。『物議を醸す』ことぐらい、本人だって当然にわかっていたはずだが…」とあきれた。
フォロワーは「仕事してるポーズ」「ガス抜き」「パフォーマンスしてみただけ」「だから、騙されては駄目かな! 自分は最初から怪しいなと思っていました」などと声をあげた。
(Asagei Bizの記事より)
「大阪万博やっていただきたい」馳浩知事に失望の声「さすが維新…」
今も1万4000人が避難所で暮らす石川県の馳浩知事が2月2日の「プライムニュース」(BSフジ)にリモートで生出演。万博にGOサインを出して、多くの失望の声が寄せられている。
コーナーの最後で、番組では大阪府民からのメールを紹介。「馳知事にお尋ねします。大阪万博の影響はありますか?」という質問を読み上げると、馳知事はこう答えた。
「大阪万博、ぜひやっていただきたいと思っております。それも身の丈に合った形でやっていただきたいと思いますし、万博というのは世界に我が国の技術力をオープンにする大事な場でもあります。我が国の経済成長にも必要です。したがって、身の丈に合った形でやる中で、その時に石川県や能登のことも発表できる場をぜひ提供していただきたいと思います」
国会でも25年開催に反対意見が噴出する大阪万博について、「ぜひやっていただきたい」と肯定したことで、SNSでは
《県民のこと考えてる?》
《万博の予算を石川に持ってくるのが仕事では?》
《せめて延期くらい言ってよ》
《さすが維新の顧問だけある》などと失望のコメントが見られた。
「自民所属の国会議員として活動してきた馳知事は、22年の石川県知事選でわずか7982票差の激戦を制して当選。その時に、日本維新の会の推薦を受けており、このバックアップがなければ、石川県知事になれたかどうか…。そして22年の秋には自民党員でありながら、日本維新の会の顧問に就任したことが報じられ、大きな波紋を呼びました。自民党、日本維新の会との関係を大切にしたい気持ちはわかりますが、馳知事はどこを向いて県政を行おうとしているのか甚だ疑問です」(政治ジャーナリスト)
大阪万博に「NO」と言えない首長を石川県民はどんな目で見ているだろうか。
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