ウクライナに戦わせ、プーチンを倒すまで戦争をやめさせない、という「バイデンの戦争長期化作戦」でアメリカの軍需産業は空前の利益
ジャーナリストの清水克彦さんが「プーチンによるウクライナ侵略戦争。実はロシアもウクライナもアメリカ・バイデン大統領の仕掛けたワナにはまった」という見方をしています。 (DIAMONDonlineの清水さんの記事)
「ウクライナ戦争の勝者」はバイデンと習近平、米中が得た3つの大成果とは
アメリカが得た成果
アメリカはロシアのウクライナ侵攻で、いくつもの「利」を得た。何といっても軍需産業が大もうけ できた。
バイデン大統領が、3月16日に発表したウクライナへの具体的な支援策を振り返ると、スティンガー対空ミサイル800基、ジャベリン対戦車ミサイル2000基、攻撃用無人航空機(ドローン)100機、機関銃、榴弾発射器、小銃など合わせて7000丁、小火器弾薬および迫撃砲弾2000万発などとなっていて、CNNの報道では、発表の1週間後から、順次、ウクライナに配備されている。
これだけでも総額は8億ドル(1000億円)に上る。 戦争が始まって以降は、ウクライナの周辺国にも相当額の武器が売れたことだろう。
バイデン大統領が仕掛けた ロシア・ウクライナへの「甘いわな」
思えば、2021年9月1日、バイデン大統領はホワイトハウスで、ゼレンスキー大統領と会談している。この場で、バイデン大統領はウクライナのNATO加盟に、個人的見解としながらも理解を示し、ロシアの侵攻に直面するウクライナに全面支援を約束した。
ちなみに、バイデン氏が大統領に就任して以降、ホワイトハウスに招いたのは、ドイツのアンゲラ・メルケル首相(当時)に次いでゼレンスキー大統領が2人目だった。
44歳という若きウクライナの大統領は、78歳(当時)の老練な大統領にうまく乗せられたのである。
筆者は、この流れが、NATOの東方拡大を嫌うプーチン大統領の心に火を付けた とみる。
もともとアメリカは、ウクライナのNATO加盟には慎重な立場を崩していない。米大統領報道官のジェン・サキもすぐ、「ウクライナには、取らねばならない段階がある」と火消しに走ったが、プーチン大統領を刺激するバイデン大統領の動きは止まらなかった。
9月20日、バイデン大統領はウクライナを含めた15カ国の多国籍軍による大規模軍事演習を実施した。そして、10月23日には、ウクライナにジャベリン対戦車ミサイル180基を配備した。プーチン大統領がロシア軍をウクライナ国境に展開させたのは、これらの動きを受けた10月下旬のことだ。
しかもバイデン大統領は、12月7日、プーチン大統領と会談し、「アメリカ軍をウクライナに派遣することは検討していない」という考えを伝えている。これは「攻めるならお好きに」と言っているようなものだ。
これらから考えても、アメリカが、ロシアの軍事侵攻を可能にする方向に持っていったと考えていいのではないだろうか。(以上、記事の抜粋)
バイデン大統領は戦争を終わらせる気がないな、というのは誰もが感じているのではないでしょうか?「プーチンは戦争犯罪者」「プーチンは政権の座にとどまるべきでない」とプーチン・ロシアを徹底的に挑発し、あおり、一方ウクライナにはどんどん武器を送り、「プーチンを倒すまで徹底的に闘え」と戦争の火に油をそそぎ、プーチン政権が弱体化するまで、戦争を長期化・泥沼化させようとしている、と言えますね。
ウクライナを戦場にし、焼け野原にし、ロシアにもウクライナにも多くの尊い命を犠牲にさせ、一方アメリカは直接戦争に参加しないで軍需産業だけが大もうけする。理不尽としか言いようがありません。
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武器を送らせない闘いに立ち上がるイタリアの労働者たち
イタリアでは「武器を送るな!」のデモが行われ、空港労働者たちは「人道支援物資」に偽装した武器をウクライナに送るのをストップさせる闘いに立ち上がっています。
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Labour Heartlands
ウクライナを戦場にした後は台湾を戦場にしようとするバイデン大統領。自衛隊を戦争に参加させる「遠征前方基地作戦(EABO)」
バイデン大統領は「ウクライナを戦場にしてプーチン・ロシアと戦わせる」という戦争の次には、戦略的競争相手である中国を数年以内に叩き潰そうと、「台湾や日本の南西諸島を戦場にして、台湾軍と自衛隊に習近平・中国と戦わせる」新たな戦争を狙っています。
米海兵隊の新たな作戦構想「遠征前方基地作戦(EABO)」に基づき、奄美大島、宮古島、石垣島などを含む40カ所を軍事拠点として中国軍とミサイルを撃ち合う ことが想定されています。作戦が実行されれば、沖縄本島をはじめ150万人以上が生活する島々が、かつての沖縄戦や現在のウクライナ以上の地獄の戦場になってしまいます。
沖縄防衛で新たな「戦い方」模索 陸自と米海兵隊
台湾有事が発生し、戦火が沖縄県の離島に及んだとき、いかに中国に対抗するか。陸上自衛隊と米海兵隊が新たな「戦い方」を模索している。4日からは日米両部隊が島嶼(と…
産経ニュース
「沖縄を二度と戦場にしない」、市民が立ち上がる
「沖縄を二度と戦場にしない」 ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会が発足 軍事拠点化に危機感
沖縄が再び戦争の舞台となることを阻止することを目的に「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」の発足総会が19日、沖縄市民会館で開かれた。南西諸島で自衛隊やミサイル部隊...
琉球新報デジタル
自衛隊をこの作戦に参加させるため、バイデン大統領が5月22日に来日するそうです。
バイデン大統領 5月に日本と韓国を訪問へ
政府・自民党も「台湾有事」をあおり、戦争態勢づくりを急いでいます。
「台湾有事」煽り、戦争態勢づくり急ぐ安倍・自民 - アリの一言
<南西諸島に攻撃拠点米軍、台湾有事で展開住民巻き添えの可能性日米共同作戦計画原案>(24日付沖縄タイムス)24日付の地方紙各紙(共同電)は衝撃的でした。「自衛隊と米...
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アメリカの戦争はいつもウソのプロパガンダで始まっている
今回のウクライナ戦争でも、アメリカ側が流す真偽不明の情報がテレビ、新聞、SNSにあふれています。
これまでにも、アメリカは
ベトナム戦争⇒北ベトナムの魚雷艇がアメリカの駆逐艦に攻撃をしかけたこと(いわゆるトンキン湾事件)を口実に北爆を行い、本格的にベトナム侵略戦争を始めたが、後にこのトンキン湾事件がアメリカのでっちあげだったことが明らかになった。
湾岸戦争⇒クウェートに行ったこともないクウェート人少女のウソの証言で湾岸戦争を始めた
VIDEO
イラク戦争⇒フセインが大量破壊兵器を持っている、というウソのキャンペーンでイラク侵略を始めた。言わば無実の罪でフセインは殺され、イラクは焦土と化した。そしてこのアメリカの非道への怒りから2014年にはイスラム国が誕生してしまった。
ロシアのウクライナ侵攻は米軍のイラク戦争とどう違うのか|特別寄稿
米軍が8年9カ月後にイラクから撤退するまでに民間人16万人以上が死亡した。米軍は家探しをして反抗的な者を射殺、拘束し、アブグレイブ刑務所だけでも4500人が収監、拷問され、少なくとも250人は裁判も受けず、キューバのグアンタナモ基地で檻に入れられていた。
アメリカは参戦せず、他国どうしを戦争させる政策に転換したウクライナ戦争
しかし、こうしたやり方も今回のウクライナ戦争から大きく変わりました。 今まではアメリカも多くの戦死者を出しながら戦争を行ってきましたが、今回のウクライナ戦争では「アメリカは参戦せず、他国どうしを戦争させて軍需産業が大もうけ」という、更に悪質な戦争のやり方に変えてきました。
これから、台湾や沖縄を戦場にするための「台湾有事」のキャンペーンがアメリカや岸田政権によって大々的に始まると思います。
「戦時プロパガンダ」にだまされず、
一日も早くウクライナ戦争を終わらせること、
台湾、沖縄での「バイデンの戦争」を絶対に止めること これが今一番大事なことではないでしょうか。
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